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クラスの地味キャラも恋をする  作者: ぱらな
第1章 高校一年1学期
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第六話 放課後イベントで友達と鉢合わせ

その後、綾瀬さんが気になっていたゲームセンターに連れて行ったり、ただ単に自分が寄りたい本屋に寄って綾瀬さんが「その小説、面白そうだね!」と言って趣味を共有したり(自分が手に取ったのラノベだったから理解されないと思ったら綾瀬さんの中では好評だったらしい)、友達と放課後一緒にどこかにいくだけで楽しいもんなんだな—

「おっ…す……?翔太、どした??綾瀬さんと一緒で、……はは〜ん?」

「多分お前がその脳みそという名のお花畑で想像してることとは全く違うから安心してくれ」

「おい、酷すぎて草も生えんわ」

「実際に『草』っていうやつ初めて見た」

うん、まあ誰かと鉢合わせするかもなーとは思ったけどよりによってコイツか〜…知らんやつに話しかけられるよりかはマシだけど。

「あ!みなっちの唯一の友達だ!!」

グサッ…間違ってはないけどはっきり口にされたダメージはでかい……

「そのみなっちとか言う奴隣でなくなりかけてますけど」

「わ!どしたの!体調悪い??」

(待って、綾瀬さん察し悪すぎない?天然というかポンコツというか)

(激しく同意)

「てかちょっと待て!お前の後ろに同じ高校の奴ら居るけど、しかも大人数!」

「ああ、あいつら?ただの部活仲間だよ。お前を500mくらい先のとこで見つけたからあいつら置いてきた」

「マジかよ!見つけた相手がお前でよかったと思ってた時間返せ!!ってかそんなん話してる場合じゃなかった、綾瀬さん、行こう」

「私は別に見つかってもいいけど、みなっちが言うなら、ね。じゃ、そゆことでー」

「おう、じゃーなお二人さん」

「だからその細い目で見るのやめい」

そんなこんなで波乱の放課後イベントに幕が降ろされた。

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