第八十六話 二学期の始まり。
はあ……はあ………。
やーーーーーーーーーーっと課題終わったよぉーーーー!!!!!!!!!(現在時刻1:00)
でもこれで……ようやく、課題地獄から抜け出しt———ん?なにここに挟まってるプリント……って、これもあるんかーい!
うわーん助けてぇーーー!!!!(私が悪い!)
あー今日から学校か〜。
まじでだるい。間違えて夏休みもう一ヶ月とか延長しないかな、どんな間違いだよ。
課題はやってきたし、忘れ物もない。よし完璧だ。
今までの夏休み終盤まで課題を溜め込む俺とはかけ離れて、計画的に課題してやったぜ誰か俺を褒めろ(普通なんだわそれが)。
てか……学校の至る所にカップルがいるんですけど………。
ま、まあ花火大会とか『そういう』イベントあったしそりゃそうなのかもな。
ん?俺??彼女いない歴=年齢です!!(聞いてない)
「みなっちーーー!!!!!!!」
「うぉぉい!?ど、どうしたの?」
「課題が…課題がぁ!!!」
「ぷっ、やっぱり終わらなかったんだね」
「笑わないでよー!これ答え配られてないから写せなかったんだよ!」
「いや配られてても写しちゃだめでしょ」
「じゃあみなっちは全部自分で解いたの?」
「…………黙秘で」
「はいでた〜〜〜これは写してますなあ!いやそんなことは良くて!このプリント見せて!!お願い!!!!」
うーん、その上目遣いは反則だって言ってるやん。
これで断るやついんの???
仕方ない、いや喜んで見せますけどね。
このプリンとかな?はいよ———
「二人ともー?なーにしてるの????」
「うげっ、なぎちゃん……」
茨実さんか。委員長はこういうの厳しいんだろうなあ。
「委員長としてこれは見逃せない案件ですなあ」
「そ、そこを何とか〜!!!」
だよねえ。
「あ、委員長じゃん。おはよー」
「ああ長谷川君おはようございます。課題の方はやってきたんですか?」
「おー、半分やってきたぞ」
「端から全部やるつもりではないんですね…」
「いつも通りだなあ」
「長谷川くんおはよ!」
「おはよ〜。綾瀬さんはやってきたの??」
「殆どはやったよ!あと少し写したら終わる!!」
「なーぎーちゃ〜ん??」
「や、やりますやります!!!自分でやりますぅ!」
「はは、みんな変わんないなあ」
「そうだな」
このメンツを見ると、あと二人だな。
お、噂をすれば。
「おはよっ!」
「ういっす」
「おー二人とも〜!久しぶり〜」
「ではねーだろ!この前花火大会一緒にこの6人で行ったじゃねえか!!」
「そーだよ!にしても学校で会うのは久々だよねっ!」
確かに学校で会うのは久々だな、制服が新鮮。
「はいはい、今日から二学期だしメリハリつけてがんばろっ!!」
そうだ今日から二学期だ、頑張ろう!!!
俺にしては更新頻度高くね!?(自惚れんなカスが)
今日から二学期の始まりや!!!
なおリアルだと1学期の模様。




