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第39話【心合②】

本当はこのお話で終わる予定だったのですが……予想外に凱が暴走w


次話で終わる予定です<(_ _)>





(むむむっ……つまらんっ。実につまらんぞぉぉぉおおおっ!)


 ここは心皇学園3年4組の教室。

 その教室の、一番後ろの窓際の席で、規格外な問題児(アウトスタンダード)と呼ばれている赤い短髪の男子生徒、輝角凱(きかど がい)が、心中で雄叫びを上げていた。

 見た目には、腕を組んで静かに教官の授業を聞いているようだ。しかし音を立てない程度に貧乏ゆすりをしている。


 はっきりいって、退屈で退屈で仕方が無い。凱は今にも叫びたい衝動を必死に抑えていた。


 そんな彼に、一つの転機が訪れる。


 授業中であるにも関わらず、堂々と空けられたドア。

 静まり返る教室。

 そしてそのドアから入って来たのは、黒い長髪の男子生徒。


「輝角、お前がいつも話題にしていた後輩が、なにやら面白いことをやっているそうだ。見に行かないか?」


 いきなり現れ、教室中の注目を集める中、それでも意に介さず用件だけを言う黒い長髪の男子生徒。


「なにっ!? それは(まこと)か火村!!」


 黒い長髪の男子生徒を、凱は知っていた。

 同じチームであり、凱の奇行に涼しげな顔で付いてくる数少ない理解者。


 火村瀬名(ひむら せな)


 彼の話を聞いて、凱は何の躊躇も無く教室を出て行こうとした。


「ちょ、ちょっと待て貴様ら!! 今は授業中だぞ?!」


 そんな凱と、そして瀬名に対して怒鳴りつける教官。

 しかも瀬名は、遅刻してきたにも関わらず、堂々とサボろうとしているのだから許す訳にはいかない。


「ええいっ! 邪魔をするな駄教師がっ!! 貴様のつまらん授業など聞いていられるか!!」


 ビシっ、と人差し指を教官に突き付け、堂々と大声で叫ぶ凱。


 当然、面と向かってそんなことを言われた教官が、怒らないわけがなかった。


「なっ……き、輝角ぉぉおおお!! 貴様自分が何を言っているのか分かっているのかっ!?」

「輝角。すでに始まっている。終わる前に見に行きたい。先に行っているぞ」


 そう告げて、颯爽とその場を後にする瀬名。

 後ろから教官が何か怒鳴っているのを華麗に無視し、廊下を歩いていく。


『フッ、邪魔をするというのなら、例え教官と言えども手加減はせぬっ!』

『輝角ぉ……いつもいつも、貴様は授業を妨害しおってからにぃ……今日という今日は、その根性を叩き直してやる!!』

『ぶわははははっ! 笑止!!』


 そして、机や椅子がひっくり返るような物音と、生徒たちの悲鳴が廊下に響き渡る。


 だが、それもすぐに止んだ。

 瀬名の後ろを、軽快な足音が追ってきた。


「速かったな、輝角。なにをした?」

「なぁに。ちょっと駄教師にキンテキをかましたまでよ。戯れる時間も惜しいのだろう?」

「ふっ……後でどうなっても知らんぞ?」


 男の急所を狙われた教官に、一瞬の黙祷を捧げつつ、足を急がせる。


「して、火村よ。御神たちはどこで、何をしておるのだ?」

「野外訓練場で、チーム戦を行っている。参加しているのは、その後輩のチームのうち、女子3人。相手は最年少ナイトクラスが率いるチーム6人」


「ほほう。倍の戦力差……しかも女子3人だけとは……」

「さらに、その御神という子を守らなければならない、いわゆる護衛対象の防衛。御神がやられれば負けだ」


「……それは、勝負にならんな。あいつを倒せる者など、この学園はおろか、この閃羽にもおらんぞ?」

「戦闘には参加しないという条件らしいがな。おまえがそこまで言う後輩たちだ。私としても、興味深い」


 瀬名は含んだような言い方をし、歩を速める。


 向かう先は、霊たちが戦っている訓練場。

 授業中であるため、道行く廊下は教官の弁以外は聞こえない、静かなものだ。


 だが校舎を出て訓練場に近づいていくと、爆音が聞こえてくる。


「ほぉ……派手にやっておるようだな」


 連続で響く爆音は、戦闘の激しさを物語っている。凱は頷きながら、観戦席へと向かう。


 すると、そこには見知った顔がいた。


「あ、きき、輝角先輩……? ここ、こんにちは」

「んあ? なんでアンタがここにいんだゴラァ?」


 件の第7チームのメンバー、照討準(てらうち じゅん)憤激昂(ふんげき こう)だ。


「おまえ達がおもしろい事をやっていると聞いてな。事実、なかなか面白いことになっているではないか。あの3人娘で、大和率いる第1チームを圧倒している……実に愉快痛快な話だ。ぶわははははっ!」


 第1チームは6人。うち、守鎖之は単独で霊を狙っていて、それを純愛(じゅんない)こころがビットの包囲網で阻む。あとの第1チーム5人は、第7チームの針村槍姫(はりむら そうき)戯陽朗あじゃらび ほがらに押されており、時期に決着がつくであろうと思われる。


「けっ。オレや霊がわざわざトレーニングをつけたんだぜ? これくらいは当然だゴラァ」

「ああ、あのっ、ところで輝角先輩……そそ、そちらの方は……?」


 見慣れぬ人物がいて、人見知りが激しく小心者な準が、恐る恐る聞く。


 凱の隣に立つ人物は、昂よりは背が低いが、凱よりは高い、という、おそらく190cm前後の高さと思われる。そのため、150半ばの身長しか無い小柄な準にとって、かなり居心地の悪い状況だった。自分以外、高身長なのだから。


「うむ。俺様のチームメイトだ。実は、こ奴経由で貴様らの事態を知ってな」

「火村瀬名という。君たちの事は、輝角から聞いていてな。前から興味があった。よろしく頼む」


「あ、ええ、えっと、はい、こちらこそ、よよ、よろしくお願いします……」


 そう言って、準は握手を求められた。

 恐る恐る、ビクビクしながらその手を握るが……握った瞬間、準は既視感を感じた。


(あれ……この感じ、誰かに似てる……?)


 単に手を差し伸べられただけではない。

 何か、自分の存在そのもに手を差し伸べられたような。それはなんだっただろうか。いつの事だっただろうか。


(あっ……そうだ。御神くんと出会ったときみたいな感じなんだ。この火村って人、御神くんにどことなく……雰囲気が似ている気がする)


 霊は準の内にある【心力】を見出し、力を……大切な孤児院の人達を守れる力をつけさせてくれた。順にとって、何が大切で、何のために戦うか、自分がどういう人間なのか、そういった事柄すべてを、霊は見てくれた。


 そして今、準と握手をしている火村も、準という存在を……内面を見ようとしている、と感じられた。


「むっ、御神と純愛の様子がおかしい……」


 凱の呟きで我に返り、火村の手を離して戦場に目を向ける。


 霊を抱きかかえ、怒りの表情を見せるこころ。

 睨みつけている相手は、敵である守鎖之。


 護衛対象である霊を守ろうとしているのだから、別段おかしいことではない。


 だが、霊とこころに起きている現象がおかしい。普段は黄色い【心力】を見せるこころは、全身から青い【心力】を放出している。


 【心力】の色は人によって異なるが、変わることはない。

 準は橙色、昂は緑色、凱は紫色。

 どんな人でも、どんな状況であろうと、どんな精神状態であろうと、【心力】の色は一定。


 だというのに、こころの【心力】は黄色ではなく、青色を放っている。


「なな、なんで? 純愛さんの【心力】が、色が、変わってる……?」

「【心合(こころあわせ)】という現象だ」


 驚愕しながら発した準の疑問。それに答えたのは、瀬名だった。


「よく知ってんなぁ? 【心合】なんて普通の奴らは知らないはずだぜゴラァ」

「一例だけ、この都市に記録がある。理事長が言っていたのだ……」


 昂の疑念に、間を開けることなく答える瀬名。

 理事長……戸籍上の祖母である穏宮静奈が【心合】を知っているのは本当だが、彼女から得た知識であるというのは嘘だ。

 もっとも、この場でそれを言う必要はないので黙っておく。


「ほほう。して、それはどういうものなのだ?」

「簡単に言ってしまえば、【心力】の同調だ。【感応者】が行う【感応心療】よりも、さらに高い次元での、文字通り心を合わせなければ発現しない、珍しい現象。

 【心合】によって同調した【心力】は、単純な足し算ではなく、掛け算方式で強化される。そして強化された【心力】は両者ともに使える。だから彼女の【心力】の色が変わったのだろう」


「ふむ、やはり御神は面白い奴だ。奴と知り合ってから、興味深いことのオンパレードだなっ!」

「で、でも御神くんが、なんか苦しそうな表情をしているのは、なな、なんででしょうか?」


 抱きかかえられている霊は、心を合わせるといったのとは無縁の、苦悶の様相を呈している。何かを拒もうと必死な様子だ。

 瀬名の説明と矛盾するような様子に、疑問を持たずにはいられない準だった。


「あれだけ強大な【心力】。そのまま使えば【心器】がもたない。彼女……純愛さんの方は感情に任せて使っているようだが、それでは駄目だ。対して御神くんは、【心器】が限界稼働を超えていると理解している。壊れないように【心力】の調整をしているのだろう。同調しつつなので難しく、だからこそ四苦八苦している、といったところだろうな」


 理事長が、竹馬に説明していたのと似たような説明を、瀬名は図らずともした。


 なるほど、と頷く準は、事の成り行きを見守るために、戦場を注視する。

 凱と昂も、同じように注目していた。【心合】という、レアな現象……特に昂にとっては、【心力】が強大化するという、戦力増大に繋がること。口の端を大きく吊りあげ、夢中になって見ていた。


 だからか、凱や準はともかく、昂までもが、瀬名の見せた不敵な笑みと雰囲気に気付かなかった。


(ふっ……死天使であった祖父と、【心合】の才能……(ゆずる)、貴様ではなく、祖父のもとで育つよう手を加えたのは、やはり正解だったようだ。……【殺神器】を持っていなくとも、一当てしてみる価値は十分にありそうだ)


 心中でそう語りかける相手は、御神弦(みかみ ゆずる)

 霊の父であり、妻の麗那(れいな)と【心合】を発現した唯一の例。霊が生まれた直後に、【心蝕獣】との戦闘で亡くなった、故人。


 何故、学生であるはずの彼が、15年も前に死んだ人に語りかけるのか……。その真相を知っているのは、理事長以外には誰もいない。




◆ ◆ ■ ◆ ◆




「分を弁えず、おまえ如き低能な弱者が、こころを抱きしめるなどっ―――」


 白い両刃剣を振り上げ、その刃にありったけの【心力】を注ぎ込む。


 狙いは、こころに押し倒されている、御神霊(最低のゴミ)


「許されざる大罪だ!!」


 白刃が、霊の脳天に振り下ろされた。


「―――っ!」


 甲高く響く、金属の衝突音。


「っ!? こころっ!! 邪魔をしないでくれっ!!」


 霊の脳天をカチ割るはずだった白刃は、こころのシールドビットによって防がれた。


 青い【心力】を纏ったビット。

 普段は黄色い【心力】を放つはずのそれは、今も幼馴染がゴミに汚されているという証。


 だがこころは、そうは思っていない。


「霊くん、いま、私達の【心力】は、一つになっているんですよね?」

「うん……【心合(こころあわせ)】と呼ばれている現象……わかるよね?」


 【心合】は、文字通り心を合わせないと発動しない。

 そしてつい先ほど、こころの思考が霊に流れ込んで来たように、霊の思考もこころに流れている。


 今、自分達がどんな状況にあるか、正気に戻ったこころは、説明されるまでも無く理解していた。


「ぼくはこころを、こころはぼくを、お互いを守りたいから、だから【心合】が発動した。ぼくらの【心力】が同調した」

「ですがその分、同調した【心力】が強過ぎて、ビットが持たない。なら―――」


 二人の考えは同じ。二人の心は、同じだから。


「すぐに終わらせるっ!」

「すぐに終わらせます!」


 こころ一人では、ナイトクラスである守鎖之には勝てない。

 最初こそ、ビットによる包囲殲滅という戦法が有利だったが、はっきりいって付け焼刃。もともとの【心力】からして、守鎖之はこころより圧倒的に強い。持久力も守鎖之が上。ジリ貧でこころはスタミナ切れを起こし、むざむざと霊に、白き凶刃を振り下ろさせていただろう。


 だが、今は霊と……ナイトクラスの遥か上、ロードクラスの【心力】と同調している。


 問題なのは、その強過ぎる【心力】を全て使うわけにはいかない、という事。ビットがオーバーヒートしないよう、細心の注意を払って攻撃しなければならない。


「残るビットは13機。大丈夫。こころなら出来るよ」

「はいっ!」


 霊の言葉を、励ましを、そして何より、信頼を受けて、こころはビットを操作する。


―――さっきまでの攻防で実感したと思うけど―――


 【心合】の影響で、霊の思考が流れてくる。


 冷静に相手を観察する思考。適度に緊張した精神。自分達に出来る事、出来ない事。


 こころは、感嘆した。

 戦闘時の霊は、色々なことを考えながらも、意識はクリアだった。見ている世界が、はっきりしているとでも言おうか。見通せるのだ。この戦場のすべてを。


―――こころの攻撃は、大和くんにすべて、ギリギリのところで捌かれていた―――


 戦況全体を把握するのが【感応者】。

 こころは実感する。このクリアな思考を、本来なら自分こそが行っていなければならなかったのだと。


―――格上の相手に、数による包囲殲滅は正しい。でも無闇矢鱈に撃ってもダメ―――


 同調しているからか……。霊の思考につられて、こころの思考もクリアになる。


―――相手の呼吸を感じて、合わせて。動きを見切るんだ―――


 また無茶なことを……と思うが、霊は本気だ。本気で出来ると、こころを信じている。


―――こころは【感応者】。ぼくも一緒だから、絶対にできるよ―――


 その信頼に答えるため、こころはビットを操作する。


 残った13機のビットが、守鎖之を包囲し砲撃を加える。

 定位置からの攻撃ではない。入れ替わり立ち替わり、ビットは止まることなく、あらゆる方向から砲撃する。巻き上がる砂塵の陰から、土塊(つちくれ)の中から、ビットの攻撃は守鎖之を追い詰める。


 しかし一機のビットが、撃墜された。


「そんなっ?!」

―――やるね。追い詰められて、逆に冷静になったかな―――


 砂塵のなかから放たれた斬撃。

 白い白刃がさらに放たれ、動き回るビットをもう2機、撃墜された。


 これで残るは、10機。


「舐めるなよ……オレはナイトクラスだ。そして、そのナイトクラスであるオレが使うのは、専用の【心器】だ」


 こころのシールドビットは、彼女の【心力】に合わせて、学生に提供される【心器】のなかでもかなり高性能なものだ。

 が、守鎖之の両刃剣型【心器】は、そのさらに上を行く。 【心合】によって霊の強大な【心力】と同調しても、出力できるパワーには限界がある。


「こころ……そのFランクに何を吹きこまれたのか知らないが……オレが、おまえの目を覚まさせて、おまえを救ってやる!!」


 今までは、こころが相手ということで手加減をしていた。

 だが、ここに来て守鎖之は本気を出す。


 シールドビットでは出せない領域まで、【心力】の出力を引き出す。


「白和一刀流―――鷹落とし!!」


 白い軌跡が、ビットと重なった。


 次の瞬間、ビットが真っ二つに切られ、撃墜。


「は、速い……」

―――うん。それに正確に捉えられてたね―――


 速くて正確な斬撃。それが【鷹落とし】。

 鷹のような、小さく速い相手すらをも斬り捨てることから、【鷹落とし】の名が付けられた技。斬られた相手は、斬られたと気付いた時には絶命している、まさに超高速の斬撃だ。

 相手の動きを見切った上での一撃必殺。伊達に若くしてナイトクラスまで上り詰めた訳ではない。


「身の程を知れ。分を弁えろ。鍛えられた剣技に宿る精神は、おまえ如きFランク(精神的弱者)など、一瞬で斬り捨てられる」


 相応の実力。それを持つからこその、ナイトクラス。


―――とまあ、相手の動きに合わせられれば、逆転もあり得るんだ―――


 逆転され、こころに動揺が走った。

 が、それはすぐに静寂を取り戻す。


 今の彼女は、霊の精神と繋がっている。その霊が、まったく動揺していない。冷静に事実を受け止め、それでもなお戦う気力を衰えさせていなかった。


―――さあ、終わらせるよ―――

「……はい」


 目を瞑り、集中。

 ビットから送られる情報を反芻し、イメージ。

 守鎖之の攻撃を。それを迎え撃つビット達の動きを。


 霊の手が、こころの肩にそっと置かれた。

 大丈夫。

 一緒だから。

 必ず出来る。


「―――行きますっ!」


 青い光を伴い、残る9機のシールドビットが飛翔。白刃の光を打ち消すために。


御神霊(みかみ くしび)―――――主人公。Fランクの落ち零れとされているが、膨大な【心力】を有する謎の少年。

純愛(じゅんない)こころ―――霊の美少女幼馴染。数少ない【感応者】。

大和守鎖之(おおわ すさの)―――Sランクにして最年少ナイトクラスの少年。こころの幼馴染。

輝角凱(きかど がい)―――――戦闘学科の3年生。野生児的でトラブルメーカー。

火村瀬名(ひむら せな)――――3年生。戸籍上は穏宮理事長の孫。凱と同じチーム。

憤激昂(ふんげき こう)―――――霊を連れ戻しにやってきた男。イケメンだが口が悪い。

照討準(てらうち じゅん)―――――小柄で気弱な男子。孤児院の皆を何よりも大切にしている。


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