技術関連用語集 ~その1~
でっち上げの設定集。
深くは突っ込まないでおくんなせぇ。
【心力】
一般的には、精神エネルギーを物理エネルギーに変換したもの、もしくは、物理的干渉を行える精神的エネルギーのことを指す。
基本的に【心器】や【心装】と呼ばれる機器を通してしか、精神エネルギーによる物理的干渉を行えない。しかし稀に、何も使わず直接物理的干渉をしてしまえるほどの精神エネルギーを持つ者もいる。
旧時代では、気や超能力、魔力などと呼ばれていたもの。
【心器】
心の力、いわゆる精神エネルギーを物理エネルギーに変換する武器。使用者の精神エネルギーをコアが受心、物理エネルギーに変換後、心経回路を通して外装に伝達する。
使用者に合わせて様々な武器形態が存在し、コアや回路、外装が各々持っている特性によって性能が決まる。
・最大変換出力
内臓されているコアが変換できる【心力】の強さ。この値を超える【心力】を流すとオーバーヒートしやすくなる。
・出力係数
コアで変換された【心力】を伝達する強さ。変換出力×出力係数=合計出力になる。
・基本最大出力
【心器】が出力できる【心力】の基本的な最大値。この値を超えると外装と心経回路が自壊しやすくなる。
【心装】
【心器】の技術を応用したバトルスーツ。小型化したコアを埋め込み、そこから【心経回路】を繋いで全身に織り込んだ服を【心装】と呼ぶ。
【心器】が攻撃ならば、【心装】は防御。
スーツの耐久性を上げ、外部からの衝撃を緩和、あるいは相殺する。また、身体の活性も同時に行うため、【心装】を纏った人間は超人的な動きが可能となる。
【CMPコア】
Convert Mental into Physical Core(精神を物理事象に変換する核)の略称。
使用者の心力を受心、物理エネルギーに変換する。コアにはそれぞれ変換強度があり、この強度が低いと【心力】の高い者が使用した場合に、オーバーヒートしやすくなる。
簡単な適性検査方法があり、通常はその検査結果に沿って適合するコアが用意される。が、変換強度が高ければ高いほど生産は困難でコストも掛かる。
【心経回路】
コアで変換したエネルギーを伝達する回路。この回路の性能や構造によって心器に伝達されるエネルギーや特性が変化する。
閃羽で用いられている【心経回路】は、基本的に出力係数が一律10に設定されており、【CMPコア】と【外装】の性能が優劣を決める。
【外装】
心器の外装。刀や斧、槍といった武器の形状を形作る装甲のようなもの。原料は様々な鉱石が使われる。
<以下は外装に使われる基本的な素材>
【ソードラル鉱石】
切断、切削に適した分子構造を成立させやすい素材。
【シャープラル鉱石】
鋭利な先端を持つ分子構造を成立させやすい素材。
【スティーラル鉱石】
非常に強靭な分子構造を持たせやすい素材。
【フレキシラル鉱石】
折れずに曲がる、柔軟な分子構造を持たせやすい素材。
【オーシラル鉱石】
微振動しても分子結合を保つ素材。振動系武器の素材になる。
【ユニフト鉱石】
特殊加工により、指定した分子領域の任意脱着を容易にできる素材。留め金の代わりに使われる。強度はそれなり。
【トランスラル鉱石】
エネルギー伝達率の高い素材。外装よりも回路素材に使われる。
【クールラル鉱石】
エネルギーに反応して冷却能力を発揮する素材。
【ラジエラル鉱石】
余剰エネルギーを粒子状に放出する、放熱用素材。
【コプレラル鉱石】
エネルギーを圧縮する特性を持つ素材。
【シャトラル鉱石】
内側にエネルギーを閉じ込める性質を持つ素材