Valentine's Day in 2024「甘くない」
二月十四日。蒼嶋透希は図書委員の後輩からチョコレートを受け取る。普段の接し方ゆえに「変な先輩」と思われているのではないかと恐れていた彼は、少なくともチョコレートを贈る価値があるくらいには尊敬されているのだということが分かり、ふっと安堵で胸を撫で下ろした。
しかし、僕にも作ってくれてありがとう、と言った彼の言葉を後輩の女の子は否定して……?
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バレンタインの熱に駆られて二日で書いたものです。推敲も不十分であるけれど、それでも彼と彼女のことを描きたかった。
……いつか二人のことをより綺麗に描いたものをどこかに出すかもしれません。
しかし、僕にも作ってくれてありがとう、と言った彼の言葉を後輩の女の子は否定して……?
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バレンタインの熱に駆られて二日で書いたものです。推敲も不十分であるけれど、それでも彼と彼女のことを描きたかった。
……いつか二人のことをより綺麗に描いたものをどこかに出すかもしれません。