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クラスの地味キャラも恋をする  作者: ぱらな
第1章 高校一年1学期
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第五十話 男友達と外出part4

スポーツエリアはもうかなりやり尽くし、疲労困憊となっている俺と櫻川(他二人は部活をやっているため全く疲れてる様に見えん。化け物や)

「結構遊び尽くしたな〜」

「もうヘトヘトや……」

「次はスポーツ以外で」

スポーツ以外で出来る事と言えば…

「ん〜じゃあUFOキャッチャーとか?」

「いいね!」

「んじゃ、やるか!」

と言う流れでUFOキャッチャーをやることになったのだが———


「高瀬川、下手すぎんか?」

「弘治、もしや空間把握能力低い?」

「ちょ、台は揺らしちゃダメだよ!」

「あーもう!なんでこんな手の届くとこにあんのに機械でとらにゃならんのだ!!ここのガラス壊して良い?」

「ダメに決まってるだろ!」

流石脳筋だな、って…

「アリサ様のフィギュアじゃねーか!」

「なんか珍しく湊君が興奮してる……」

「おい!こっちにメイちゃんいるじゃねーか!!」

「これは…」


「「取るしかねぇ!!」」

「待て!こっちに『さくさく』の限定グッズも置いてある!!」

「マジか!このお金は今日の為にあったのか…取り尽くすぞ!!!」

「「おう!!」」

「僕だけ置いてきぼりにされてるんですけど…」



その後も、俺、裕也、高瀬川は散財し、結構な有り金を湯水の如く使ってようやく全員目当てのものが手に入った。ちなみにその間櫻川は皆が景品を取る様子を見ていた。




小1時間ほど経って、今はみんなが取りたいものをとって(金=湯水)帰路に着いているところだ。

「お疲れ様〜」

「目当てのもんが手に入ったから大満足だわ」

「いやー取りたいのありすぎて数千円は飛んだ」

「いやそれな。今月はもうなんも出来ん」

「みんな使いすぎじゃない!?」

「ばっきゃろい!『推しは推せるときに推せ!』って言うだろ?」

「いや聞いたこと無いんだけど…」

「推しが居れば世界変わるぞ?例えば彩度が50%から98%になるくらいの変化だな」

「とんでもない変化!」

「いやそこまでじゃないけどな」

「まあでも裕也の言いたいことはわかる」

「へえー、推しかあ…」


まあこんな感じでいつも通りバカみたいな会話をしながら帰るのであった。

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