・・・・お久しぶりです?
お気に入り登録されている数と閲覧数が小説のページ数と比べると凄い事になってて(´・ω・`o)ナゼニ?とか思ってたら
まさかの日間ランキングの17位とか19位とかの位置にいたというwww
だれかこの状況を詳しく私に説明してくれww
主人公的には、眠りにつく前のことは昨日のコト
なのに周りにとっては500年ぶりの再会ww
さて、一人ずつの特徴を説明するわね。
ダーク→闇の精霊神
見た目はグリフォンに似てる感じ。
まぁ、全身これでもかってくらい真っ黒なんだけど。
レイ→光の精霊神
見た目はもろペガサス。羽生えた白馬だよ、白馬。
真っ白で、額には透明な円錐形の角がある。
シー→水の精霊神
見た目は青い大蛇。
海みたいな蒼色で、背中には背びれみたいなのがあって、水陸どっちでも生活可能・・・らしい
フレイム→火の精霊神
見た目は深紅の虎って感じ。
乱暴で喋り方はヤンキーっぽいけど、凄い気が利く子。
ライト→雷の精霊神
見た目は大きな狐っぽい感じ。ふわふわな尻尾がお気に入りデス
でも中身は子供。
グラン→大地の精霊神
見た目は熊。おっきな熊。大きな肉球は愛すべきものです。
ちなみに、言うとシー以外はみーんな男。
まあ、精霊に性別なんてあって無い様なものだから性格とか声質とかに限った話・・・なんだけど。
ちなみに人型にもなれるんだけど、私が動物大好きだからか皆意識して動物の姿をしている事が多い。
一回、「なんであんまり人型にならないの?」と試しに聞いてみたら『そっちの方が姫が抱きついてきてくれるから』と言われて二の句が継げなくなった。
いや、体格の良い見た目イケメン成人男性に(女性体のシーと子供体のライトにはよく抱きついてたんだけど)可憐な乙女がおいそれと抱きつく訳にはいかないでしょう?と心の中で反論してしまった私は絶対に間違ってはいないはず。
まぁそんな理由で、動物姿になるよう心がけ始めたシーとライト以外に私が心奪われ、抱きつかれなくなったシーとライトがそれに嫉妬してつられるように・・・・と今のような状況に至っている。
私に言わせれば実にくだらないのだが、精霊神達にとってはとても大事なことらしい。
・・・・閑話休題。ちょっと長くなったけど。
目の前にズラリと並んだメンツに私は呑気に「やっほー」と手を上げた。
私からすればちょっと前まで一緒に戦場で戦っていた感覚なんだけど、皆からすれば会うのは500年ぶり。
精霊の生の長さから考えればたった500年・・・のはずなんだけど、なんだろう。皆目が怖いよ・・・。
『・・・姫、やっと目が覚めたのか』
『心配したよ、体調は大丈夫?』
『ひーちゃん、心配したわよー!!』
『たっく、寝すぎだっつーの』
『起きんのおっせーよ!こんの、寝ぼすけめ!!』
『心配したぞ、姫。もう大丈夫なのか!?』
順にダーク、レイ、シー、フレイム、ライト、グランだ。ブラストは沈黙を貫いている。
よしよしと大きな手(前足?)で頭を撫でてくるダークに、「え、あれ、皆結構マジで涙目?」と私はうろたえる。
ツンデレ性質のあるライトですら涙目なのだ。随分と心配をかけてしまったようだと不可抗力とは言え500年も眠っていた自分を反省する。
・・・・するよ。うん。反省するする。
だから、6人全員で説教するのはやめてちょうだい!!!
再会を喜ぶ言葉から一転、いつのまにか『あんな国の為に・・・』とか『あんな男の為に・・・』とか『あんな危険な魔法使うなんて無茶を・・・』とか寄ってたかって説教をし始めたのだ。
ぐちぐち言われる責め句に流石に罪悪感も薄れてくるってもんだ。
五月蠅い、黙れ。とまでは言わないけどさ。ちょっと、しつこくない??
「心配・・・かけてごめんね??」
あまりの口五月蠅さにうんざりしてきた私は意識して可愛らしく小首を傾げて儚く微笑んだ。全員がグッ・・・と詰まりこむ。
秘儀、儚い美少女スマイル!!
・・・・ネーミングセンスが無い事についてはスルーでよろしく。うん。
7人全員、みんなして基本的に私には甘甘なのだ。ちょろいちょろい。
言葉を無理矢理呑み込んだ風な精霊神達に私は、殊更分かりやすくシュンッ・・・と項垂れてみせる。
ふふっ、私は女優なのよ!演技なんてちょろ・・・・・・ちょろ・・・・・あれっ?
・・・・・えーっと??
みんないつの間に人型になったの・・・カナ????
「姫、泣くな」
「ごめんね、言いすぎた」
「ひーちゃん、ひーちゃん!!泣かないでぇ~」
「おわっ、姫、ごめん!」
「なっ・・・何泣いてんだよ!!」
「ごめんよ、姫。頼むから泣かないでくれ」
「あーあ、泣いてしまったじゃないですか。勢いよく迫りすぎですよ」
いや・・・泣いてないし。
今まで沈黙を守っていたブラストまでが、無責任にもそんな事を言って煽るから更に慌てる面々。いや、ていうか何故にブラストまでもが人型にww
なんかものすごーく顔を上げづらい状況になってしまった。
壊れ物を扱うかのような優しい力で私を抱きしめてくるダークの胸に額をグリグリと圧しつけて、私は顔を隠す。
説教から逃れることには成功したが、次に来たのは慰めの嵐。
すんません、演技でした。とは言いだせない皆の心配そうな声に罪悪感がグサグサッと胸に突き刺さってくる。
そうでした、みんなこんな子でした。と最近(私にとっては)の殺伐とした空気の中で忘れていた事を思い出す。
思わず遠い目をしてしまったのは誰にも責められないだろう。
○
ダークの胸の中で慰めの嵐とグサグサ突き刺さる罪悪感に耐え抜いた私は今、アウェイズの森を歩いている。
7人の精霊神を引きつれて歩くのは本意ではなかったけど、誰か1人を残して他の全員を精霊界に戻そうとすると森が滅びそうだったので諦めた。
本気でお互いに殺意を飛ばしてるもんだから、流石の私も空気を読む。
目的地は、アウェイズの森の最奥部。
レディーシアという女神が宿る大樹のある場所だ。
私が眠っていた洞窟のあった崖もなかなかに森の奥深い場所にあったらしく、歩くのは苦ではない。
裸足なのでたまに小石を踏むと軽く痛みがあったが、魔法で保護してあるので怪我をすることもない。
『姫、歩かずとも私たちの背中に乗ればすぐに着くんだぞ?』
『そうだぞ。遠慮する必要は無い』
『その短い脚でちょろちょろ歩いてたら次の日になっちまうぜ』
等と五月蠅い外野がいるが、こいつらの背中に乗るとちょっと厄介な事になりそうだったので丁重に遠慮させて頂いた。
理由はいろいろとあるけど、ここでは割愛。これも今度詳しく話す機会があるでしょう。
小さく歌を口ずさみながら(勿論選曲はト○ロだ)、私は森の中を歩き進める。
目印なんて無い木ばっかりの場所だが、迷うことは決してない。
なんでって、そりゃあ
『こっちよー!姫ちゃん、こっちこっちー!!!!!』
という盛大な呼び声が森の奥から響いているからだ。
あぁ、なんて神聖さとかを丸ごと無視したような声だろうか。
これが人々に「慈愛と美の神」と呼ばれる神かと思うと頭痛のする思いだ。
「レディ、五月蠅い・・・」
米神に指を当てて深い溜息をつきながらも声を頼りに歩いていると、唐突に視界が開け、目の前には空に届いているんじゃないかと疑ってしまうくらいに大きな樹が鎮座している広場に到着した。
『キャーッ!!相変わらず可愛いわね、姫ちゃん!!心配したのよぉ???』
駆け寄ってくるのは、緑色の髪の美人。
彼女こそが先ほどの大声の主で、「慈愛と美の神」などと私からすれば「分不相応すぎるだろう」と言う印象な二つ名を持つ女神様だ。
ここに来る途中で軽く精霊神7人衆に聞いたところ、魔王封印後に魔力となって空気中に溶けて消滅しそうになった私をレディがかき集めてくれたんだとか。
でレディは、私を一人占めできるようにと心配性な精霊神達に私が無事な事を秘密にしたまま、私が眠れるようにと静かな洞窟に寝かせて500年守り続けてくれたらしい。
いや、突っ込みどころがいろいろとありすぎてアレなんですけど。
しかもそれを意地で見つけ出した精霊達も凄いと思う。割かし本気でレディは私を隠そうとしたらしいし。
「レディ、助けてくれたんだってね。ありがとう」
『姫ちゃんがいなくなるなんて嫌だったんだもの!ジェイルとキルアも手伝ってくれたのよ!』
ジェイルは生命を司る神で、キルアは運命を司る神。最高神と呼ばれるそうそうたるメンバーに心底呆れてしまう。
なんていうか、ホント規格外だな、自分。と思わずにはいられないのだ。
それもこれも神に愛(以下略)・・・・いい加減略すのも面倒になってきたな・・・。
読んでくださりありがとうございました♪
そんでもって更新遅れてすいませんでしたorz
次の話は早めにうp出来るように頑張りまするww
誤字脱字、文章の矛盾点などに気付かれた場合は是非ご指摘くださいませ
ちなみに未だに主人公の名前が出て来て無いのはただ単に名前が決まってないかry・・・・・げふんげふん
そして早速手直し
内容的にはあんまり変わってません
13:36手直し完了