黒と赤の逃走劇!!
今後はご感想、誤字脱字、言葉のおかしな所等がありましたらコメントしてください。きちんと直します。お後投稿速度は浮き沈みが激しいので温かい目で見守ってくれると嬉しいです。
魔導具はマテリウスでしか採れないマステリア魔導石を核にして錬金術師達が造った道具である。
マステリア魔導石は魔法を吸収してその魔法を使うことができる。
最初は戦争兵器として【フレイムボルト】等の中級属性魔法を込めて剣や盾を造っていたが戦争が終わり。国が平和になるとランプやヤカン等の日常品として魔導具は造られるようになった。
パァン!!
「「「「「あっ!!」」」」」
ウィンドバードの風により木の枝から落ちてきたボール…しかしボールは丸い球体ではなく薄い紙のような形になりふわふわと舞い降りてきた。それを見ていたリン、赤髪と取り巻き達は絶句、ウィンドバードを召喚した本人のアレンも子供達と同様に絶句していた。
召喚されたウィンドバードは役目は果たした! とアレンに目線を向けて消えるようにその場からいなくなった。
赤髪のアレンを見る目はさらに鋭くなり攻め立て取り巻き達も赤髪に混じりアレンを攻め立てた。
しばらく唖然としていたが子供達(リンを除く)の怒り声を聴いて再起動したアレンは赤髪と取り巻き達の方を見るとにへらっと笑い、
「誰にも失敗はあるよね~はっはっはぁ!!…………ではさらば!!」
謝りもせずリンの側まで行きリンを抱き上げその場から逃走した。抱き上げ方はお姫様抱っこだ。
赤髪と取り巻き達もアレンの突然の逃亡により呆然としていたがハッと顔を見合わせて逃げていったアレンを追いかけた。
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現在アレンはリンを抱えて町の大通りや裏路地などをひたすら走っていた。
逃走しながらアレンは
(ちくしょ~!!召喚の操作ミスった!!しかもとっさに逃げたから謝りもできね~!!)
と考えていた。いいことをしようとして逆に悪いことをしてしまいあまつさえその場から逃走したアレンは今は必死に逃げるしかなかったのだ。
「待てっ!!逃げんな黒髪っ!!」
後ろからは赤髪のおってくる足音と叫び声が聞こえてくる。
捕まれば器物破損で騎士に連れていかれるのはすぐわかる。しかもとっさにリンも連れてきてしまったのでそこに誘拐も追加されたら目も当てられない状況になってしまう。
それだけは避けなければ!!と必死に走るアレン。しかしアレンにお姫様抱っこされていたリンはまんざらでもないのか頬が緩んでしまっていた。
アレンはチラリと後ろを見て赤髪がまだ追ってくるのを確認して叫んだ、
「追ってくるじゃねーよクソガキ共がっ!!」
「うっせー!!ボール代弁償しやがれ!!」
「ボール落としてやったことを忘れたか!!この恩知らず!!」
「割ってだろ、この能無し召喚者っ!!」
「なんて言葉使い!!そんな風に育てた覚えはありませんっ!!」
「てめえは俺の親じゃないだろ!!」
と言い合っていたが赤髪達の息が荒くなり走るスピードが落ちていくのがわかった。威勢はいいが体力は大人のアレンが勝ったようだ。
アレンは今がチャンスと走りながら赤髪達のほうに向きリンを支えていた手を向けて追い討ちをした、
【我求めるは光。来たれ輝く虫達よ。シャインビートル!!】
魔方陣から現れたのは小さいホタルのような虫だった。その虫は魔方陣から次から次えと現れて赤髪達の目の前に集まっていった。
赤髪達は急に現れた虫達に仰天してその場で立ち止まった。立ち止まった赤髪達は格好の獲物だ。虫達は赤髪達の前で急に発光したそれを見て赤髪達は
「うぉっ!!眩しいっ!!」
急にな発光に対象できず光にダイレクトアタックされてしまって目をやられてしまった。
アレンはニヤリと黒い笑みを浮かべてそのまま逃走を再開した。
数秒後、目が回復した赤髪達の前には次々に消えていくホタルもどきだけが移った。赤髪は沸々と込み上げる怒りを天に向かって叫んだ。
「覚えてろ…黒髪ーーーっ!!!!!!」
赤髪が上げた怒鳴り声はただ無情にもアレンには聞こえず清んだ空に響き渡っていった。
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