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詩全集2

ベゴニア

作者: 那須茄子

咲いた花は私に

花言葉を持たせた

『片想い』

『愛の告白』

そのどちらも


絡み合った瞬間

甘い香りがして

目眩がする

遠近感がわからなくなる

君の表情がぼやけてはっきりしない

 

まるで消耗品だ

すり減り嵩張る

使えばその分だけ

散らかり

乱される


煎るような熱さ

煮るように溢れ出す

烹るようで溶ける


明日はただ側で笑って頷くだけじゃなくて


その中に

時に


花を添える

水を差し込む

それらをなるべく自然に

なんでもない振る舞いで

明かそう



咲いた花は私に

花言葉を持たせた

『片想い』

『愛の告白』

そのどちらも




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