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クラスの地味キャラも恋をする  作者: ぱらな
第1章 高校一年1学期
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第八十三話 花火大会二日目part2

昨日と同じ会場に着き、昨日と同じロケーションで花火を見る………のではなく、先ほど行った和服屋の店員さんから、

「あの橋の渡った先にある高台あるでしょ?あそこ意外と人いなくて、街を見下ろしながら花火も見れて絶景なの!!もし花火見に行くならそこが良いよ!」

と言われたので、そこを案内することに。




「あ、折角花火見るならあそこの高台にしようよ」

「え、あ、うん!でもなんで急に?」

「さっき行った和服屋の店員さんがおすすめしてくれたんだよ。景色も良いんだって」

「そうなんだ!じゃあそこで見よっか!!あ、でもそこ行くなら先に屋台見て回ろうよ!」

「そうだね。食べ物とか買ってから行こうか」

「昨日は焼きそばも唐揚げも食べたし〜、フランクフルトも食べたか。あとはーたこ焼きも食べたかっ!?あれ、昨日だけで全部食べてるわ…」

「めっちゃ食べるじゃん…」

「だって!美味しいもん!!!」


(う〜ん……可愛い)



という訳で、屋台でパンパンにご飯やらなんやら買った綾瀬さん(俺は焼きそばとリンゴ飴の二つ、綾瀬さんは取り敢えず屋台に出てる食べ物ほぼ全種)。

橋を渡ったら…あ、あれかな?

よっ…と、おお、確かにこれは良い景色だわ。

海から街の様子までここから一望できる。

夜景ということもあり、めちゃくちゃ綺麗(ご、語彙力ぅ…)


「おぉ…!すごい!!綺麗〜!!!」

「ね!おすすめしてくれた店員さんに感謝だわ」


二人一緒にこの夜景に見入ること数分。


「はっ!?景色が良すぎて我を忘れてた!」

「一緒だ」

「まだ花火も上がってないのにね」

「確かに」


そう言って二人で笑い合いながら買ってきたものを食べつつ、花火が上がるまで待つことに。


「ちょっと冷めてる」

「これも思い出の味になるかもよ?」

「………綾瀬さんって、意外とロマンチスト?」

「そうかな?」

「今みたいなのも、普通の人はご飯冷めてるだけで『思い出の味』とか言わないもん」

「ん〜………それは、みなっちと一緒だからってのもあるかもね」

「へっ?」

「んーん、何でもな〜い」


そう言いながら、闇に紛れつつも耳が赤くなってるのだけは分かった。

なんでそうなってるのかは相変わらず分からんが。




(なんか私、毎回墓穴掘ってない?……いや、湊君が私の事『ロマンチスト』とか言うから悪いんだ!!多分自分がポンコツだからってことは棚に上げるけど。)


「そうだ!今年の花火大会から『水上花火』ってのをやるらしいよ!!」

「すいじょうはなび?」

「海の上のいかだとかに花火を乗っけて、それを爆発させるんだって!そうしたら半円の花火が上がるとか!」

「そうなんだ!初めて見るから楽しみだ!」

「私も〜!あ、そろそろ始まるよ!!」




はい、安定の更新頻度です(←カス)

うーん、更新頻度上げる!とか軽々しく言うもんじゃねえな、実行できないから(←バカ)

まあ、他の面白い作品なんていくらでもあるんでそっち読んでてくれw

それか、もう一つの作品読んで待ってて!(強欲)


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