『熱砂の国』
21世紀終わりに起こった世界規模の大災害で、これまでの世界情勢は一変した。
海面、海水温が異常に上がり、海洋生物の9割が絶滅 そのため地上の50%は水没し気温も異常に上がった。 大勢の人が死んだ。
そして人々は環境管理されたドームを作った。
そこには、上級階級の人々だけが住むことができた。
上級階級の人々は、水からエネルギーを作り生活していた。
エネルギーを生むためには、大量の水が必要で、海水を ろ過して真水を作った。
そのろ過装置には、また大量の殺菌された極小の砂が必要だった。
ザッ、ザッ、と砂をスコップでベルトコンベアーに乗せる大量の労働者達がいる。
ここは、熱砂の国と呼ばれている。過酷な場所である。
環境変化で、この地は、50度以上の気温になるようになっていた。
高温の為、複雑な機械は直ぐにダメになってしまい、安い労働者を使いろ過用の砂を集めていた。
屈強な男たちでも、1度の労働時間は40分ほどが限界だった。40分働き、20分休み、また40分 砂を運ぶ。
黙々と砂を運ぶ。しゃべる体力すら惜しいのだ。
周りで、人が倒れると、そのままベルトコンベアーに乗せてしまう。助けようとはしない。砂が汚れるのを嫌うだけだった。
熱砂の国と呼ばれている国は、かつて日本と呼ばれていた。
ヒマラヤから東側は全て砂漠と化してしまっている。偏西風の熱風によって、軽く乾き殺菌された極小の砂だけが、かつての日本に降り注ぐ。
その砂を資源として、今の熱砂の国の人々は生きている。
読んで頂き誠にありがとうございます。
今日のTwitterトレンド『熱砂の国』です。
カナダ大変な気温ですね。
大丈夫でしょうか?
最近、車で高速を走っているとき、電線の鉄塔が全部 風力発電も兼ねていたら凄いのにな~って妄想しておりましたw(安全運転)
余談ですが、ベトナムはクリーンエネルギー先進国です。凄いですよね。(*゜∀゜)
そして、今度日本政府がベトナムにエネルギー支援をします。
クリーンエネルギー先進国に火力発電所を作るとのことです。Σ ゜Д゜≡( /)/エェッ!
以前から決まっていたことなので、今さら変えられないとのことです。Σ ゜Д゜≡( /)/エェェェェェッ!2度目
コロナ禍でよく聞くようになった、変えようとしないお役所仕事・・・・縦、縦、縦。
臨機応変に柔軟に対応してくれよ。お上(´-ω-`)
お上ってなによw
どうするの?再生可能エネルギー後退国日本
別に世界に合わせなくてもいいと思うけど、美しくありましょうよ。いろんな意味で。
それでは、またお会いいたしましょう。(._.)ペッコ