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クラスの地味キャラも恋をする  作者: ぱらな
第1章 高校一年1学期
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第五十四話 期末テストに向けて勉強会part2

そうして、ついに勉強会の日となった。

昨日のグループ連絡では———


(弘治)みんなは明日何時くらいにくるんだ?

(なぎさ)私明日お昼前くらいに行こうかなー。暇だしね。12時前くらいかな?

(湊翔太)俺も昼前くらいに行くわ。

(ユウヤ)俺は昼過ぎに行く〜。

(櫻川)僕は朝イチで高瀬川君に勉強教えてほしいって言われたから。

(小春)私はなぎちゃんと一緒に行こっかな

(弘治)りょーかい。じゃあ俺の家の場所はこの地図のスクショあれば行けると思うから。着く前に連絡だけしてくれ

(なぎさ)わかった〜

(ユウヤ)承知した(ハートびっくりの絵文字)



いやハートびっくりってどういう感情だよ。と裕也の返信を見てツッコんだ事はさておき、現在弘治の家に向かっているところである。

俺の家からはそこそこ近い場所にある。逆に裕也はバス停3つ分くらいはあるのでちょっと遠いため遅くなるそうだ。

あ、ちなみに私服は白Tによくわからん黒のダボっとしたパンツ。ついにズボンではなくパンツという言葉を覚えた俺。ファッションに詳しくなりつつある()



と、そんな適当なことを考えながら歩くこと20分ほどで「もうちょっとで着くよ」と連絡して数分、高瀬川の家に着いた…のだが———

(でっっかくない…?)

この前の「まあまあ大きいよ」発言はなんだったのか、まあまあどころじゃ無いくらいでけぇ。

それはそうと———


「入口からでかいな」

ともはや感心していると、

「お、来たか。さ、上がって上がって!」

と高瀬川が外にいて案内してくれた。早速家の中を案内されたのだが、マジででかいな。これ6人なんて全然入るぞ。

「ここが今日の勉強会の部屋兼俺の部屋」

「いやマジですごいな!?」

本当に広いな!庶民から見れば引くほど広い。とそこに、

「あ、湊君。結構早かったね」

平然と勉強をしている櫻川がいた。

「櫻川と先に勉強してたんだ。てかマジで教え方上手い。誘って正解だったわ」

「いやそれよりも、この家への驚きが勝つわ。てか櫻川、めっちゃ普通に勉強してんだな」

「え、そりゃ勉強会だからね…。あ、そういうことね。実は僕、高瀬川君の家何度か来たことあるんだ」

「あ、なるほどね」

それなら納得だ。流石に初めて来てこの家に馴染めるわけないか。と、立て続けに綾瀬さんたちも来たので俺たちの元へ案内されるのだが、

「高瀬川君の家って、こんなでかかったんだ…」

「すっご」

と俺と全く同じリアクションだった。そりゃそうだ。

今のところ5人は集まり残りは裕也。

昼過ぎになったところで

「わりわり、ちょっと遅くなった。てか広すぎな?案内されなかったら迷うわ」

と、少々引き気味の裕也がやってきて全員集合。

したところでようやく勉強会がスタート。



文系教科が苦手な俺、高瀬川は主に櫻川が、理系教科ぎ苦手な綾瀬さん、裕也は主に茨実さんが担当で開始された。

お金持ちの家行ったら、ビビる超えて引くよね。



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