第52話【近づく霧】
【ガルドブレッド】が一応の完成となった日の放課後。
御神霊は学園長経由で、こころの父親である純愛誠に、【心衛軍】の指令室に呼び出されていた。
南方へ偵察、および拠点の構築に出していた部隊との連絡が途絶えたとのこと。
以前に話した、【ジェネラルエレメント】の仕業なのか、あるいは別の何かなのか。それについて、意見を聞きたいと言って来たのだ。
「現在、南方へ展開している部隊は5つ。連絡が途絶えた部隊は、もっとも南下していた部隊でな。つまり、最前線でなにかあったという事だ」
「連絡が途絶えた、というのは? 定時連絡の時間になっても来ないということですか?」
「ああ、そうだ。極力戦闘は避け、いつでも撤退できるよにしておけという命令を出していた。つまり、奇襲を受けた可能性が高い」
「最後の定時連絡は? 何か変わったことを言ってませんでしたか?」
「最後の定時連絡は早朝……6時だったそうだ。その時は、特に【心蝕獣】の報告はなく、準備ができ次第、南下する旨を報告された。もっとも、朝靄が酷くて出発を少し遅らせると言ってきたようだが……よって、寝込みを襲われたという可能性は極めて低い」
「朝靄……?」
呟いた単語が、どうにも引っ掛かった。
というのも、もうすぐ6月になろうかというこの時期、酷い朝靄が発生するとは考え難いからだ。冬の朝ならばともかく、気温が上がり始める初夏のこの時期に、靄が発生するほどの気象条件が揃うとは思えない。
特異な場所なのだろうか?
「場所は? 山なのか、それとも平原なのか、わかりますか?」
「山を超え、その山間から少しだけ海が垣間見えたと言っていたが……これほど遠方に部隊を送ったのは、今回が初めてでな。詳しい場所まではわからんのだ」
「そうですか……」
そう聞いたあと、霊は静かに黙考する。
基本的に、都市外での活動を考えていないのが普通だ。
精々、【心蝕獣】を撃退するために外へ出る、という程度。あとは旧鉱山など、旧時代の遺物を回収するときに、少し遠出するときだけだ。
それだって、閃羽が見える位置である。
今回のように、完全に閃羽が見えなくなるほど遠くに行くなど、【心蝕獣】が現れてからの200年で、初めてのことだっただろう。
すべてが初めてのなかで、【心衛軍】は慎重に南下していった。
一定間隔で仮拠点を構築し、少しずつルートを開拓していく。定時連絡もそのためで、閃羽から離れれば離れるほど慎重に進むよう、厳に命令もしたとのこと。
その状況で、奇襲を受ける要素があるだろうか?
例え奇襲を受けたとしても、緊急連絡が出来ないほどだったのか?
「けっ。こりゃ決まりだなぁ? 霊よぉ」
「どういうことだ? 憤激くん」
口の端を釣り上げながら、憤激昂は霊に詰め寄った。
嫌な雰囲気を出す昂に、誠は不審感を持ったまま問うた。
「靄、つったらよ、もう決まりなんだよ。【ジェネラルエレメント】のなかでも、最高に厄介なタイプ。【ジェネラルミスト】……霧状の【心蝕獣】だ」
「霧状の……【心蝕獣】?」
「そうだ。霧そのものが【心蝕獣】でよ。コアを見つけるのも一苦労なんだよなぁ。
ってことで霊よぉ……もう他に選択肢は無ぇわなぁ? 純愛のやつ……純愛こころを連れていくしかよぉ」
「……」
珍しく、霊は沈黙。
こころが絡むことには即座に反応する彼が、彼女を戦場に連れて行けという昂の言葉に反論しなかった。
「【ジェネラルミスト】なるものは、それほどに厄介なのか?」
「霧の範囲が広すぎんだよ。【殺神器】ならいざ知らず、たかだか10万ちょっとの糸じゃ有効な索敵なんか出来ねぇよ。
それにな―――」
昂は霊から離れ、説明を続ける。
「【ジェネラルミスト】の厄介なところは、【ジェネラルメーカー】の特性も持ってるとこだ。【心蝕獣】を生み出す能力……霧のある場所に【心蝕獣】を出現させ、奇襲を仕掛ける。しかも霧の濃度を自在に操り、【心蝕獣】だけ見えなくすることもできる。
常時奇襲を受けるしかねぇ状況で、コアを探せるかぁ? ハッ。出来ねぇだろうがよぉ」
考えなくてもわかだろ。
そう言わんばかりに、誠を見下すような言動でくる。
いや、この場合は誠を、でなはなく、霊を、が当てはまるだろう。昂は霊を見ていないが、誰に向けて言っているのかは雰囲気でわかる。
「だから、そこそこでも使える【感応者】を使うしかねぇ。コアを見つけ出すまで、オレ等が守ってやる。霊ぃ、テメェもわかってんだろ? それしかねぇってよ」
水を向けられる。
霊は即答できなかった。
口を開き、しかし閉じてしまう。
霊は、昂を睨みつけながら、ようやく声を出した。
「【ジェネラルミスト】なら、【感応者】に干渉してくるかもしれない。最悪の場合、こころに危険が―――」
「だから【心合】をやれって言ってんだよ。増幅した【心力】を使えば索敵範囲は上がり、【ジェネラルミスト】の干渉にも耐えられんだろ? テメェが純愛を見捨てなきゃな?」
「それはないっ! ぼくがこころを見捨てるなんて、絶対にないっ!!」
「じゃあ死にもの狂いで守れや。それしかねえだろ?
それとも……オレが【力天使】として本気出していいのかよ? その方が手っ取り早いんだけどなぁ? 【ジェネラルミスト】ごと、この辺り一帯を消し飛ばしちまえばいいんだからよぉ?」
昂ならやれる。
100体のポーンアイズに対し、それらを殲滅するために巨大なクレーターを作ったことがある。そしてそれは、癇癪を起してやったものとはいえ、本気ではない。
本気でやれば……。
「それは許さない。そうする前に、昂……君を殺す」
「ハハハッ! 今のテメェに出来るわけねぇだろうがっ! オレは本気を出せるがテメェは出せねぇ。【ガルドブレッド】の実験の時みたいにはいかねぇぜ?」
本気でやれば、【心器】の性能差で霊が負ける。
どれだけ霊が戦術的有利に立とうとも、それを小細工として一蹴してしまう。
昂の言うことはハッタリではない。
【ガルドブレッド】の実験ではすぐに詰んだ昂だが、実はあの状態でも逆転することはできた。しかしそうすれば、実験棟はおろか学園……さらには閃羽そのものを吹き飛ばしてしまっただろう。
「純愛の奴を連れて行け。そしてアイツは、コアを見つけ出すまでテメェが守れ。これがたった一つしかない唯一正しい答えだ」
霊は理解していた。
昂は、本気でこの事態を……【ジェネラルミスト】を殺しにかかるつもりだ。手加減はできない相手で、しかしその状態でやらなければならない。
そんなハンデを好き好んで背負うことを、昂はしない。全力をもって虐殺する。それが昂の【戦える】理由。
で、あるならば……別の力を使って【心蝕獣】どもを皆殺しにするしかない。
こころを利用する以外に、ない。
◆ ◆ ■ ◆ ◆
音信不通となった偵察部隊の捜索のため、霊たちは【心衛軍】に同行。
霊たち、と言っても、今回は第7チーム全員ではない。
連れて来たのは、昂と照討準。そして純愛こころの三人。
他のメンバー……針村槍姫と戯陽朗の二人は、置いて来た。
想定される相手が相手なだけに、危険と判断したから。
また、【心衛軍】からは20名が参加。
内二人はNo.1ナイトクラスの誠と、No.5ナイトクラスの大和守鎖之の二人が来ている。
他のナイトクラスは、閃羽の防衛のために残留。
総勢24名で、救援に来ていた。
「あ、あの、御神くんは、ずっと前にいるつもり、かな?」
移動はもっぱら、軍用トラックでの移動である。
4台のトラックが列を成し、旧文明が残した道路(といってもボロボロで、かなり揺れるが)を走る。途中、道が切れているところもあったが、オフロード対応型だったので特に支障はなかった。
「お父さんと話があるみたいなんですけど……」
「め、珍しい、よね? 御神くんが純愛さんのそばにいないって……」
そのなかの1台には、霊たちをはじめとする主要メンバー……昂と準、誠、守鎖之、そしてこころの計6人が乗っていた。
このトラックは誠が運転しており、助手席には霊が乗っている。
残りの4人は後ろの荷台におり、据え付けられているシートに座っていた。
「そう…ですか? 学園でも、離れてるときは離れているんですけど……」
「で、でも、いま僕らは、とと、都市を離れて、外の世界にいるんだよ? さ、最悪のことを、常に念頭に置いてる、みみ、御神くんらしくない、っていうか……」
「同じ車両に乗ってるからじゃないですか? それに、私にばっかり構っていられないと思うんです。【心蝕獣】のことは、霊くんが一番よく知っているわけじゃないですか。色々準備もあると思うんです」
そうは言ったものの、やはりというべきか、少し寂しい思いもあった。
無論、この車両には霊と同じクラスである昂も乗っているから、【心蝕獣】に襲われても大丈夫だということは分かっている。
それでも、いま自分達はかつてないほど都市から離れて行動しているのだ。不安な気持ちが抑えられなくて、だから好きな人にそばにいて欲しいと思う。
一方で、後部で話題に上がっている霊は、深刻な様子で誠と話していた。
「誠さんは……反対しないんですね」
「ん? こころのことか?」
「はい……だって、貴方の娘でしょう? これから、死ぬかもしれないっていう戦いに出すのは、反対なんじゃありませんか?」
「そうだな。反対だ」
迷うことなく、あっさりと誠は認めた。
もっと苦悩するかと思っていただけに、霊はめずらしくムキになってしまう。
「なら、どうしてっ……どうして反対しなかったんですか……」
「必要なのだろう? 【ジェネラルミスト】を倒すためには……閃羽が無事でいるためにはな」
これもまた、あっさりと言ってのけた。
それが本心かどうかは別として、誠は娘を危険に晒すことを、対極のために厭わないと言っている。
「必ずしもというわけじゃない。こころがいなくても、コアを見つけ出すことはできますっ。難しくなるってだけで」
「そうだ。難しいのだろう? そして仮に、コアを見つけ出せたとしても、君は無事でいられるのか?」
勝てるには勝てるだろう。
だが、タダで勝てるほど甘い相手では無い。何かを犠牲にするか、もしくはさせなければならない。
そして誠は、犠牲という数量に、霊自身が入っているのであろうことを理解していた。
「そう言い切れる保証ないのだろう? 傷だらけの君を見て、娘は悲しむ」
「戦う以上、どんなに有利でも負傷しない保証は、ありません……。だから、ぼくが傷付いたって―――」
「それでこころを守れるなら、君自身は構わないのだろう。だがな、あいつはそういう訳にはいかない。
霊くん。君が弦斎さんと閃羽を離れてから、こころはしばらくの間、君を想って毎日泣き続けていた。そうすることが必要であることを、幼いながらも必死に受け入れ、そしてただ君が無事で帰ってきてくれるようにと、泣きながらずっと、祈っていたのだ。
君は、もっと自分自身を大切にするべきだ。【一度死んだから】という理由で、死んだことのない生きている者を最優先にすることはない」
戦う以上、戦う者が犠牲になるのは必然。
しかし霊の場合は、こころを守るためにまず自分を犠牲にする。掛かる負担を分散すればいいのに、それをしない。
その異常なまでの自己犠牲心は、一度死を体験したからなのだが……。そしてそれがトラウマになっているからでもある。
その結果、普通ならもう一度死ぬことを恐れるものになる。しかし、霊の場合、ある事が原因でまったく違う方向……違う恐怖を持つこととなった。
「それでも……あの【死ぬ】という感覚を、こころに味わってほしくない。ぼくが死んだときでさえ、彼女は壊れた……だったら、なおさら……」
霊が死んだとき、そばに居たのはこころだ。
死ぬという感覚に恐怖していくなかで、こころの、死んでいく己を見ているところを見て、思ったのだ。
こんな怖い思いを、こころにしてほしくない、と。
死という極限状態で、尋常ならざるベクトルが霊の精神に働いた。
その結果が、霊のFランクたる精神性を形作っている。
「逆ではないかな……」
霊の精神が、どのように歪み、形成されたかを、誠は弦斎から聞かされていた。
だから彼のことを、少なくとも常人よりは理解している。そして、言葉も掛けられる。
「君が死んだから、娘は弦斎さんに記憶を封印してもらわなければならないほどショックを受けた。
君が自分の死よりも、こころの死を恐れているのと同じように、娘も君の死を、自分の死よりも恐れているのではないか……。
最近のあの子を見ていると、そう思えてならん」
霊がいなくなって泣き続けていたこころは、それでも時が経つにつれ、人前で泣くことはなくなった。
それでも、ふとした瞬間に泣いていることがあった。学校ではそんなこと無かったようだが、たまに家では泣いていた。
だが、霊が戻ってきて、そんなことはなくなった。夜中、娘のすすり泣く声を聞くことがなくなった。
父親としては複雑な心境だが、それでも娘の悲しそうな顔を見ないで済むようになったのは、とても喜ばしいことだ。
しかし代わりに、いま誠が言ったようなことを感じるようになった。
一度失い、再び手に入れた幸せ。
それを失うまいと、どこか必死さを感じさせるのだ。近頃のこころは。
「それでも……ぼくは……」
傷付いてほしくない。
そう思われていても、傷付いてほしくないのは自分も一緒で、そういうところは我を通してしまう。
おそらく、この会話は無意味だ。
霊の考えが変わらなかったことを、誠はこのあと思い知ることになる。
◆ ◆ ■ ◆ ◆
「……そろそだな」
「え? ふ、憤激くん?」
徐に、昂が伸びをして体をほぐし始めた。
程なくして、トラックが停車。前の席から、霊と誠の下りる音がした。
「【ジェネラルミスト】の領域に入った。おら、テメェら、【心蝕獣】どもをぶっ殺す準備はできてるかよ?」
昂は口の端を釣り上げながら、楽しそうに周りの者達を見回す。
心底、【心蝕獣】と戦える……いや、殺せることが楽しみなのだろう。
それだけに、これで味方の士気が高まる……とはいえない。むしろ不謹慎だ。
だからこそ、この男は許せなかった。
「いちいち命令するな。本当に不愉快な奴だ」
「ああん? オレは準備できてるかどうか聞いただけだぜ? 大和よぉ、ビビり過ぎて聴覚が機能してねぇのかぁ?」
「貴様っ……」
安い挑発だが、Fランクを侮蔑する守鎖之には我慢できなかった。
立ち上がり、昂に詰め寄って睨みつける。
「ちょちょ、ちょっと二人とも! もう敵がすぐそこにいるんでしょ!? 喧嘩してる場合じゃないよ!!」
「憤激くん、守鎖之くん、やめてくださいっ!!」
一触即発の雰囲気を感じ取り、準とこころが二人を止めに入る。
その直後、ドアが開かれ、霊が入って来た。
「いくよ」
霊は剣呑な雰囲気を無視。
積まれていた【ガルドブレッド】を両肩に装着し、再び外へ出ていく。
「おっしゃ。さっさとコア見つけて、ぶっ殺してやるぜゴラァ」
あとに続いて、昂も外へ。
守鎖之はまだ何か言いたげだったが、こころと準が外に出て行くのを見て、自身も続いた。
トラックの外に出ると、少し霧が出ていた。
雲の中……というほどではないが、太陽が少しばかり遮られていて、昼間なのに陰っている。
「少し……霧が出てますね。これが、【心蝕獣】の一部、ですか?」
「そう……そして、もうここは……」
霊のそばに寄り、当たりを見回しながら問いかけるこころ。
その問いかけに応えている最中、突如、二人の周りの霧が濃くなった。
「御神くん! 純愛さん! 後ろ!!」
準が叫ぶ。
濃くなった霧から、緑色に発光する甲冑……ナイトクラスの【心蝕獣】、ソードナイトが現れたのだ。
二人の背に向けて、剣を振りおろそうとするソードナイト。しかし、霊の【ガルドブレッド】が稼働し、背後の【心蝕獣】を殴打。
態勢を崩したソードナイトに、【ガルドブレッド】から青く光る糸が吐き出され、貫いた。
「ここは、戦場だよ」
糸で貫いたまま、空中へ放り投げられるソードナイト。
そして【ガルドブレッド】から射出された糸が複数組に分かれて束ねられ、様々な武器を構築。
ソードナイトが地面に落ちたと同時に、糸で構築された武器が殺到。ハンマーで潰されたり、槍で貫かれたり、様々な方法で滅多打ちにされ、絶命した。
「だから……君はぼくから、離れないで」
霊はこころの手を握り、周囲を警戒する。
有線式誘導兵器である【ガルドブレッド】は、肩部に設けられた機器から【心力】の糸によって操作され、空中を浮遊。
霊とこころを守るように、二人の傍らに控えて迎撃の態勢を取っている。
同時に、周囲の霧が濃くなり、【心蝕獣】たちがその姿を見せ始めた。
◆ ◆ ■ ◆ ◆
霊たちが戦闘を開始したころ、その近くの山林に、霊たちとは別の複数の人間がいた。
先頭を歩く一人の男が、戦闘音を耳にして歩みを止める。
男は、左腕を失くしていた。
裾がひざ裏まで届きそうな藍色のコートを羽織っており、ハリネズミのように髪がツンツンと尖っていいて、染めているのかオレンジ色をしている。
「んあ? あれっておまえさんらのお仲間かい?」
「?! そ、そうです! おそらくは、救援に来たのかと……」
隻腕の男が指を指した方向は、今まさに戦闘中の【心衛軍】の姿が。
問いかけられた兵士は、霊たちが探している、南方に出ていた偵察部隊の人間。他にも数人がおり、傷付いてはいたが命に別状があるような者はいなかった。
「おんや~? あいつ……それとアイツ……霊と昂か? ってことは、アンタら閃羽の人間さん?」
「ええ、そうです。御存知なのですか?」
「まあ、オレらのリーダーの故郷だからなぁ。それに、色々と特別な場所ってことで、オレ達の間じゃ有名だしよ~」
隻腕の男は愉快そうに笑い、また霊たちの姿を見て懐かしむように目を細めた。
だがすぐに表情を引き締め、再び歩き出した。
「しかし、マズいな。この【心蝕獣】を率いているのが、主天使【キュリオテス】だってこと、伝えねぇとな」
隻腕の男は、背中からライフル型の【心器】を取り出し、【心力】を込めはじめた。
このライフル型【心器】も、昂がもつガントレット型【殺神器】のように、異様な雰囲気を出していたのは、言うまでも無い。
ちょっと不調。
残暑が厳しいからなのか、それとも最近あまり本を読んでいないからなのか……。
うまいこと地の文がでません(^ ^;