(男性向け)異世界ファンタジーくん。キミ、終わるのかい……?
ホント金ないから娯楽は無料のWEB小説。
時々X(旧Twitter)でそう言った意見を見かけてはいた。
というかエビデンス付きというか画像による数字のデータを見てもいた。
それでも体感的にはまだまだ行けるだろ!大丈夫!と思いたかったのだが……
「やっぱりなろうの『男性向け』お亡くなり寸前じゃない?」
などと、長期休みでWEB小説を消化しながら、思ってしまった。
これが正確なのかどうかは分からない。
そもそも、もっと前から終わっているけど?といった意見も見かけたことがある。
ただし、そういった意見があった中でも、僕個人は「いやいやなろうの男性向けはまだまだ元気だよ。全然行ける行ける。遅まきながらも異世界転生・転移ジャンル隔離も解消されたし……」
などと思ってました、いたのだが。
「俺はなんでこんな無駄な時間を……」
と若干後悔しながら、久々にガッツリ取れた長期休みをWEB小説を消化して過ごしていて気づいてしまったのである。
ほぼほぼ小説家になろうの作品ではなくカ〇ヨムの作品を読んでいたことに。
本当に個人の感想ではあるが、まだ去年の同時期はそんなことはなかったと思う。
いや当時はゲームとかで時間をつぶしていた可能性はあるが……
現実的に、長期休みで読もうとした作品、しおり・ブックマークがなろうでほとんどなかったのだ。
今回の休みで読んだ作品のほとんどが既読済みの作品だけであり、新規はほぼゼロ。
なんでこんなことに?理由を探してみればすぐ分かった。
異世界ファンタジージャンルが異世界恋愛ジャンルの越境作品で塗りつぶされているのだ。
もはや飽和状態の異世界恋愛ジャンルでは埋もれてしまうが故、異世界ファンタジーのガワを被った作品が次々に投稿され、ランキングに居座り続けている状態なわけである。
勿論ちゃんと女性主人公なだけの男性向け作品はきちんと存在しているし、昔からジャンル越境はあったことではあるのだけれど。それでもここまでではなかった……と感じてしまったわけである。
そうしたふと口に出たのだ本雑文のタイトルというわけだ。
当然ながら、別にこの状況に不満はない。
需要によって形が変わるのはしょうがないことだからだ。
個人的にランキング表示の変更がこの流れを加速させたのかなと思う。
勢いのあるジャンルにとって、嬉しい変更だったからだ。
その点だけは、ほんの少しだけ不満があったりしないでもない。
果たして、男性向けはどうなるのか、また次の長期休みの状況を楽しみにしておきたいと思う。
男性向け腕に自信作者さん、カク〇ムでお待ちしています!
とはいえ、読者の母数が違うので、なろうにも同時投稿すべきだとは思いますが。
特に男性向けラブコメジャンルはカクヨム競合少ないので是非来て欲しいですね。
異世界ラブコメも、男性向けのラブコメとしてジャンル化されているので、女性向けとランキングを一切食い合わない神仕様です。
また、ちょっと叡智な状況もカ〇ヨムくんは許してくれるので、そういうのやりたい異世界ファンタジー・現代ファンタジージャンルを書きたい方もぜひ投稿して欲しいですね。
回し者じゃないよ。