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第十八話 ”とある天国”

֎۞இ֍۞෴֎۞ቓ֍۞ᎇ֎۞Ꮜ֍۞ᢱ֎۞ᗟ֍۞ᛶ֎۞₪֍۞ಹ֎۞⡺֍۞Д֎۞६֍۞Ⲯ֎۞Ⳗ֍۞ⳬ֎


 読者諸兄への 御忠告です。

 この物語は、非常に【残酷】な、或いは【ヘドの出る】描写が御座います。

 必ず、ご了承の上、お読みください。

 この行以降を 読む方は 一切【自己責任】で お読みください。

 作者は 一切の責任を 負いません。


֎۞ధ֍۞߷֎۞ఴ֍۞੪֎۞ന֍۞፰֎۞ᗖ֍۞ᙈ֎۞ᛯ֍۞ᨒ֎۞ᱪ֍۞֎۞ㅰ֍۞ꁉ֎۞ꕍ֍۞ꙭ֎



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##### 恥劇珍奇想体験の壱 #######

##### 特名少年【A】の巻の4 #####

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***** 第十八話 とある天国 *****

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 登場人物

 ヒロイン1:【特名おヒイ様E】

 ヒロイン2:【特名おヒイ様F】

 ゲスト  :【特名スケベ魂X】



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***** 第十八話の2 【特名スケベ魂X】*****

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 なぜ ここに いるのか わからない・・・


 ここは とある天国、

 空には、楽しく遊ぶ 魂達の雲が 虹色に たなびき、

 柔らかい 清らかな 心地良い風が そよそよと、

 何者をも 清める 麗わしの 聖なる光が 燦々と 降りそそぐ。



「アッチッチ、いててて、この光 ヒリヒリする。イタヰ、イタヰ。

 焦げてまうがな、どこか 日よけの ある場所は」


 本人は 大急ぎで 走ったつもりだが、この世界の 住民に とっては、

 スライムが 這うのと 変わらない。形も スライムに 似ていたが。



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***** 第十八話の3 【特名おヒイ様E】*****

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 名作【ローマの休日】を 御存じだろうか。

 オープニングの あの謁見の 場面を ご想像いただきたい。


 あの お姫様のように とある天国の【特名おヒイ様E】は 退屈していた。

 次から次へと 知らない オジサン・オバサンと 挨拶し

「ニッコリ」しなければ ならない。


 とある天国の【特名おヒイ様E】は まだ 御年7歳、小学校一年生、

 父母姉が 多用のため、来られず、代理のご挨拶。

 少々の 無作法は ご容赦願いたい。



 椅子に座りながら スカートの下で 靴を 履いたり 脱いだり、

 退屈のあまり 足を(プラン プラン)していたのです。

 精一杯 ガマン しているのでしょう。仕方ありませんね。


 その おみ生足に 何かが触った。プニプニしたものだった。

 エイッ エイッ、おもしろくて、ついつい 足に力が入った。


 踏まれた方は 堪らない。

 思わず かぶり付き 正当防衛だと、ベロンチョ ベロベロ 舐めまわす。


 ビックリした とある天国の【特名おヒイ様E】は

「足、食べられた」エーンエーンと 泣きだした。



 びっくり仰天、七転八倒、肝をつぶした お供の官女。

 あわてて スカートの下をば 見て見れば、


 スライムのような 汚い魂が あろうことか あるまいことか、やんごとない

 とある天国の【特名おヒイ様E】の、おん生足に 不浄の物が ついていた。


「ヒィーッ」と 金切り声を 上げるが早いか、取って 投げて 捨てたが早いか

 さらには、サッカー選手も かくやとばかり、天国の外まで 蹴り飛ばした。



******************************

***** 第十八話の4【特名スケベ魂X】の試練 *****

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「なんやねんナ、わっけが わからん所に、わっけが わからん内に、おって」

「わっけが わからんのに、踏ん付けられ、わっけが わからん内に、蹴り飛ばされて」

「ワシ、よいわんわ」


 ところが、災難は まだまだ 終わっていなかった。

 とある宇宙の とある惑星の とある場所で、



 悪逆の大魔王と 正義の勇者の 最終決戦が おこなわれていた。

 悪逆の大魔王が 勝てば 人類の滅亡、正義の勇者が 勝てば 魔族の滅亡。


 かたや 悪逆の大魔王は 残りHP わずか 1P、

 こなた 大正義の勇者も 残りHP わずか 1P、


 相手に 一太刀 早く 当てた方が 勝つ。

 すでに 足はグラグラ 身体はフラフラ 頭クラクラ 目ん玉クルクル、


 悪逆の大魔王、正義の勇者、両者 最後の力を ふり絞った。

 邪悪の魔剣が 早いか、正義の聖剣が 早いか。


 紙一重、競馬であれば 写真判定、

「お持ちの 勝ち馬投票券は 捨てないでください」の 放送がある処、


 その時早く、かの時遅く、あわれな【特名スケベ魂X】が 流星のように 落ちてきた


 >!”ポコン”!<


 悪逆の大魔王の 鼻に ぶつかった。大魔王は たまらず、一巻の終わり。

 悪逆の大魔王に、鼻に ぶつかった【特名スケベ魂X】も、一巻の終わり。


 【特名スケベ魂X】は とある宇宙の とある惑星の とある場所で 世界を救った。

 そのまま とある”天国”へ。《↩》リターンボタンを 押したように。



**************************

***** 第十八話の5【特名おヒイ様F】*****

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 ここは、とある”天国”、

 前回で 懲りた【特名スケベ魂X】は、見つからないよう 隠れていた。



 とある天国の【おヒイ様F】は 御年13才、胸がチクチクするお年頃。

 お母さま女神に お願いして、”天使の生きたブラ”を いただいた。


 その”天使の生きたブラ”が 動いた。”生きていりゃ そりゃ動く” の当たり前。

 ちょと待った、それは、キャッチコピー、コマーシャル。

 実際に 動くブラなど、誰が 使うもんか。ズルブラ、ユルブラ、お断り。


 とある天国の【おヒイ様F】 恐る恐る ブラを 持ち上げて見た。

 とある天国の【おヒイ様F】と【特名スケベ魂X】。初顔合わせ、


 互いに 見交わす 合の目と目と、目目と目と目と


 ( ゜Д゜)→→→→→*←←←←←('_')


 同時に上がる 絹を引き裂くような、二人の悲鳴。


 飛び込んで来た、お母さま女神、

【特名スケベ魂X】を ムンズと 掴むや いなや、天国の外へ放り出した。


 しかも 今度は 何もない 虚空の空間へ、今度は 前回のように ならないように、

 生物は おろか 何物も存在しない 虚空の空間へ、【特名スケベ魂X】絶体絶命。

 今度こそは 助からない【特名スケベ魂X】よ 君の事は忘れよう チーンポクポク。



 ところが どっこい、ここは 何物も存在しない 虚空の空間。

「ここなら 神の目も 届くまい」

【大悪魔アシュタロト】が 虚空の空間に 穴を開けようとしていた。


 いかに アシュタロトが大悪魔であろうとも、虚空の空間に 穴を開けるのは大仕事。

 生贄の悪魔は 数知れず、掛かった費用、何兆魂金か。

 どこかの 独裁者の国のように GDPをごまかし、富裕税など 作り上げ、

 無理の矢理に 無理を重ねて、やっと 作り上げた 虚空の空間トンネル。


 大悪魔アシュタロトも 満身創痍 フラフラだったが、心はウキウキ。

「フ フ フ フ、これで ハルマゲドン 一番乗りだ。

 次期 大悪魔総統の座は 俺のものだ。ファッファッ フッァハッパッハッバッハ」



 そこへ 放り投げこまれた【特名スケベ魂X】、

 大爆笑する 【大悪魔アシュタロト】の 後頭部へ・・・>!「スッコーン」!<

【大悪魔アシュタロト】堪らず よろけて、ヨロヨロ 虚空の空間トンネルの中へ、

 ガラガラガッシャン、虚空の空間トンネルは 大落盤。


 何物も存在しない 虚空の空間で、【大悪魔アシュタロト】の 企みを 打ち砕いた

【特名スケベ魂X】も 一巻の終わり またまた とある”天国”へ。

《↩》リターンボタンを 押したように。



*******************************

***** 第十八話の6【特名スケベ魂X】の取調べ *****

*******************************


 ここは、とある”天国”の 取調室。

 取調官は、つい最近 地獄から スカウトされた、【暗闇のプリ故人】

 ブルブル 震えているのは、ご存じ【特名スケベ魂X】


「ワシ なんも 知らんがね」

「正当防衛 だがね」

「無実 だがね」

「レ・ミゼラブル だがね」

「ジャン・ヴァルジャン だがね」


「だ~が~ねぇ~、だがね・だがね・だがね それしか 云えんのか 貴様」

「ショイグ、ゲラシモフは もう 吐いてるんだぞ」


「それ だれですキャーモ」


「うるさい、ちょっと 現世の事と ゴッチャになっただけだ」

「四の五の 云わすと 現世の”ブラック・ドルフィン刑務所” 叩っ込むぞ」


「横暴だァ、虐待ダぁ、拷問駄ァ、脅迫ダだタ夕」



 そこへ 入ってきた 天国国選弁護人【ペリー・メイトン】


「取調官さん、そろそろ釈放して くれませんかねぇ」


「ハウァアッアーン、うちの ヒイ様二人に 無礼を働いた こいつを釈放しろぉ~お、

 W【不敬罪】&複数回の【天国不法侵入】&【幼児暴行虐待罪】&【痴漢罪】」


「どれひとつでも【地獄行きの刑】、それを〘シャークホーウ〙だァ、この臭い、汚い、

 気持ち悪い”魂”をォ。アホ抜かせ、オレが 天国神民に リンチに されるわ」


「知能不自由絶滅危惧種族保護法 御存じですか?」


「なんじゃ そりゃ」


「通称 低能保護法:知能指数 3桁以下(~999)を 保護する法律です。

 知能不自由絶滅危惧種 生態系無理矢理保護規則第1818条

(通称イヤイヤ ダジョー)。悪魔界ですら 承認済です」


「な・な・なんだとぅ、こいつを 地獄に 送り込めんのか、八つ裂きに できんのか」


「通称 低能保護法は 例外を 認めて無いんですよ」



******************************

***** 第十八話の7【特名スケベ魂X】就職す *****

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 釈放された【特名スケベ魂X】は、天使達の保育所で 働く事になった。

 そこは、何者をも 清める 麗わしの 聖なる光が 常に燦々と降りそそぐ。


「アッチチ、イタイ、イタイ。わい焦げてマウがな」


 そんな事には、お構いなく。

 保育所の 小母さん神は、この汚い魂を捕まえ、熱湯消毒 漂白洗濯 するのだった。


 まず、クレンザーを使い、金束子で ゴシゴシ擦り上げ、樽の中に 聖水で漬け込み、

 上から 聖石で 重しを 掛け、本物の【福のこ】(河豚の卵巣の糠漬け)のように

 聖塩を これでもか 押込み、3年間 毒抜きをした。


 こうして、純金のように フォーナイン99.99%、清潔にして、ピュアな魂が出来た。

 シワシワの干からびた魂は、こうして ポピパポ天使保育所に 就職したのであった。



 シワシワの魂は、幼児天使達の 良い オモチャになった。

 引っ張られ、伸ばされ、千切られ、蹴飛ばされ、捏ねられた。

 幼児と 云う物は、残酷なものである。なにしろ 虐待している 意識がない。


 反抗しようにも、幼児とは言え、相手は天使、力の差は歴然。

 ゲーム内の登場人物が、プレイヤーに 逆らうようなものである。


(こんなんなら、地獄の方が よかったんじゃ・・・)



§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§


 と或る日、保育所の 小母さん神が、泣きながら、天国の王宮に 駆け込んだ。


「大変です。幼児天使達が、穢されました」


 天国の王様「??????、シワシワ魂に、なにも 出来る事は ないんじゃろ」


「あの 腐れ魂が、幼児天使達に《お医者さんごっこ》を 教えたんです」


「はあ??????」



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***** 第十八話の8【天国王室会議】*****

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「さて どうする」「困ったもんだ」

「天国に 置いとけ無いんだが」

「天国から 放りだしても、戻って 来ちゃうし」


「おヒイ様Eの 足を ベロンチョ ベロンチョ おしゃぶり、

 おヒイ様Fの ブラを クンクン ペロペロ 嗅いで 舐めて、

 その上、女神さまの 手の汗も 舐めてった そうな」


「幸運の女神の 加護が 三つもついた。そりゃあ、天国に 戻ってくるよなー」



 天国の 首脳陣が 頭を抱えていた。

 そこへ 子守りの バァバが 入ってきた。


「なんだ、バァバ、姫達に 何かあったか」

「ヒイ様達に、頼まれまして ノゥ。バァバが 一肌脱いで 進ぜよう」


「なにか 良い案でも」

「ハイナ、簡単なことじゃ、天国界、地獄界、現世界にもいなければ、ええんじゃろ」

「昔 先々代の 御代じゃ、無意識界の 研究をしておった」


「そこの廊下で、一匹捕まえてのゥ、給仕娘の無意識界に、取付いておった。夢魔じゃ」

「こいつも、一緒に、下界の誰かの 無意識界に、封印すれば それで済む」


「そう言えば、バァバは、ハルマゲドン用最終兵器研究所に、いたそうだな」


「ホッホッホ、昔々の話じゃ、さて、バァバは姫様達の 子守りに戻ろうかの」



 かくて あわれ 無罪?の【特名スケベ魂X】と 謎の【仮称夢魔子Y】は、

 下界の 誰かに 封印されて しまうのであった。

 下界の 誰か とは

     ・

     ・

     ・

 はたして 誰の事でしょう?。

 謎が謎呼び 謎が深まる ミステリー 

 次号 近日公開 

 乞う ご期待 ジャジャーン


第十九話 ”ハルマゲドン用兵器研究所” へ 続く


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