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クラスの地味キャラも恋をする  作者: ぱらな
第1章 高校一年1学期
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第四十八話 男友達と外出part2

「ういーっす!お久しぶりでーす!!!」

「あら、裕くん!久しぶりじゃない!!」

店に入ると、裕也と店員らしき女性が会話しだした。

見た目は20〜30歳ほどに見える。

「そんな久々ってわけでもな無いですけどね。家からちょいと遠くなって来る機会が少なくなっただけっすよ」

「でも裕くんが高校に入ってから来てくれなくなったから心配してたのよ?それにしてもあの裕ちゃんが上代高校に入るとはね〜」

「あはは、確かに中学の時は全然勉強してなかったですからね。受かった時は目ん玉飛び出ましたよ〜」



そんな会話を三人も耳を傾けて聞いていた。

「へえ、裕也くんって前までここに住んでたんだ」

「俺も初めて知ったな」

この地域の一駅は意外と遠い。だからここにくるにもちょいと一苦労するから高校の近くに住んでるのか。

「てかあいつ、あんな綺麗な人と縁あんのかよ。ずる」

「お前年上の方が好きなのか」

「当たり前よ!年上の女性は男のロマンだぜ!!」

こいつの言ってることは全く分からないでもない。年上って憧れる男子は多いと思う。まあ俺はどっちでもいいんだけど。

「あ、翔太はあれか?綾瀬さんか??」

「違うわ!別に綾瀬さんとは何もねーよ」

「でも聞いた話だと、綾瀬さんとちょくちょく一緒にどっかに出掛けてるらしいね」

なんつー爆弾を投下させてんだよ櫻川!!!

てか綾瀬さんと俺とか、天地がひっくり返ってもそんな事は起きん。

「え?それマジか!?なんで俺の周りにはリア充ばっかなんだよ!!俺も彼女欲しいー!!!」

「いや俺は———」

「綾瀬さんと一緒に出かけてる時点でリア充だよバーカ!」

「バーカ!?」

いやそれより、お前のその整った顔でモテないわけなさそうだけど。てか周りにリア充ばっかて、大変すぎかよ。(自覚のないリア充の一人)

そういえば、櫻川はどうなんだろう、ちょっと聞いてみるか。

「逆に櫻川はないのか?そういうこと」

「いや〜僕には無いなー。女子と話す機会がそもそも少ないし。彼女とか今のところはいいかな」

「さっぱりしてんな〜圭太郎は」


と、そんなことを話しているうちに、裕也が戻ってきた。

「いやすまんすまん。つい話込んじまった」

「全然いいぞ。俺たちは気にしない。てかお前、前までここに住んでたんだな」

「あーそれね。まさか俺も受かると思ってなかったけどな。でも受かったおかげで今は一人暮らしでプライベート空間を手に入れたんだぜ!!」

「へー」「そんな事いいからはよ注文しよや」

「いや聞いといて反応うっす!じゃあ注文するか!すんませーん!」

和食店に入るのは実は初めてなので、取り敢えずおすすめの『刺身定食』を頼んだ。他の三人の裕也は『ざる蕎麦』、高瀬川は『天丼』と『唐揚げ定食』、櫻川は『肉うどん』を注文していた。一人おかしい奴がいるけどスルーしよう。




いや〜めっちゃ美味しかった。

俺が頼んだ刺身定食、量も多めでとにかく旨い!(語彙力0。俺に食レポなど求めるな)しかも安い!!学生に最適すぎる店だった。他の三人の料理も美味しそうだったし、あの店が近くにあれば常連になりそう。

「次はどこに行くんだ?なんかあてがあるのか?」

「ふっふっふっ。行き先なら決めてある。着いてこい!」

今日は裕也がリードしてくれて助かるな。変な場所に連れられなければ、ね。(信頼が低すぎる)

はい、毎度毎度更新頻度が低すぎるぱらななでーす!(開き直り)

いやー……すんません!!

現役高校生は忙しいのだ!(言い訳乙)

と、言うわけで、次の更新は木曜日もしくは日曜日です!それじゃ!

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