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第四六話の1 アッパラパーA君の場合 ・・・ 第四六話の5 アッパラパーE君の場合

֎۞இ֍۞෴֎۞ቓ֍۞ᎇ֎۞Ꮜ֍۞ᢱ֎۞ᗟ֍۞ᛶ֎۞₪֍۞ಹ֎۞⡺֍۞Д֎۞६֍۞Ⲯ֎۞Ⳗ֍۞ⳬ֎


 読者諸兄への 御忠告です。

 この物語は、非常に【残酷】な、或いは【ヘドの出る】描写が御座います。

 必ず、ご了承の上、お読みください。

 この行以降を 読む方は 一切【自己責任】で お読みください。

 作者は 一切の責任を 負いません。


֎۞ధ֍۞߷֎۞ఴ֍۞੪֎۞ന֍۞፰֎۞ᗖ֍۞ᙈ֎۞ᛯ֍۞ᨒ֎۞ᱪ֍۞֎۞ㅰ֍۞ꁉ֎۞ꕍ֍۞ꙭ֎



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##### 恥劇珍奇想体験の壱 #######

##### 特名少年【A】の巻の7 #####

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**** 第四六話の1 アッパラパーA君の場合 *****

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 アッパラパーは どこにでも いるもので。とある惑星にも いました。 


「募勇『皆がキミを待っている』公務員給与規定による、○○○○」(YES・NO)


 ケータイを 見ていた。アッパラパーA君、(YES)を押した。・・・



・・・・・転移・・・・・


 壇上には、馬類人が立っていた。偉そうに 銃を持った 部下を連れて。


「よくぞ 集まってくれた【勇者】達よ。君たちは 我が軍に 入隊した」

「現役兵士 肉食虎類人すら 恐れる【ブートキャンプNO.258】に 配属された」


「これよりは、君たち【勇者】諸君には、軍法・軍規・軍律が適用される」 

「従って、これより 諸君は【ブートキャンプNO.258】所属2等兵となる」



 周りには、唖然として見上げる、馬・羊・兎・鹿 等々の人類達、

 どうやらこれも アッパラパーA君同様 (YES)を押したらしい。

 みんな 口々に「聞いてねーよ」「軍隊なんてヤダよ」「帰せー。元に帰せー」


 >>ズダーン<< 


 銃声が 響き渡る。一瞬にして 静まり返る 練兵場。


「喋りたい時は、上官の許可を得て、口を開け」と、馬類人が言った。

「軍律違反は 重営倉から 銃殺まで色々取り揃えてあるぞ。

 『曹長』。新兵歓迎会だ、この【ブートキャンプNO.258】の流儀を教えてやれ」


「ハッ、【ブートキャンプNO.258】準将軍 リャンウーパー閣下の ご命令により

【ブートキャンプNO.258】所属 曹長 ウマシカ、新兵歓迎会を やるであります」



 マウンテンゴート種人の曹長ウマシカは、

 1mも ある長い角を 剣のように 振り立てて、新兵を 睨みつけながら。


「新兵どもー並べー、遅れた者には 気合を入れてやるぞ。おそー-い。2列に並べ」


 曹長ウマシカは、新兵を 2列横隊に 並ばせた。


「遅れた者に 気合を入れてやる。2列、向かい 合わせに並べ。お互い【ビンタ】」

「【皆は一人の為、一人は皆の為に】一人遅れれば、皆が遅刻【一蓮托生】【ビンタ】」


 走り込み、腕立て伏せ・スクワット、【ビンタ】を 合間合間に挟んだ 新兵歓迎会。

 延々と続いた 新兵歓迎会も 流石は軍隊、食事の ラッパが鳴ると。即中止。


 フラッフラの 新兵達に 山のような 御馳走。むしゃぶりつく 新兵達。


 そんな光景を 見ながら アッパラパーA君だけは

 【ビンタ】で 膨れ上がった 両頬を抑え 呆然と 立っていた。



  マウンテンゴート人の 曹長ウマシカが、アッパラパーA君に 声をかけた。


「どうした。【ブートキャンプNO.258】所属2等兵NO.75、喰わんのか」

「軍隊では『喰え』と言われたら『喰え』、『寝ろ』と言われたら『寝ろ』、


『クソしろ』と言われたら『クソしろ』、『死ね』と言われたら『死ね』」

「逆らえば 軍法違反で銃殺だ。『喰え』今日は【青草】の御馳走じゃないか」


「自分 【青草】は 喰えないで あります。草食では ないのであります」


「軍では 人種差別禁止だ。草食も 肉食も 差別禁止だ だから『喰え』」

     ・

     ・

     ・

     現役兵士 肉食虎類人すら 恐れる【ブートキャンプNO.258】



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***** 第四六話の2 アッパラパーB君の場合 *****

******************************


「募勇『助けてェ~❤』貸(敵攻完鎧・全自エカリバ)月給5千○○○」(YES・NO)



・・・・・転移・・・・・


「おお 勇者様 よくぞ いらっしゃって 下さいました。では 早速 装備を」


 何を云う間も 有らばこそ。テキパキ テキパキ、「あっ」という間に、完全装備。

 敵性攻撃完全防御鎧と 全自動魔法知能金属生物エッチ・カリバー



 略して(敵攻完防鎧・全自エ・カリバ)は、豚オーク退治に、駆け出した。

 全自動で 豚オークを探知 獲物目掛けて 一目散。強制マラソン止まらない。


「痛い、いたい、イタイ、(>_<)止めてくれ~~~~」


 アッパラパーB君の、筋肉は悲鳴を上げていた。

 なにしろ、普段は ろくな 運動もしてない。


 使わない筋肉を 無理やり 動かされたのだ。筋肉は 各所で 断裂を起こした。

 筋肉だけでは 無かった、関節も 無理やり、可動範囲外を 酷使され

 あっちこっちの 関節が 脱臼したのだ。それでも 強制マラソン止まらない。


「ギャー、死ぬ シヌ しぬ 四ぬ~~~~~~」



 豚オークが 攻撃範囲に入った その瞬間、(敵攻完防鎧・全自エ・カリバ)が

 間髪入れずに、豚オークの 背後に周り、最大の弱点、豚オークの 〇ツの穴に

 全自動魔法知能金属生物エッチ・カリバーを 突っ込んだ。


 あまりの痛さに 豚オークが フリーズした。(【魔女の一撃】の痛さに匹敵)

 そこで すかさず《エッチ・カリバー》の 超電導磁力魔法で 

 アッパラパーBの エッチ・カリバーが 【液体X】を発射。


 発射された 【液体X】は わずか3.5cc。だが お立合い、速度が違った。

 出口付近の速度は、秒速15km、人工衛星並み。

 当然 豚オークの【直腸内大爆発】、豚オーク あえない最後。1頭めを 倒した。



 だが アッパラパーB勇者も 倒れてた。

 アッパラパーBの エッチ・カリバーを 抑えて 悶絶していた。


 そこへ 駆け付けて来た、村の若い衆

「アーア だから 《エッチ・カリバー》使うのは いやなんだよな」


 アッパラパーBの エッチ・カリバーは 直近距離で 

 豚オーク【直腸内大爆発】の【大大大激痛被害】を受けた。


 敵性攻撃完全防御鎧が 有るのにと お考えの お立合い、

 敵性攻撃完全防御鎧は、敵性攻撃は防ぐが、〈自分の攻撃〉は 防げなかったのだ。



「ほれ、ポーション飲むだ。すぐ治るだよ。治ったら 豚オークさ、村まで運ぶだ」

「夕方までに 十頭がノルマだで。夕方からは、解体作業が 待ってるだ」

「ノルマ出来ねえと、給料減るだぞ。ポーション代金も 払え無くなっぞ」

     ・

     ・

     ・

     アッパラパーB君の 後の運命は 【涙、涙の物語】



******************************

***** 第四六話の3 アッパラパーC君の場合 *****

******************************


「急労『労働者の楽園で同士待つ』時給16文~ ○○○○」(YES・NO)


・・・・・転移・・・・・


 ここは C中星の とある【労働者の楽園】教育施設 職業訓練所。

 教育監督官達が ニコニコと 満面の笑みを浮かべて 迎え入れてくれた。


「ようこそ 【労働者の楽園】へ、我々は 皆さんを 心から 歓迎します」


〖根性〗と 書かれた 【電パチ】精神棒を 持って。

     ・

     ・

     ・

     アッパラパーC君の 後の運命は 【誰も知らない】



******************************

***** 第四六話の4 アッパラパーD君の場合 *****

******************************


「急保『子供お守』各種保険有り、経歴資格不問、時給110文○○○」(YES・NO)


・・・・・転移・・・・・


「ここでセーブしてから、子供部屋に 入って下さい」


 アッパラパーD君は 

 気が付いてしまった。不幸なことに。

 気が付いてしまった。なぜ セーブしなければ ならないのか。

 気が付いてしまった。なぜ こんなに 時給を110文も出すのか。

 気が付いてしまった。なぜ こんな アッパラパーを 雇ったのか。

 気が付かなければ。

     ・

     ・

     ・

     アッパラパーD君の 後の運命は 

     【もうすこし 変わってた?・・・かもしれない】



******************************

***** 第四六話の5 アッパラパーE君の場合 *****

******************************


「急募『お嬢様の遊び相手』3歳、時給千文~、○○○○ 即日前払い」(YES・NO)

「急書『書類のサイン』日給千文~、○○○○」(YES・NO)


 アッパラパーE君が どちらの広告に(YES)したのかは この際 関係が無い。



・・・・・転移・・・・・


 でかい部屋だった。映画のセットか と思うほど。


 ネットで見た、どんな大金持ちの 部屋よりデカい 事務机のテーブル、

 どんな樹だか 石だか、何でできてるのか 分からない、が 文字通り 豪華だった。


 少なくとも 人類圏の物ではない事だけは 確かだった。

 どんな帝王でも、いくら 贅を凝らす 皇帝でも 出来ないほどに。



 デカい事務机の 向こうに、ちんまりと 座っているのが『お嬢様』3歳 だろう。


 だが アッパラパーE君の目は 右側に居る 女性に向いていた。

 色気の固まり あふれる色気は 津波のように アッパラパーE君を 襲ってた。



【ベベ】「この書類に サインして❤❤❤」


 E君が フラフラっと サインをしようとした時


「ダメ、それ、お◇こが やるの」【お嬢様】が、おっしゃた。



 ハッと 気が付き 書類を見ると それは【魂魄売買契約書】だった。


「じょ 冗談じゃない。こんなのサインできるか。故星に帰せ」


「ごめんなさ~い。それは無理よ。(YES)押した時 貴方死んだのよ。隕石でね❤」

「金なら いくらでも。それとも ダイヤモンド・金塊 どれでも 好きなだけ❤」


「ダメー。お◇こが やるのーー-。【ベベ】は あっち いっててェー--」


「ハイ 畏まりました」


「ふんッㇲ。サイン、ここね、かいて」


 E君 必死に考えた。こいつら 悪魔だ。幸い 【ベベ】は 別の部屋。

 何とかして この【お嬢様】を味方に。あの【ベベ】も 手出し 出来ないだろう。



「あのー 俺の魂 1個で いいんですか。もっと 一杯 集められるんですが」

「いっぱい? いっぱいって いくつ。りょうほうの ゆびより おおい?」

「【お嬢様】が 集めた数より もっと もっと もっと いーっぱいです」


【お嬢様】は 目を キラキラさせた。 新しいおもちゃを 見付けたように。


「でも 俺の 魂が 無くなったら、いっぱい 集め られなく なっちゃうなー」

「おまえの たましい いらない。いっぱい あつめるの」

「では こうして こうして」


 地球では、禁止されてます。詐欺商法、魂の【ネズミ講】。

 会員は この宇宙の悪魔ども。勿論、【ベベ】は知っている。反対もした。だが


「お◇こが やるの~~~」



 鶴の一声、全宇宙の 悪魔が 会員。魂が 集まる集まる、次から次へと、

【お嬢様】キャッキャッ キャッキャッと 大喜び。


 全人類の いや全宇宙の 魂を売って、自分だけはと 助かった E君。

「ホッ」と 一息つくのは・・・ ちょっと早かった。



【お嬢様】が E君の 後ろを見て、満面の笑顔で 「パパー」


 E君は 動けなかった。瞬きひとつ、息もできず、髪の毛一筋、動かしてはならない。

 何かは 分からなかったが、本能が、体の細胞全てが 動いては ならないと。



「ベルゼブブ 子守り一つ 出来ぬか。この宇宙は もう 駄目だな」


 そして ゴミを 払うように 手を振った。宇宙がひとつ 無くなった。

 いや 過去にも 無くなった。すべての 次元から 【元々】無かった。



「ニィニ、また あそんでね、バイバーイ」


 パパに 抱っこされていく【お嬢様】、

 その【お嬢様】の 七つの目が クルクルと 踊っていた。



 残ったのは 干からびた【ベルゼブブ】。蠅の王 大悪魔の残骸。



 E君は 吐いた、吐いて 吐いて 吐いて 吐き続けた。


 この蠅に 俺は 欲情してたのだ。

     ・

     ・

     ・

     アッパラパーE君の 後の運命は 別の物語 【ゼロのショウテン】へ


・・・・・ 続く

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