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第12話【Fランクの真髄】



 夜の商業区に突如出現した【心蝕獣】は、逃げ惑う人々を襲い貪り食っていた。

 夕飯時でもあったために飲食店などに通う人が多く、しかも【心兵】が未だ到着していないようだ。その被害は広がるばかり。


 そんな光景を眼下に据えつつ、こころを片手で抱きながら夜の商業区の屋根を跳び回る霊。


 その過程で糸を放出し、触れた【心蝕獣】を次々と引き裂いていったのは言うまでもない。

 というか、ポーン・アイズがほとんどである為に、霊にとって苦労するような事ではなかった。


「霊くん、10時の方向にも襲われている人が!」

「了解」


 霊としてはこころ以外の人間がどうなろうがまったく構わないのだが、彼女が心を痛める事態を放置・増やすのは好ましくない。

 言われるまでもなく【心蝕獣】の位置を把握していた霊は、すでに【糸刀】から商業区全域に這わせている【心力】で生成した糸を使ってバラバラに裂いていく。


 ここで改めて補足しておくが、【糸刀】から出ている糸は物質系で出来たものではない。

 【心力】で生成した、糸の特性を持つエネルギー兵器である。霊の加減次第で物を焼き切らずに掴むことができるので、物質系であると錯覚してしまうだけ。


 指先から出す糸も同じである。

 こちらは指一本につき一本の糸しか出せないため、【心器】なしでは両手を合わせて10本しか使えない。

 膨大な【心力】を持っているといっても、武器は必要なのだ。


 ちなみに、ジェネラル・ゴーレムに対して使った心拳闘術は、霊本来の戦闘スタイルではないため【心力】の消耗が著しく、糸ほど応用能力もないので心もとない。

 よって【心器】はどうしても必要になる。


(さて……網は仕掛けた。触れるなり声を拾うなりできれば……いた)


 索敵に使っていた糸に反応。ジェネラル・メーカーの気配も探知したので間違いない。

 方角と場所を特定し、追撃の下準備に入る。


「心弦曲―――糸蛇円舞(しじゃえんぶ)


 這わせていた数百本の糸が同時に波打つ。

 すでに【心蝕獣】の数と位置を全て把握済み。商業区の人間を襲っていた【心蝕獣】は次々と引き裂かれ、絡め取られ、圧殺され、全滅。


 その場に居合わせた人々は、何が起こったのか理解していない。目の前のでいきなりバラバラになったので放心している人すらいた。


 【心弦曲・糸蛇円舞】。

 竜巻弦とは違い、局所的に狙った獲物だけを静かに殲滅する、隠密活動用の技。

 派手な動きを避け、ジェネラル・メーカーを持つ行商人たちに気付かれないようにするため、霊はこの技を選んだ。


「よかった……これでもう大丈夫ですよね? 霊くん」

「まだだよ。ジェネラル・メーカーを殺さないと、後から後から際限なく現れる。でも、もう見つけた」


 商業区の建物の上を跳び回り、目標のいる場所へ素早く向かう。


 そして人気のない路地裏に、数人のグループがいるの発見。

 その中の一人が緑色に発光する拳大の水晶体を持っているのが、こころの目にも見えた。


 霊はこころをしっかりと抱きかかえたまま、5階建てのビルから飛び降りて行商人たちの前に降り立った。


「うぉ?! な、なんだ?!」

「上から来たぞ!!」

「【心兵】か?! もう嗅ぎつけられたのか!?」

「待て……そこの娘は、ターゲットの一人だな……」


 行商人……否、奴隷商人たちの視線が、こころに集中する。

 その視線は、ねっとりした嫌悪感を放つもので、こころは我知らず霊の裾を握った。


「小僧……大人しくその娘を渡せば、命だけは助けてやるぞ?」

「見るがいい。こいつは【心蝕獣】を生み出す【心蝕獣】。抵抗しても無駄だ」


 ジェネラル・メーカーを頭上に掲げる、白いローブを纏った男。

 直後、発光の度合いが大きくなり、いつの間にか霊とこころの周囲を緑色に発光する甲冑……ナイトクラスの【心蝕獣】が囲んでいた。

 その数、およそ10体。

 ナイトクラスの人間が閃羽で5人しかいないことを考えると、絶望的な状況である。


「ねぇ……こころがターゲットって言っていたけど、どうするつもりですか?」

「ふん。知ったところでどうにもならんのだ。さあ、その娘を渡してもらおう。さもなくば……」


 じりじり、とにじり寄るナイトクラス達。


 まるでこの奴隷商人たちの命令を聞いているかのような動きだ。


「ど、どうして……? 【心蝕獣】が言う事を聞いている……?」

「【匂い袋】、だね……。【心蝕獣】に自分達を仲間と思いこませる特殊な匂いを放つ物質があるって、聞いたことがある」


 霊の話を聞いた途端、奴隷商人たちに動揺が走った。

 こころを舐めるように見ていた視線が、すべて驚愕という色に変わって霊に集まる。


「こ、小僧……どこでそれを……」

「クスっ……あなた達は、大陸から来た人でしょう? 知ってるよ」


 口の端を上げ、小バカにするように笑う霊。

 出自を言い当てられ動揺した奴隷商人たちを見て、霊は自分の予想が当たっていることを確信した。


 これなら話は早い。必要な情報だけ取り出してさっさと終わらせよう……。


 霊の口の端がさらに吊り上がった。


「小僧……貴様、何者だ……」

「誰でもいいでしょ? どうせ知ったところで……」


 皮肉を込めて、先ほど奴隷商人たちが言った言葉を返す。


「こうなるんだからさ」


 霊の意識がジェネラル・メーカーに向き、【糸刀】から動作無しで糸を射出。

 一本一本が自立しているかのようにしなり、目にも止まらぬ速さで拳大の水晶体を絡め取る。極細の糸に反応できなかったジェネラル・メーカーの持ち主は、あっけなく絡め取られて奪われた。


 そして徐々に圧力を加え、緑色に発光する水晶体が軋みを上げる。


「こんなものを持ち込んで、何をやるかと思えば……相変わらずワンパターンだね」


 ガラスの割れるような音が響き、ジェネラル・メーカーは砕け散った。

 分類でいえば【心蝕獣】だが、それ自体には戦闘能力が無いため然程脅威ではない。


 問題なのは、ジェネラル・メーカーが生み出した【心蝕獣】であり、これ以上数を増やさせないためにも先に壊す必要があった。

 もっとも、ジェネラルクラスに分類されるだけあってかなりの強度を持っている。霊のような膨大な【心力】を持つ人間でなければ壊すことは不可能だった。


 そして奴隷商人たちは霊がどういう人間なのか知らず、ジェネラル・メーカーを破壊された驚きで逃亡の態勢を取った。


「くっ! おい、【心蝕獣】ども! そいつを殺せぇ!!」


 ナイト級【心蝕獣】を(けしか)け、自分達は逃亡。

 緑色に光る甲冑が、霊とこころに襲いかかる。


「こころは動かないで」

「はい」


 こころは言われた通りに動かない。

 霊の力は知っているし、何より信じている。


「心弦曲―――」


 【糸刀】から糸を一本放出。

 自身とこころの周りに、渦を描くように這いまわる一本の糸。


 その渦内に【心蝕獣】が侵入して来た時。


「―――糸白渦(しはくか)


 糸から糸が、枝分かれするかのように発生し、侵入してきた【心蝕獣】を貫く。そしてすべての糸が波打ち、這い回り、渦に引き込まれるように【心蝕獣】が周囲を回る。糸に引き摺られる甲冑は、為す術もなくバラバラに引き裂かれていった。


 しかし……次の瞬間、霊の持つ【糸刀】が煙を上げる。


「あっ―――」


 霊の間の抜けた声と共に、【糸刀】が火花を上げて沈黙。

 放出していた糸も消え、未だ糸に引き摺られていた【心蝕獣】が地面に落ちた。


「霊くんっ?!」

「出力が強すぎたかな……」


 少々、【心力】を強くしすぎたようで、【糸刀】は処理し切れずにオーバーヒート。

 幸いなことに、すべてのナイト級【心蝕獣】が息絶えていた。よってこれ以上必要は無いと判断した霊は、早々に【糸刀】を投げ捨てる。


 地面に転がる【糸刀】は、建物の壁にぶつかったと同時に、ボンッ、と小気味いい音をたてて爆発した。


(う~ん……糸を枝分かれさせるのは、二本までが限界かな……)


 もともと一本として出した糸を、途中から強引に増やすという作業は【心器】に多大な負担を掛ける。


 これは【心経回路】の構成が普通の【心器】に比べて複雑であることに起因している。

 無数の糸をそれぞれ独立して操るために、【糸刀】の【心経回路】は樹形図のように複雑に枝分かれしており、一本につき一つの【心経回路】で【心力】を調整するのだ。

 もし一本から二本に分かれさせると、一つの【心経回路】で二本分を賄わなければならない。賄う本数が多くなればなるほど負担は大きくなり、限界を超えると回路が焼き切れてしまうのだ。


「霊くん、大丈夫ですか?」

「うん……それより、あいつらを追わないと」


 【心蝕獣】を囮にしてさっさと逃げてしまった奴隷商人たちは、建物群のなかへと姿を消していた。


 【糸刀】は壊れてしまったので、もう糸による索敵は使えない。

そう考えたこころは、至急応援を頼むべく携帯電話を取りだした。


 と同時に、霊が走り出してしまう。


「霊くん?! どこへ行くんですか?!」

「逃げて行った方向が同じだから、まだ追跡できる! こころは【心衛軍】を呼んで、ジェネラル・メーカーの残骸を引き渡して。きっと研究用にって、喜ばれるから!!」


 言うだけ言って霊は跳躍。

 屋根伝いに商人達を追いかけた。




◆ ◆ ■ ◆ ◆




 人を攫い、奴隷として売り捌く。

 そんな因果な商売をしている彼ら奴隷商人は、しかしその因果が自分達に返ってくるなどとは考えていない。なぜならこの世界の食物連鎖の頂点に立つ【心蝕獣】を利用できるからだ。


 しかし、つい先ほど、利用の(かなめ)たるジェネラル・メーカーを破壊されてしまった。


 彼らの焦燥感は一瞬にしてピークに達していた。


「くそっ! くそっ!! くそっタレ!! 【殺神者】がいるなんて聞いてないぞ!!」

「奴らは中東にいるはずじゃなかったのか?! なんでこんな島国にいるんだ!!」

「先読みされたのか……しかしそんな動きはなかったはずだ。何故だ……何故なんだ……」


 彼らは知っていた。

 ジェネラル・メーカーを失った今、自分達は狩られる側に立たされてしまったのだということを。

 であれば、閃羽での【仕入れ】を諦め、早々に逃げ出さなくてはならない。


 だが、その願望を打ち砕く死神が、奴隷商人達の目の前に降り立った。


「ひっ―――ぎゃあ!?」


 指先に【心力】を集中させ糸を作り出した霊は、一番近かったからという理由で、一人糸殺した。


「逃がすと思う? 大陸の奴隷商人さん?」

「ま、待てっ!! 我々はもう、閃羽には手を出さない! だから見逃してくれ!!」


 ジェネラル・メーカーを持っていた白ローブの男が、霊に命乞いをする。


 この白ローブの男がリーダーなのだろう。

 他の奴隷商人たちは彼の後ろで霊に慈悲を乞う視線を向けていた。


「それだけ? この都市にこれだけの被害を撒き散らしたのに?」

「この島国からも手を引こう! それにキミは、【殺神者】なのだろう? 私は【大陸通商連合】の幹部だ! キミたちにも手を出さないと誓う!!」

「あ、それはもういいよ。前に一度、破られてるから信用してないしね」


 霊が、一歩踏み出す。


 白ローブの男はさらに声高く呼びかけた。


「待ってくれ! 私の呼びかけならば絶対だ!! なんなら、ジェネラル・メーカーと【匂い袋】をキミたちに

提供しよう!! 無論、無償でだ!!」


 霊の歩みは……止まらない。


「あなた方は、いくつか勘違いをしている」


 右手の5本指から、5本の糸が垂れる。それは地面を這いまわり、奴隷商人達を囲む。


「一つは、ぼくら【殺神者】は神を殺すことが目的なんだ。その使途たる【心蝕獣】を利用するなんてありえない」

「バカな……【ゴッド】は、人の手に負えるような【心蝕獣】ではないぞ? 刺激すれば、世界が滅ぶ!!」

「二つ目―――」


 男の話を聞いていないかのように、霊は話を続けた。


「【心蝕獣】はぼくらの敵だ。それを利用するなら、あなた方も敵だ」


 手を伸ばせば触れられる距離まで、近づいた。


「お、お願いだ……見逃してくれ……」

「……一つ、質問に答えてくれる? そうしたら楽にしてあげるよ」


 背の関係で、霊は男を見上げている。

 それに気付いた奴隷商人たちは、一斉に膝を地に付けた。


「答える! なんでも答える! 一つと言わず、知っていること全てに答えよう!!」

「なら、この島国での拠点はどこ? それはいつまで維持するの?」

「きょ、拠点は、ここから北北西にある都市【祭和(さいわ)】……その近くにある谷地帯だ。ここ10年ほどはずっとそこを拠点にしている」

「ああ……あそこか」

「知っている、のか……?」

「まあね。行ったことがあるだけだけど」


 そう言うと霊は、奴隷商人たちに背を向けた。


 助かった……誰もがそう思ったとき、後ろから……霊から見て奥の方の商人たちから、血しぶきが上がる。


「ぐあぁ?!」

「ぎゃっ!?」


「な、何故だ?! 我々は知っている事すべてを話した!! 助けてくれるのではなかったのか?!」

「そんなこと言ってませんよ。楽にしてあげるとは、言いましたが」


 気がつくと、白ローブの男以外、全員死んでいた。

 首筋を糸で裂かれ、地面に大きな血溜まりを創っている。


「そもそも、あなた方はこころを狙っていた。その時点で殺すと決めていました。今さら、考えを変えようなんて思いませんよ」


 霊の手が、白ローブの男の頭に置かれる。

 その顔はまったく笑っていない。無表情だ。それが返って多大な恐怖を男に刻み込む。


 だがそれはほんの序章に過ぎない。


 男はさらなる恐怖を叩きこまれることになる。

 霊の全身を青い光……【心力】が覆い、その背中に集中していく。それは一つの形となって現れ、それを認識した男は、やっとの思いで呟いた。


「そ、その翼……三対六枚の、【心力】の翼……き、キミはまさか、【殺神者】のロードクラす―――」


 すべてを言い終える前に、霊の手が、男の頭を横方向へ胴体から引き千切った。


 噴出し、夜空へ舞い上がる血しぶき。

 胴体を蹴り、仰向けに転がる死体へ、鷲掴みにしていた頭部を投げ捨てる。


祭和(さいわ)か……さて―――いつ潰しに行こうかな?」


 ―――いつ買い物に行こうか―――


 そう聞き間違えそうになるほど穏やかな声。


 その表情には愉悦感も、嫌悪感も無い。

 血で染められた光景を引き起こした張本人とは思えない態度だ。


 背中に、青く光る三対六枚の翼を持った少年は、何事もなかったかのように歩き出した。


 きっと、一部始終を見ていた人が居たならば、御神霊がFランクであると納得するだろう。

 この惨状は、彼の心に全く響いていないのが、一目でわかるからだ。


「ったく、こんなに()り散らしやがって……後始末ダリぃぞこんちくしょうめ」


 そしてこの惨状に新たな人影が現れる。


 煙草の紫煙を燻らせながら心底気だるそうにボヤく、篤情竹馬(あつじょうちくば)だった。

 腰には小太刀二刀の【心器】を帯剣しており、頭とケツを掻きながら霊のもとへやってきた。


「よくここが分かりましたね」

「アホぉ。あんだけの数の【心蝕獣】が一瞬で殺されてたら、いやでも分かるっつうの。

 しかも、そんな滅茶苦茶凶暴そうな【心力】を纏ってたら、敏感な奴には気付かれるぜ?」


 霊が背中に作り出した、三対六枚の青く光る翼を見ながら指摘。

 見た目は神々しいが、感じ取れる【心力】はあまりにも攻撃的。触れれば一瞬で命を奪われそうな威圧感があった。


 その証拠に、竹馬は霊まで数歩の距離を開けて止まった。否、これ以上進めなかった。

 本能が激しい警鐘を鳴らしているからだ。近づけば問答無用で殺される、と


「とりあえずそれ、しまえよ」

「わかりました。ところで、どうします?」


 【心力】と止めると同時に、三対六枚の翼が消えてなくなる。

 それから何事も無かったように話を仕切り直し、竹馬に問いかける。内容は、自身の置かれた状況について。


「一応、脱獄したことになるんでしょうか?」

「いんや。というかな、おまえが軍令違反したこと自体、無かったことになる。明日の会議でそう決まる」

「大和くんが黙ってないんじゃないですか?」

「あいつ以外のナイトクラス全員が、すでに承知してんだよ。もし何か騒いでも、おまえが黙らせろ。そのための権限を弦斎さんと同様、おまえにも与えることになる」

「そうですか……じゃあ僕は明日、普通に登校していいんですね?」

「おう。それから明日、オレと大和はいない。今言った会議に出るからな。ダリぃけど」

「あはは……それじゃあまた、学園で」


 変わらずの竹馬に苦笑しつつ、霊はその場を後にした。


 色々重大な事を適当に決めたような感じだが、弦斎……霊の祖父と同じ、という言葉で理解するのに事足りる。

 霊は祖父を信奉していたし、何より【継承】したときに全て聞かされていた。

 だから、これから与えられるという権限についても知っているし、自分に与えられた役割というものも理解している。


 それはこの閃羽に帰ってきた事と密接に関わることであり、何より霊が自分でやると決めたことなのだから。


御神(みかみ)(くしび)―――――主人公。Fランクの落ち零れとされているが、膨大な【心力】を有する謎の少年。

純愛(じゅんない)こころ―――霊の美少女幼馴染。数少ない【感応者】。

篤情竹馬(あつじょうちくば)――――霊たちの担当教官。ズボラな性格だが閃羽のNo.2ナイトクラス。

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