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クラスの地味キャラも恋をする  作者: ぱらな
第1章 高校一年1学期
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第七十話 友達とプールpart1

「プールだー!!!!」

「だな!」

「めっちゃ楽しみ〜」

「人多っ」


先に着替え終わった俺たち四人は、更衣室前で女子を待機している。こうしてプールを見渡すと、真夏ということもありだいぶ人も多い。学生らしき人が男女で訪れている人も多々見られる……う、羨ましくはないぞ?(血涙)


「おまたせー!」

「お待たせしました」


と、そうこうしている内に綾瀬さんと茨実さんがやってきt———いや、可愛すぎね?

綾瀬さんの水着はこの前も見たが、改めて見るとやばいくらいやばい(語彙力)。

あと、茨実さんもくそ可愛い。

茨実さんは白と水色を基調とした感じ。


「じゃ、いきましょ!」

「おう!」

「いいねいいね!!」

「楽しみー!」


と言うわけで、プールで思う存分楽しもうとする俺たち(と、少し遠くにいるお姉さんをガン見する裕也)。



このプールはめちゃくちゃ大規模で、激流プールと呼ばれるものや、ウォータースライダー、上から大量の水が降り注ぐギミックなど、様々な仕様があって、簡単に言うと超人気の施設。


「まずは何します?」

「そうだなー、取り敢えず泳ぎつつ考えるか」

「プールで遊ぶの久々だなあ」

「つめたっ!?」

「そりゃそうだろ」

「私あのバケツ?みたいなの気になる〜」

「あ、俺もー」

「じゃあまずそこ行くか」


と、裕也と綾瀬さんが興味を示した場所へ行く。


「中々降りてこないね?」

「結構な量の水入るぞあれ」

「怪我しない?」

「それは大丈夫だと思うよ?」

「なんかカウントしてない?」



3,2,1とカウントダウンが始まり、

バッシャーン!

と、かなりの勢いで水を食らった。


「えっ、ちょ、強くね!?てか多くね!?」

「あはは、びっくりしたー!けど楽しいねこれ!!もっかいしよー!」

「よく二回目いけるね!?」

「そんなこと言ってる内にまたどんどん水溜まってるよ?」

「マジじゃん?!」



バシャーン!

二回目の水も浴び、


「楽しいね!」

「なぎちゃんめっちゃ楽しそうじゃん(三回目は喰らいたくない…)」

「そうだね…(二回目は不意打ちすぎて痛かったけど)」

「は、早く次行かない?(二回中二回転けた僕。)」

「じゃ、次は『激流プール』ってとこにでも行くか!」

「面白そう!早くいこーぜ!!」

「「「ちょっと待って…」」」


帰宅部三人の意見が一致した瞬間である。

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