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クラスの地味キャラも恋をする  作者: ぱらな
第2章 高校一年2学期
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第九十話 告白は計画的に。

翌日。

今日は早めに学校に来たのでぼーっとしてます。

というか、昨日は意味の分からん一日だったなあ。

…………誰だよあいつ。なにが恋のキュ―ピットや。


あんなやつのことは忘れて、今日もだるいだるい一日がスタートすr―――すんごいこの教室をのぞいてる方がいらっしゃるんですけど…………。


「また会ったな」

「またお前かい。今度はどうした?」

「いや昨日はお前が勝手に帰ったからな!?」

「とっとと要件言って。今忙しいんだから」

「さっき覗いてたけどお前ぼーっとしてただけやん」

「細かいこと気にするな」

「ええ……まあいいや。要件はな、俺と綾瀬さんをつなげてほしいんだよ」


それ昨日も聞いたんだよなあ。


「だからそれ俺は何をしたらいいんだよ」

「具体的に?なんも決まってないけど」

「は?」

「いやだから、なんも決まってないけど」

「俺の耳がおかしいわけじゃないよね?」

「多分正常」


多分ってなんや。


「おっ、翔太。今日は早いな」

「裕也か。おっすー」

「あれ、その人だーれ?」

「俺も知らん」

「え?」


そりゃ「え?」ってなるわ。


「なんか綾瀬さんことが好きなんだってよ」

「おーい言うなよ!!」

「俺にしか言えないってことないやろ」

「いや恥ずかしいやん!」

「そこはピュアなのなんなん」

「つまり、綾瀬さんとその人をどーやったらくっつけられるのかってことね」

「そうそう」


…………あれ?俺こいつに事情なんも話してないと思うんだけど、あこいつエスパーだったわそうだった。


「よしわかった!おれが綾瀬さんとお前をくっつけさせてやるよ」

「まじ!?」

「…………いややっぱいいや」

「なんでよ!」

「めんどそう」

「それな」

「泣いていい?」

「男なら自分の恋くらい自分で実らせろ!!」

「はっ……!?そ、そうだ!自分の恋くらい自分で実らせろって話だよな!!」


ようやくわかってくれたか。


「じゃあ俺、自力で頑張ってみるわ!!ありがとよ!!!」

「おう、応援してるぞ!!」

「俺もー」

「一人だけすごい小並感あるけどありがとな!」


そう言って彼は俺たちのもとを離れていったのであった。

…………なんだったんだよ朝っぱらから。

結局どのクラスの誰かもわからんかったな。名前すら知らんし。




―――数分後。


「みなっち~おはよー」

「綾瀬さん、おはよ」

「聞いて。さっき廊下で告白されたんだけど……」


……え?

多分だけどこのタイミングって十中八九あいつだよな…………当たって砕けろ精神すぎるだろあいつ。




更新頻度が相変わらずなのは許してな?

「更新頻度あげてくれると嬉しい」と言われたので上げようかと思ったのよ?

…………無理だった!!!(*'▽')

でもほら!モチベがあるときは連日更新とかあるかもやし!!

…………期待はするな。

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