第一話 コマーシャル
門門門門門門門門 門門門門門門門門
門門 門門 門門 門門
門門門門門門門門 門門門門門門門門
門門 門門 門門 門門
門門門門門門門門 門門門門門門門門
門門 門門
門門 こ の 書 を 門門
門門 読 む 者 は 門門
門門 全 て の 門門
門門 常 識 を 門門
門門 捨 て よ 門門
門門 門門
門門 門門門門
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
読者諸兄への 御忠告です。
この物語は、非常に【残酷】な、或いは【ヘドの出る】描写が御座います。
必ず、ご了承の上、お読みください。
この行以降を 読む方は 一切【自己責任】で お読みください。
作者は 一切の責任を 負いません。
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
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##### 恥劇珍奇想体験の序 #####
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門門門門門門門門 門門門門門門門門
門門 門門 門門 門門
門門門門門門門門 門門門門門門門門
門門 門門 門門 門門
門門門門門門門門 門門門門門門門門
門門 門門
門門 こ の 書 を 門門
門門 読 む 者 は 門門
門門 全 て の 門門
門門 常 識 を 門門
門門 捨 て よ 門門
門門 門門
門門 門門門門
E・G・N&E・G・N&E・G・N&E・G・N&E・G・N&E・G・N&E・G・N&E
・ ・
G お読み の G
・ みなさまへ ・
N お ね が い N
& §§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§ &
E E
・ 私の此の書では、この数年の世情にかんがみ、かねてから ・
G 編集面の自粛刷新を計ってまいりました。 G
・ 元来、私の此の書は、けっして単なる煽情書ではなく、特 ・
N 殊な専門書を自負して発表してきたのですが、青少年保護育成 N
& に関する論議が、とみに高まりつつある現今の情勢に対処すべ ・
E く、いっそうの自首寄生を、このたび申しあげます。 E
・ お読みの各位におかれましては、いろいろとご不満もござい ・
G ましょうが、なにとぞ、事情おくみとりの上、今後ともご愛読 G
・ のほど、ここに、改めてお願い申し上げます。 ・
N N
&E・G・N&E・G・N&E・G・N&E・G・N&E・G・N&E・G・N&E・G・N&
エ・グ・ナ&エ・グ・ナ&エ・グ・ナ&エ・グ・ナ&エ・グ・ナ
・ ・
グ 本書自粛の徹底 グ
・ ・
ナ 1, 本書は特殊な風俗文献を研究する平和で ナ
& 穏健な社会生活を営むまじめなR15を対象 &
エ して執筆しておりますが、青少年の保護 エ
・ 育成に関する条例には抵触しないよう、十 ・
グ 分な配慮を今後更に徹底いたします。 グ
・ ・
ナ 1, 本書では従来巻頭を飾っておりましたグ ナ
& ラビア写真並に口絵を全廃し、文中の挿絵 &
エ の削減に努め、読む雑書としての体裁を順 エ
・ 次整えて参りましたが、更に挿入写真の減 ・
グ 少及び見出し、キャッチフレーズの改訂な グ
・ どによって煽情性を排除してゆきます。 ・
ナ ナ
& 1, 本文の内容についても、刺激の強いもの &
エ は極力掲載しないようにするのは勿論、掲 エ
・ 載した文章は十二分に検討を加え、いやし ・
グ くも青少年の健全なる育成に支障を与えな グ
・ いよう努力いたします。尚、本書の発行部 ・
ナ 数は最低限にとどめ、その増大を企てるた ナ
& めの努力はいたしません。 &
エ・グ・ナ&エ・グ・ナ&エ・グ・ナ&エ・グ・ナ&エ・グ・ナ
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##### 恥劇珍奇想体験 特名少年の巻 #####
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***** 第一話 コマーシャル *****
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スポンサー:コウキョフCM奇行
第一章 CMノ1
「おはようございます! トナリのお姉さん」
「こんにちは! トナリのお姉さん」
「こんばんは! トナリのお姉さん」
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「帰って来た! トナリのお姉さん」
「やっぱり! トナリのお姉さん」
「いつかは! トナリのお姉さん」
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「くノ一! トナリのお姉さん」
「SM! トナリのお姉さん」
「悶絶! トナリのお姉さん」
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『ボクの秘蔵のコレクション』
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# 『万引きは犯罪です』・・・・・民主人民母の会 #
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第二章 CMノ2
》ダンジョンの宝箱《
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↑↑↑↓↑↑↑
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>押入れのダンボール箱<
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←↑→↓←↑→
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←↑→
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『ボクの秘密の宝箱』
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↖↑↗
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# 『下着ドロボーも犯罪です』・・・・・痴漢撃滅 女子艇身隊 #
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***** 第二話 嗚呼 悲劇の少年A *****
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登場人物 主人公:特名少年A
ゲスト:暖かく濡れた 謎の布団
第一章 少年A 泣きぬれて 布団とたわむる
《秘蔵のコレクション》は 没収され
《秘密の宝箱》も 没収され
くそ長い 調書を取られ
その上 警察のお姉さんに サンザン叱られ
間奏 (^^♪ 叱らないで 叱らないで・・・〖叱らないで〗)
親父には オモックソ 殴られ
母親には ベショベショ 泣かれ
全てに 見放され すがるものとて なにもない
失意のどん底にある 少年Aの居場所は
ああ 悲しいかな 四畳半の 自分の部屋だけであった。
純情な 少年の 想いを 誰も 「わかっちゃくれない」のだった。
(^^♪ みーんな オイラが 悪いのさ・・・〖悲しき願い〗
未練がましく 押入れを 開けてみれば
そこには 《秘蔵のコレクション》も《秘密の宝箱》もなく
ただ ポツンと 一組の布団があるだけだった。
「グスン グスン」ベソをかきながら
「われ泣きぬれて 布団とたわむる」
アホなこと 言いながら
布団を敷いて 潜り込めば
そこは・・・♬ ズルリンチョ だった。
「モガ モガ」 モガけど モガけど
周りは ズルズル ベトベト ヌルリンチョとして
掴む場所どころか 上も下も グルングルン
(^^♪ 何が何だか、わっからないのよ~~
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##### 第二閑話 EGN 深夜 受験生の為の 教育講座 #####
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登場人物
聞き手:アナウンサー 【エダスズメ】
ゲスト:古文書・古代生物学者【イラチ・マスカキ】
第三章《チョット竹世 先生 後悔記》
♫ ピンポンパ~ア~ア~ン
【エダスズメ】
「ただいま 午後10時なりました」
「エロ・グロ・ナンセンス」
「E・G・N 深夜 受験生の為の 教育講座の時間です」
「前ページ〖何が何だか、わっからないのよ〗に
ついての ご質問 お問い合わせが 多数よせられました。
読者の皆様方の中に、いったい どほゆう事に なったのかなア?
と云う ご懸念が あったらいけませんので
ゲストの方に 説明をお願い致しました」
「今日のゲストは、古文書の解読で有名な[イラチ・マスカキ]氏です。
先生は 100年以上の長い間 古文書学者が解けなかった
【ロリータ・ストーン】を解読され、その結果を、
【チョット竹世 先生 後悔記】として 発表され、
それを端緒に、ロリータ・ストーン文明の解明が大きく進み、
【アヘ・ノーベル文学賞】を受賞されました。」
「先生、読者の方々は〖何が何だか、わっからないのよ〗状態ですが
私も〖何が何だか、わっからないのよ〗状態です。
何がどうなったか 教えて下さい」
【イラチ・マスカキ】
「えー 皆さんが分からないのは当然です。
100年以上の長い間 古文書学者が 解けなかったのも そこにあります」
【エダスズメ】「どこですか?」キョロキョロ、周りを見回した。
【イラチ・マスカキ】
「私は、古文書学者であると共に、古生物学者でもあります。
今まで、古文書と古生物を 同時に学んだ者は居りません。
だから100年の間、誰も解読できなかったのです」
【エダスズメ】「へヱ へヱ」
【イラチ・マスカキ】
「まず、これは、【オシツオサレツオサレツオシツ】の事を 知らなければなりなせん」
【エダスズメ】「おし おし おししし おしし?」
【イラチ・マスカキ】
「一般人には、【オシツオサレツ】として 知られていますが
学名は【オシツ・オサレツ・オサレツ・オシツ】なのです」
【エダスズメ】「はぁ・・・」
【イラチ・マスカキ】
「これは、一角龍の子孫と言われていて、一角龍は 次元龍の一種と考えらています」
【エダスズメ】
「あのー 先生、〖何が何だかわっからないのよ〗と
〔オシツ・オサレツ〕が(一角龍で次元龍で)が
余計〖何が何だか、わっからないのよ〗ですが」
【イラチ・マスカキ】
「これだから 愚者は困る」。「話は、最後まで聞きなさい」
【エダスズメ】「へエ へエ」
【イラチ・マスカキ】
「一角龍とは、昔々、斉天大聖孫悟空が 瓢箪に 閉じ込められた折、
次元に 穴をあけ 救い出した、あの龍じゃ」
【エダスズメ】「へイ ヘイ」
【イラチ・マスカキ】
「随って、少年Aは【オシツ・オサレツ・オサレツ・オシツ】に誘拐されたのじゃ」
【エダスズメ】「へっ !!! ど・ど・ど・ど・どふ 云ふ ことでせう」
【イラチ・マスカキ】
「アナウンサーが 吃るでないわ 愚者」
「布団の中が ”♫ズルリンチョ”って、聞いたことがあるか?」
【エダスズメ】「ありませんが、それがナニカ」
【イラチ・マスカキ】
「これは、【オシツ・オサレツ・オサレツ・オシツ】の
何処かの器官に 入った音であろうと 吾輩は推察するのである」
「どこでしょう」
【イラチ・マスカキ】
「わからん、つらつら考えるに、地球生物のように、
目・鼻・耳・口 あるいは■■■■。
大体 【オシツ・オサレツ・オサレツ・オシツ】に
どのような器官が いくつあるのかも分からん」
(注:■■■■につきまして、「伏字は怪しからん」との ご指摘がありましたが、
放送倫理基本綱領に基づき、審判団協議の結果、軍配通り 伏字としました。)
【エダスズメ】「分からん 分からん って、あなた学者でしょ」
【イラチ・マスカキ】「黙れ 愚者」
【エダスズメ】「へエィ へィ へエィッ」
【イラチ・マスカキ】「そもそもである、次元龍には他にも種類がある」
【エダスズメ】「・・・」
【イラチ・マスカキ】
「【オシツ・オサレツ・オサレツ・オシツ】他
【スイツ・スワレツ・スワレツ・スイツ】
【モミツ・モマレツ・モマレツ・モミツ】
【サシツ・ササレツ・ササレツ・サシツ】
【ホリツ・ホラレツ・ホラレツ・ホリツ】
これが五元種だな」
「ほかに この混合種として 5の3乗の 125種があるな、聞きたいか?」
【エダスズメ】「また今度に させてもらいます」
「それでは、お時間になりました」
「これでE・G・N 深夜受講生教育講座を終わります」
【イラチ・マスカキ】「いや 待て もうチョト話したい事が・・・
【エダスズメ】「また次回の EGN深夜受験生教育講座で お会いましょう」
♫ピンポンパンポ~~ン
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***** 第三話 嗚呼 悲劇の少女B *****
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登場人物
ヒロイン:【特名悪魔少女B】
ゲスト :ナニワのニッコリローンの【悪魔ローン】
第一章 少女Bは 悪魔骨骨村から 家出したい。
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
(閑話休題:ちょっと ここで 国語検定の問題です。
正 少女Bは 家出 したい
誤 少女Bは 家で したい
日本語は難しいと 言われる、その一例です。
上記の正誤表を、ご覧頂きたい、 ”出” と ”で”、
音読みすれば、全く同じであるが、”漢字”と”かな”では、
意味が、全然違う事は、お分かりでしょう。
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
読者諸兄には 悪魔骨骨村をご存じだろうか。
ご案内の通り、悪魔の世界にも、国も在れば都市・地方も御座います。
その中で、田舎も田舎、昔の日本で云えば、電報配達区域外とでも、云いましょうか。
「オラ、こんな村ヤンダ」
間奏 (^^♪ オラ こんな村 ヤダ・・・
だが、先立つものはナントヤラ、家出するのには、金がいる。
ましてや、庄屋の一人娘、村を出ただけで 追手がかかる。
次元を超えて、別次元にでも行かなければ、追手からは逃げられない。
それには金がいる。それも、十魂両と云う大金が。
たった13歳の小娘に、そんな大金を、算段する術が あるわけがない。
・・・・・ 間 ・・・・・
間奏 ♫【毎度ニッコリローン】ご利用は計画的に
かすかに”ケンプン”の臭いがした。
ナニワのニッコリローンの【悪魔ローン】が 現れた。
「それは昔の話、いまでは 頼もしい味方が 居るじゃ あ~~りませんか」
「ご相談に 乗りまっせ~~」
ど派手な ピラピラ服を着た チョビ髭オヤジが、
胡散臭い ニタニタ笑いを 浮かべながら
「安心しなはれ、融通しまっせ~~」
「ふん、返すあて無い。借りたって返せへん」
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
注:ちなみに、悪魔界の1魂両は4千魂文、1魂文は約百円で ございます。
悪魔にとっては、1魂は百円玉1個の価値しかないのです。
くれぐれも、悪魔などと、取引されませぬよう。
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
「お任せください。決っして、ご無理はさせません。
安全・安心・誠実一路、ニッコリローンは、貴女の味方です。
返済の方法まで、アフターフォローは万全、お任せ下さい。
貴女様は、”狩猟免許2種”と ”獲魂免許A級”を お持ちでしょう。
確かに、1魂は、今の相場で 約1魂文でございます。
でも、それは”ブレンド魂”の相場です。
ハイハイ その通りです、現在、魂は すべてブレンドでございます。
(注:”ブレンド魂” 現在では 異なる界.門.綱.目.科.属.族.種等々の 混合の魂)
ですが、それは ”ゲンザイは” で御座います。
次元を超えれば、いかがでしょう。モルトの魂が ありませんでしょうか。
あるんですよ、それが、”凍れる宇宙”と呼ばれる宇宙に、
なにしろ、そこは、≪E=MC∧2≫などと云う、ふざけた法則のため、
テレポートも、曲空間も、魔法も、魔術も使えない”凍れる宇宙”。
そこでは、”ブレンド魂”が存在しない、モルト魂ばっかりでっせ。
イッシッシッシッシ」
「ふん、そんなとこ、往けないしィ。そんなとこの魂、もって来れる
訳ないじゃんか。アホラシ」
「まあまあ、まあまあ」
悪魔ローンは、【白い巨塔】の金子信雄氏のように、
ヘラヘラ笑いながら、図々しく近寄って
「そこが貴女だけに、チャンスがあるんですよ」
「一角龍は、ご存じですよね」
「次元龍やろ、そんぐらい知っとるわ」
「その中に、【オシツ・オサレツ・オサレツ・オシツ】ってのが居ましてね」
「これが、”凍れる宇宙”に行った事がありまして」
「こいつが、処女が大好きでして、ご存じの通り、悪魔界では、
処女は 絶滅状態でございます。でも・・・貴女様は」
「ふん、気色わるっ、それがどうしたん」
「貴女様なら【オシツ・オサレツ・オサレツ・オシツ】は云うことを聴きます。
モルトの魂の相場は、現在天井知らず、モルト魂一つで十魂両、お貸ししましょう」
「モルト魂なんて 絶滅危惧種やろ、そんなん採ってきたら、警察捕まるわ」
「十魂両なんて、割に合わんわ」
「警察のいない 他所の次元宇宙では?」
悪魔少女Bの喉がゴクリと鳴った。
悪魔ローンの唇がニヤリと笑った。
「二百魂両や」
「えっ に 二百」
「悪魔ローンはん、どうしても、モルト魂いるんやろ、イヤならエエ、この話は無しや」
悪魔ローンの唇が 醜く歪んだ。(クソガキが)
悪魔ローンが、危うく正体を現しそうに・・・
が、そこはプロ、グッと堪えて、何気ない顔で
「キッツイなー、負けました、お貸ししましょう、二百魂両、担保は”貴女の魂”」
「契約成立や、ただ忘れなや。そっちの云うた通り、モルトの魂、わてが獲れたらやで」
(悪魔少女B:ざまあ み曝せ、田舎者と なめくさって、なにが十魂両や、
あての魂狙っとるん、百も承知や、おそらく、百魂両くらいで済まそう、
思ってたんやろけど、代々続く庄屋の娘や、そこまでアホちゃうで)
(悪魔ローン:ちっ、上手くごまかせなかったか、いくらモルトの魂でも、
二百魂両はしない、だがねお嬢さん、勝負は・・・)
注:二百魂両は(二百×4千)魂文、は8拾万魂文×百円、は約8千万円
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##### 第三閑話 EGN 深夜 受験生の為の 教育講座 #####
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登場人物
聞き手:アナウンサー 【エダスズメ】
ゲ スト:古文書・古代生物学者【イラチ・マスカキ】
第三章 【悪魔少女B】とは何者か、その秘密に迫ります。
♫ ピンポンパ~ア~ア~ン
【エダスズメ】「ただいま 午後10時なりました」「エロ・グロ・ナンセンス」
「E・G・N 深夜 受験生の為の 教育講座の時間です」
「前回に出てきました【悪魔少女B】についての ご質問 お問い合わせが、
沼の方面の方々から 多数よせられました。
読者の皆様方の中には、いったい どほゆう娘 なのか
美人系・可愛い系・それとも、沼の方面の娘?
かく言う私も 容姿については 全く知りません。
ゲストの方に 説明をお願い致しました」
「今日のゲストは、前回に引き続き【イラチ・マスカキ】氏です。
「先生、読者の方々から【悪魔少女B】の容姿が分からない
特に 沼方面の方々から『スリーサイズ教えろ』との
声が多数寄せられました。 教えて下さい」
「ぶつぶつ ぶつくさ・・・」
「えっ なんですか?聞こえません」
「前回、【バーチャルモンスター群】の事、
話そうとしたのに、話させてくれないんだモン」
「【バーチャルモンスター群】?」
「バーチャル頁岩で発見された モンスター群の事じゃ」「代表的なものは
【アノマロ・カリクビ】、【ハゲ・ルキニア】、【オッパイ・ピニア】、【パンツ・
「あー、ハイハイ、そこまで、そこまで」
「今回は【悪魔少女B】が カワイ子ちゃんなのかどうか、
【悪魔少女B】の容姿、特にスリーサイズ、が問題であって
アノカリスなんか、どうでもええ、さっさと言え」
「アノカリスではない、”ア・ノ・マ・ロ・カ・リ・ク・ビ”じゃ」
「オッパイもパンツも、いらんわ。ごちゃごちゃ言ってると 番組降ろすぞ」
「気の短い やっちゃな。はいはいはい、答えたるがな。やいやい云いな」
「【悪魔少女B】芳紀13才、花も恥じらう乙女、お年頃じゃな。
悪魔帝国大学付属 悪魔骨骨村 村立尋常中学校 狩猟科 1年生じゃ」
「狩猟科の成績はNO.1 プロ並み、古今まれにみる 天才少女じゃな、
まるで 囲碁の仲邑 ○ちゃんのようじゃ」
「あ~の~ね、そんなんわ、どうでもよろし、容姿だ、スリーサイズだ」
「そりゃもう、別嬪じゃぞ、4年連続【ミス・グランプリ】に選ばれたほどじゃ」
「家出しなけりゃ、5年連続間違いなしじゃった」
「ほぅほぅ、はぅほぅ、それそれ、沼の方面の方々は そーゆうとこが聞きたかった」
「で その【ミス・グランプリ】と言うのは、どんな」
「まず、顔だな。昔の女優なら、吉永小百合。
現在なら、コンダ・ビザクラってとこだな」
「ホッ ホッ ホッ、いいね いいね、”いいね”ボタン押しますよ」
「次は、スタイル、これもグランプリ獲得だな」
「ヒッ ヒッ ヒッ、これですよ これ」
「さらに、色艶が、これまた”いい”」
「そんなに”いい”ですか」
「”いい”ってたって、ただの”いい”じゃない、
”い~~~イ~~~ゐッゐッゐッゐッ~ヰ~~~”だな」
「へっ !!! ど・ど・ど・ど・どふ 云ふ ことでせう」
「アナウンサーが 吃るでないわ グシャ」
「まず漆黒の色、それも漆職人が 泣いて悔しがるほどの 色艶だな」
「ヘぇヘぇ、白い肌とか、ピンクに染まったホホとか」
「グシャ、グシャ、グンャ、オロカ者め。
古来、いにしえより、美とは ”黒”、
日本の 漆工芸品は 世界の 垂涎の的である事、知らぬか、グシャ」
「ヘぇヘぇ、ヘぇヘぇ。で、B・W・Hのサイズは」
「ない」
「へ・・・、”ナイ”って」
「骸骨の、バスト・ウエスト・ヒップ、測ってどうすんじゃ」
「へエ へエ へエッ、ガ ガ 骸骨~」
「そもそもである、骨骨村の名前の由来が、
骸骨悪魔が 集まって、出来た村だからじゃ」
「アノー、さっき吉永小百合とか、コンダ・ビザクラとか、言ってません?」
「肉皮 取れば、皆”シャレコウベ”、似たものになる。山川草木悉皆成仏 ナンマンダ」
「【悪魔少女B】については、まだまだ語ることはある。聞きたいか?」
「また今度に させてもらいます」
「それでは、お時間になりました」
「これでE・G・N 深夜受講生教育講座を終わります」
「いや 待て ワシ【悪魔少女B】のファンなんじゃ、もうチョト話したい事が・・・
「また次回の EGN深夜受験生教育講座で お会いましょう」
♫ピンポンパンポ~~ン
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***** 第四話 嗚呼 運命は交差する *****
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登場人物
主人公 :【特名少年A】
ヒロイン:【特名悪魔少女B】
ゲスト :森の番人(普通のおっちゃん)
第一章 出会い
次元航路ルート66を東に、367次元更年期行くと、湊街13番地宇宙がみえる。
勿論、あんな理不尽な、理屈の合わない”凍れる宇宙”ではない、
ごく普通の魔法を ごく普通に使える ごく普通の宇宙である。
大銀河の 小太陽の 惑星の 森林に 少女戯れて 祭壇を造る
森の一角に、異様な祭壇が祭られていた。
*****【特名悪魔少女B】の祭壇*****
異様な祭壇には、妖しげな供物が 捧げられていた。
血生臭い 縄
血みどろの 鞭
血まみれの 十字架
用途不明の ビーズ・ホース
使用方法不明の 謎の振動器
血で洗ったかのような 手枷足枷
巨人にでも使うような 巨大注射器
それらを 妖しく照らす 巨大な紅い蝋燭
祭壇の前で【特名悪魔少女B】は 身じろぎ一つせず、三日間、佇んでいた。
三日の間、雨は降り止まず、彼女の骨体を濡らし、冷やし続けていた。
身じろぎもせず、【ただひたすら待つ】、これは狩人としての、必須条件であった。
ガニ股で、【ンコ・チンチンの構え】の姿勢を続けながら。
(投球後の 某投手の あのガニ股、お相撲さんでも 難しい あのガニ股です)
君、笑い 給う事 莫れ。
【ンコ・チンチンの構え】こそ【骨骨村 野牛■ンコ流】一子相伝 必殺の術なのだ。
誰 知ろう、この【ンコ・チンチンの構え】こそ、彼女の 魔獣必滅の 秘密なのだ。
この必殺【ンコ・チンチンの構え】で、
99種の 99の魔獣を 連続99回 狩りに成功し、
あと1回 成功すれば、晴れてプロ入り、最年少記録で あるのである。
鋼鉄の巨人【アイアンオーガ】が、
無色無音の殺戮獣【オナメクジラ】が、
果ては、天空の支配者【飛竜F35】が、
全て、彼女の 必殺【ンコ・チンチンの構え】の 軍門に下ったのであった。
妖しい祭壇の、蝋燭がフッと消え、かすかに”ケンプン”の臭いがした。
【オシツ・オサレツ・オサレツ・オシツ】が現れ、【特命少年A】を「ペッ」した。
【特名悪魔少女B】は、気絶している【特命少年A】の唇に、
優しく口づけし、神虫の女王卵を 押し込んだ。
【特名少年A】の喉がゴクリと鳴った。
ああ、神虫の女王卵を 飲まされた【特名少年A】の 運命や如何に!ジャジャーン
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
閑話休題:
読者諸兄、君にだけ特別に、この必殺術【ンコ・チンチンの構え】の秘密を教えよう。
彼女の【ンコ・チンチンの構え】態勢の 股の付近を よく良く見てみたまえ、ほら、
もっと近づいて。『臭いから ヤダ』バカモン ”真実とは臭い”ものじゃ 我慢セイ。
真実先生に 言いつけるぞ。
股間付近から、透けた紐状の物が、地面に垂れているのが、かすかに見えるだろう。
あれが、肛門から、出撃している、【サナダ虫勇士】だ。
そのため 彼女は【ンコ・チンチンの構え】態勢を 維持し続けなければ ならなかっ
たのだ。
一匹の長さ約100m、それが10匹、彼女の周りを取り囲み、100m以内に入った
侵入者は、悉くせん滅する。
その姿は、あたかも、太平洋第七艦隊が、空母を中心に、
周りを取り巻く 護衛艦群が 迫りくる敵を ことごとく 殲滅するがごとく、
近づくものを すべて撃滅する、さまにも かくあらんや べけんや。
曰く 【必殺 サナダ虫 外縛陣】、曰く 【殲滅 サナダ虫 バリヤー】と、
いにしえの 昔より伝わる、神虫軍 必殺の戦術である。
【サナダ虫勇士】は無敵である、色も無く、音も無く、忍者のごとく、相手の皮膚から
侵入し、必殺の■■■薬を注入するのである。
(薬名は、悪用される、恐れがあるので、表記を控えさせて戴きます:自首寄生)
必殺の■■■薬に、抵抗できる生物は、過去にも 現在にも 存在しない。
なにしろ、必殺の■■■薬を 放つと同時に、放った【サナダ虫勇士】さえも、同じく
”ラリパッパ”するのである。
まさしく特攻、一虫一殺、魔獣に対しての、必殺の特攻である。
ただし、無敵【サナダ虫勇士】にも、弱点はある・・・ 戻れないのである。
そう彼女らは、寄生虫であり、寄生虫には 眼が無いのである。
いかに、無敵【サナダ虫勇士】と云えど、見えなければ、帰れないのであった。
(^^♪ これぞまさしく ”特攻”ー、
往きて 帰らぬ サナダ虫
残こる、【神虫寄生女王国】の 無事をー祈りつつー、
さらば祖国よ 栄あれ~~
「後に続け」の声残しィ、
身を躍らせて谷底へぇー、
木霊に響く 観ン音ン経ヲ~~~~
間奏 ♫ いわをたて みずをたたえて~~ベベ~ン ベン ベン【壺阪霊験記】
・・・・・続く