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第5話【ゴミ掃除】


 これから祭りでも始まるのか?

 そう問いたくなるほど、霊は大勢の生徒たちの視線に晒されていた。


 霊たちは屋内型訓練施設から場所を移し、コロシアム型の訓練施設に移動。

 訓練施設というより闘技場と言った方がしっくりくる場所で、周囲には観客席もある。

 その観客席はほぼ満員。


 その目当ては、閃羽で5人しかいないナイトクラスの一人、大和(おおわ)守鎖乃(すさの)の姿である。

 最年少ナイトクラス・大和守鎖之の決闘。

 これを見ようと集まったのは、何も学園の生徒や教師たちだけではない。


 閃羽防衛軍の関係者も、時間の空いている者が観戦にやってきていた。


 その軍関係者は二人の男女。


「大和くんは注目されていますね。しかし相手はFランクの子だという話ですが……」


 一人は四角いフレームのメガネを掛けた理知的な女性。

 黒いビジネススーツを纏い、鋭く細められた目はどこか秘書然とした雰囲気を醸し出していた。


 閃羽心衛軍のNo.4ナイトクラス、冴澄(さえずみ)理知子(りちこ)中尉。


「ただのFランクではない。彼は……霊くんは弦斎(げんさい)さんのお孫さんだ」


 もう一人は屈強な身体と厳しい顔つきを持つ壮年の男性。

 連れの女性以上に鋭い視線は、一般の人間であれば緊張で閉口してしまうほどだろう。

 こちらの男性もビジネススーツだが、肩幅が広い所為か軍人という雰囲気が滲み出ていた。


 閃羽心衛軍のNo.1ナイトクラス、純愛誠(じゅんないまこと)。こころの父親である。


「弦斎様の?! しかしFランクでは、大和くんの相手にはならないでしょう……」

「逆だな」


 理知子の言葉を否定。

 否定された彼女は何を根拠に……と言いたげな目でチラっと誠の方に視線を向けた。


「もし霊くんが弦斎さんから【継承】を済ませているのであれば、大和ていどでは噛ませ犬にすらならん」

「Fランクでありながら、弦斎様のような強大な力を継承している、と?」

「冴澄中尉はランクに拘り過ぎだな。それではいつか痛い目をみるぞ?

そうだな……良いことを教えてやる。弦斎さんのランクはな……霊くんと同じFランクだ」

「っ?! そんな……あの方が? 嘘でしょう……Fランクの人間があんな力を持つなど、聞いたことがありませんよ」

「上層部は隠したいことが山積みなのさ。そしてもし、霊くんが本当に【継承】を済ませてここに帰ってきたとすれば……お偉方は失禁どころの話ではなくなるだろうなぁ」


 誠はどこか楽しそうに、しかし人目を憚るように静かに笑った。




◆ ◆ ■ ◆ ◆




「証人は多ければ多いほど良い。Fランクの卑しい人間が、Sランクとチームを組むことの愚かしさを、大勢の人間の前でわからせてやろう」


 数千人を収容できる観客席がほぼ満杯。

 これだけの人数、呼び込まなければ集まることはない。つまり、呼び込んだのだ。


 霊が【心器】を注文し、守鎖乃が掛け合いすぐにでも手元に届くよう計らった。

 守鎖乃が霊と決闘するためである、という理由を説明し、全校生徒に広めるようにもしたのだ。


 本来【心器】は入学前に注文しておくもの。

 しかし霊は入学が遅れたうえに、自分が慣れ親しんだ【心器】と同型のものが見つからなかったため、今日まで注文していなかった。

 とりあえずということで頼んだ【心器】も手続き諸々を含めれば、手元に届くのに一週間はかかる。


 だがナイトクラスである守鎖乃の計らいにより、先刻注文したにも関わらず【心器】が届けられた。


「はあっ、はあっ、遅れてごめんなんだなぁ~」


 人一人が抱えるような鉄製の箱。

 それを乗せた荷台を押す生徒が、大急ぎで霊のもとへやってくる。


 【心器】を運んできたのは【心理工学科】の生徒。

 彼はダナン・デナン。【心理工学科】の3年生。とてもふくよかな体系、いわゆるポッチャリ系で、言葉も随分のんびりした口調。

 胸部のボタンがはち切れんばかりに伸びた若草色のツナギと、ゴーグルを額に付けた工学系の男子生徒だった。


「待ちくたびれたぞ。一人分の【心器】くらい、もっと早く用意できるはずだが?」

「スペアはあっても個人設定を済ませなきゃ、危なくて渡せないんだなぁ~。それに今日入学してきたばかりの生徒だから、本当は検査とかしなきゃいけないんだなぁ~」


 上級生に対してぞんざいな口調の守鎖乃。

 しかしダナンは気に障った様子も無く、手早く鉄製の箱を開封。

 そのなかには数振りの刀がいくつか保管されていた。


「とりあえず色々持ってきたんだなぁ~。【心力】を通して感触を試して欲しいんだなぁ~」

「ありがとうございます。えっと……」

「僕は【心理工学科】の3年生で、ダナン・デナンっていうんだなぁ~」

「ダナン先輩ですね。自分は御神(みかみ)(くしび)です。すみません、急な無理を聞いてもらって……」


 無理強いしたのが守鎖乃とはいえ、原因は自分であると考えているので霊は謝罪の言葉を述べる。


「気にしないで欲しいんだなぁ~。こういうことは、割と良くあることなんだなぁ~」


 霊の謝罪を笑って受けるダナン。

 人を和ませる雰囲気が広がったように感じたのは、ポッチャリ系ゆえか……。


「ですが重ねて、ありがとうございます。早速触っても?」

「もちろん。でも、急なことで個人設定がまったくされてないから、使い勝手は悪く感じるかもしれないんだなぁ~」


 【心器】は心の力に反応する。

 心の力は十人十色。人によって当然異なるので、個人用の設定をしなければ十分な性能が発揮されない。

 【心力】が上手く通らなかったり、最悪の場合は性能が低下する事態も起こりうる。


 ダナンが気にしているのはそこだった。


「……これが良さそうですね」


 箱の中から一振りの刀を手に取る。

 青い柄に、美しい波紋を広げる刀身。それ以外の外装は至ってシンプルだが、このなかで霊の目に止まった刀はこの一振りだけだった。


「あ、それは僕が製作した【心器】なんだなぁ~」

「すごいですね……他の【心器】とは一線を画していると思いますよ」

「褒めてくれて嬉しいんだなぁ~」


 軽く振って刀の感触を確かめる。

 悪くない……【心理工学科】のレベルが高いのかとも思ったが、霊はすぐにそれを否定。他の【心器】を見る限り、ダナンが作ったというこの刀は抜きん出た完成度を誇っている。

 それはつまり、ダナンが優秀な技術者だということだ。


「Fランク、【心器】は決まったか? ん……?」


 霊の選んだ【心器】を見て、守鎖之が怪訝な顔をする。

 しかし次の瞬間、口の端を釣り上げて見下した笑みを霊に向けた。


「おいおい、いくら勝ち目がないからといって、刀を選ぶか?」


 守鎖之の言葉に、その取り巻きたちが一瞬静まり返る。

 しかし彼と同じく、すぐに霊を嘲笑った。


「刀型の【心器】は【心力】を通しにくいんだ。そんなことも知らないのか? やはりFランクだな」


 理由は定かではないが、剣に比べて刀の【心器】は【心力】と相性が悪いとされている。

 刃物系に【心力】を通せば切断力が増すが、刀だけはそれが上手くいかないことが多い。それでも刀剣類としては最上級の性能を誇るため、武器としては申し分ない威力を誇るのだが……。


「この都市で刀の【心器】を十分使える人間は少ない。おまえ如きが……使えるわけがない」


 それでも【心力】を纏わせ【心器】として十分に使う人間は存在する。非常に希少な存在だが。


「使えようが使えまいが、君には関係無いことだと思うけど?」

「……そうだな。まともな抵抗もできず、無様に地面に這い蹲ればいい」


 一々癪に障る言い方だが、守鎖之はすでに諦めていた。

 所詮はFランク。最低で卑しい心しか持たない下等な人間相手に激昂するのも面倒。


 どうせこの決闘は自分の勝利で終わる。それを守鎖之は確信している。何故なら相手は、使えるかどうかもわからない刀型の【心器】を使おうとしているのだから。


 勝負にすらならないと思っていた。


「ね! ね! 御神くん大丈夫かな?! 刀型ってすごい難しい【心器】のはずだよね?!」


 闘技場の離れたところ……チームメンバーが控えるための場所として設けられたベンチでは、第7チームのメンバーが行く末を見守っていた。


「ああ……【心力】を纏わせ辛いらしいな。だがこころの父上……純愛誠大佐は使えるんだったな?」


 朗の疑問に答える形で槍姫が解説をし、次いでこころに話題を振る。


「うん……慣れと練習が必要で、あと才能もいるって聞いてるけど……」

「使い慣れていないタイプの【心器】……よりにもよって、などと思ったが……」

「でもでも! 御神くんならあっさり使っちゃいそうじゃない?」

「そうだな……色々と規格外だというのは先ほど理解したし、心配する必要はないのかもしれんな」


 やがて場内が騒がしくなりだす。

 今回の決闘を仕切る審判員がやってきたのだ


「そんじゃあ始めるぞ? 一応決闘だからな。オレが審判を務める」


 そう言ってやって来たのは、篤情教官。

 正式な決闘は審判立ち会いのもとで行わなければならない。


 心皇学園では私的な戦闘は御法度なのだ。


「相手を戦闘不能にするか、もしくは気絶させたら勝ちだ。降参は認める。

 それと注意事項として、この心皇学園において、審判立ち会いのもとでの決闘で相手を殺したりしても、罪にはならない。それが戦闘学科たる所以でもある。とはいえ、なるべく殺すなよ? おまえらまだ学生なんだからな」


 通常はそうなる前に、審判が止める。

 いくら【心兵】という兵士を養成する学校とはいえ、学生にそんな真似はできるだけさせない。


 なら決闘を容認するなと言いたいだろうが、力を持て余しがちなガキを抑えつけるのは骨が折れる。だから決闘で解消させなければならないのだ。


「それでは、一年一組、大和守鎖之。おなじく御神霊。両者の決闘を篤情竹馬(あつじょうちくば)が取り仕切る。

 両者、準備はいいな? ……はじめっ!!」


 篤情教官の合図で、守鎖之が前へ跳び出す。

 白い両刃剣型の【心器】に白い【心力】を纏わせ、霊に切りかかる。


「一撃で終わりだなっ!!」


 霊の脳天めがけて振り下ろされる、白い剣。


「……っ」


 霊も刀を構えて迎え撃つ態勢をとる。

 振り下ろされる守鎖之の剣に対し、刀を振り上げる。しかも、片手で軽く。


 剣と刀の衝突によって甲高い音が響き、同時に火花が散った。


「なっ?! 【心力】も纏っていないのに、なぜ弾かれる?!」


 狼狽する守鎖之。

 本来であれば、霊はその隙だらけの振る舞いを攻める。しかしそれをしない。

 この男は単純な力比べに負けないとわからない。理解しない。できない。


「くそっ!! Fランクのくせにっ!!」


 だから、正面からぶつかり合う。

 白い【心力】を纏う剣のことごとくを、青い刀で弾いていく。


「す、すごいすごい! 【心力】も纏わせていないのに互角に戦ってるよ!?」

「あの【心器】に何か秘密があるのか? いや、それはないか。今日手に取ったばかりで個人設定もされていないだろうし……」

「違う……霊くんは、ちゃんと【心力】を纏わせてる……」

「「え?」」


 あれこれと思索する朗と槍姫の会話に、こころが静かに否定する。

 その瞳は、視線は、霊を凝視していた。


 一方の守鎖之はさすがに焦っていた。焦りが焦りを呼び、そして疑念を生みだす。


「っ!! おい工学科の男! あの【心器】に何か細工でもしているのかっ?! そうなんだろ?!」


 【心力】を纏わせていない【心器】に弾かれる。決闘中だというのに、ありえない事態に守鎖之の思考は熱くなっていた。


「何を言ってるんだなぁ~。ちゃぁ~んと御神くんの刀を見ていれば、【心器】に【心力】が纏われていることが分かるはずなんだなぁ~」

「馬鹿なっ! オレが見逃しているとでもいうのか?!」

「その通りなんだなぁ~」

「ダナン先輩。先輩の無実を証明するためなら、事実を説明してくださって結構ですよ」


 自分に対して呆れるほど無防備かつ隙だらけな守鎖之。しかし霊は攻めることはない。

 先述したように、正面から力で圧倒しなければ彼は納得しないからだ。


 とはいえこのままでは勝っても納得しないだろうという事で、理不尽に責められているダナンに助け船を出した。


「ん~本当は決闘に口を挟むのはいけないんだけどなぁ~。御神くんが良いって言うなら、説明するんだなぁ~。

 御神くんは剣戟の瞬間、大和くんの剣を弾く瞬間だけ、【心力】を一瞬だけ纏わせているんだなぁ~」

「……は? なんでそんなことをする必要がある?」

「それは知らないんだなぁ~。【心力】の節約か、あるいは瞬間的にしか纏わせられないのか……」

「そんなバカな話があるか!! おいFランク!! どういうことだっ!!」


 ダナンの緩い話し方にイラついた守鎖之は、直接本人に問い質す。


 だが問われた霊の反応は淡白だった。


「……幸せ者だね。そうやって質問したら、実際に戦う【心蝕獣】が答えてくれると思ってる?」

「っ!? 調子に乗るなと言ったがな? 分を弁えろとも言ったがな!?」

「……もう覚えてない」


 呆れかえってまともに返答することすら億劫になってきた。

 そんな心情を態度で丸出しにし、ため息とともに守鎖之を迎え撃つ霊だった。




◆ ◆ ■ ◆ ◆




 場所は観客席の二人に戻る。


 誠はダナンの説明を聞いて顔を綻ばせていた。


「ほほう……あのぽっちゃりした生徒、なかなかの観察力じゃないか。将来有望だな」

「た、大佐……ど、どうしてそんな笑っていられるのですか……」


 理知子の方は誠と対極。

 その顔は青褪めており、全身がガタガタと震えている。


「か、彼の【心力】は異常です……一瞬であんな高密度の【心力】を出すなんて……人間じゃありません」


 両腕で自分を抱きしめるようにし、必死で震えを抑えようとしている。

 が、霊が瞬間的に【心力】を出力すると恐れるように身体が撥ねていた。


「弦斎さんもあれくらいは出来ていたがな。いや、霊くんの【心力】はそれ以上……間違いない」


 誠の目が霊を食入る様に見つめる。


「霊くんは弦斎さんから【殺神者】としての力を【継承】している。上層部にとっては死神の再来だな」


 確信を持って言う誠。

 知っているからこそ、そして体験したことがあるからこそ、霊のことを理解していた。


「しかし……普通の【心器】では霊くんの【心力】には耐えられんだろう。このままではオーバーヒートするぞ」


 霊の持つ刀の【心器】に異常が発生したのは、誠が呟いた直後だった。




◆ ◆ ■ ◆ ◆




 守鎖之の激しい剣戟を捌きつつ、霊は手に馴染む刀型の【心器】に感心していた。


(久しぶりに普通の【心器】を手に取ったけど、ダナン先輩のはよく出来てる……)


 この学園の三年生といえば17歳~18歳。

 その歳でナイトクラス専用にフルカスタマイズされたという守鎖之の【心器】とやりあえる。驚嘆すべき技術力だ。


 現に、守鎖之の両刃剣型の【心器】は刃こぼれしてきている。


 では霊が使っている刀型の【心器】はというと……ほぼ無傷。

 ダナンが指摘したように、剣戟の瞬間だけ【心力】を纏わせ【心器】を強化。

 それに加え、霊の【心力】は膨大かつ高密度。つまり【心力】の量・質ともに常人の……ひいては守鎖之のそれを遥かに超えている。


 【心器】の性能では劣っていても、纏わせる【心力】で圧倒しているため、両者が使う【心器】の状態に大きな差が出ているのだ。


(でも、あと数手が限界かな……)


 強大な【心力】ゆえに、普通の【心器】では処理し切れないほどの負荷が掛かる。

 普通はそんな状態は起こらないのだが、霊は普通ではないため【心器】に過負荷が掛かり、そのうち使い物にならなくしてしまう。


 やがて、刀から煙が上がり始めた。


「霊くん?!」

「【心器】の故障かな?!」

「個人設定がされていないんだ……当然と言えば当然だが……」


 異常事態に三人娘が腰を上げ、心配そうに霊を見守る。


 そして霊と戦っている守鎖之はというと、煙を上げ始めた【心器】を見て口の端を釣り上げるようにして笑った。


「くっくっくっ……クハハハッ……。そうかそうか、そういうことか」

「……」

「Fランク。おまえ、一瞬の間しか【心力】を纏わせられないんだろ? だから【心器】に負荷が掛かる。そんな不安定で雑な使い方をすれば、【心器】も故障を起こすだろうよ」


 守鎖之は、霊が歪な使い方をするから【心器】が故障したのだと考えた。

 Fランクの人間が、扱いの難しい刀型の【心器】を満足に使いこなせるはずがないという、偏見と先入観に満ちた結論。


 自分の圧倒的優位性は、実は覆っていなかった。慢心と自尊心が守鎖之を満たし、勢いを付けさせた。


 その勢いの所為かどうかはわからない。

 が、次の一撃が刀を破壊した。


「っ?! 霊くんっ!!」


 異常をきたしていた刀は脆くなり、とうとう折れてしまったのだ。


「これで終わりだなっ! Fランク!!」

「だめっ! 守鎖之くんっ!! やめてぇぇえええ!!」


 霊に迫る白い斬線。

 闘技場に響き渡るこころの絶叫。


 次の瞬間……闘技場は静まり返った。


御神(みかみ)(くしび)―――――主人公。Fランクの落ち零れとされているが、膨大な【心力】を有する謎の少年。

純愛(じゅんない)こころ―――霊の美少女幼馴染。数少ない【感応者】。

針村槍姫(はりむらそうき)――――背の高いクールな少女。こころの親友。

戯陽(あじゃらび)(ほがら)―――――いつも元気で明るい少女。こころの親友。

大和(おおわ)守鎖之(すさの)―――Sランクにして最年少ナイトクラスの少年。こころの幼馴染。

篤情竹馬(あつじょうちくば)――――霊たちの担当教官。ズボラな性格だが閃羽のNo.2ナイトクラス。

●ダナン・デナン―心理工学科のぽっちゃり系3年生。【心器】に関する技術はなかなかのもの。

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