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神様はヘタレ系クズ…?

最初に言います。主人公は女の子です。ピッチピチのjkです。

ーーーーあぁ、不幸な魂よーーーー

……うん、まぁそんなわけだ!転生させてあげよう!!!


『どうゆうわけだァ説明しろよゴラァアアアアアア!!!!!!』

ありったけの声で叫び、自称神様に殴りかかった。見事に溝落ちに決まった!今さっきまで病室で寝ていたはずだ。コノヤロウ!!


まぁまぁ、落ち着いて?今ならなんと!転生特典で好きな世界へ行かせてあげるよ!?


と、神は供述した。そんな事で話を反らせるとでも思ったのだろうか。俺は確かに聞いたぞ、召喚される瞬間、あっ、やっべ間違えちゃったぁ〜。テヘペロ?って声が!


『乙女ゲームなんてどう?乙女ゲーム!うん、乙女ゲームがいいよ、そうしよう!そうと決まれば早速転生の準備をしよう!』


俺の話を完膚なきまでにスルーして話を進めようとする自称神。

てゆーか、やたら乙女ゲーム勧めんなぁ?何かあんだろぉ?なぁ!神サマさんよぉ!!!ほら、早くゲロっちまいなよ、云えば楽になれるぞぉ〜


 『うっうっ…ごめんなさい……僕が作った乙女ゲームを元にした世界『GEAR』のメインキャラクターを探してて…それでちょうど条件に見合ったのが彼方カコさんだったんです。』


彼方カコ 隣のベットに寝ていた植物人間の。

あぁ…なるほど、俺は間違われたわけだ。で?どーすんの、関係ない人巻き込んで。どう落とし前つけてくれんの?当然もとの世界に戻してくれんだよな?


『そっそれは…出来ないんです…』


何故!


『宇都宮菓子さん。貴方は死んでしまっているからです。』


うっ嘘だ、俺はついさっきまで元気だったはずなのに。


『事実です。だから、さっき転生させてあげよう、と言ったでしょう?』


『さぁ…もう時間がありません、目を瞑って私に身体を任せて下さい』


今更どうにもならないので俺はおとなしく目をつむった。


『…早くしてくれないと、アニメとゲームをやる時間がなくなってしまいますので…』




………………………………は?




おい、どうゆうっ…俺もやりたっ……!

神に手を伸ばそうとするが、時既に遅く俺は真っ白な光に包まれて意識を失ってしまった。最後に聞こえたのは、


『ゲームとアニメをやりたければこの乙女ゲームを攻略して私のところまで来てください。そうすればきっとその願い叶えて差し上げますよ…あっスキル付与すんの忘れて……』


とゆう声だった。











本日の作者の一言


神様はやっぱりクズだった。















初投稿です。拙い文章ですが評価の程よろしくお願いします。

ちなみに主人公の名前、宇都宮菓子は(うつのみやかこ)と読みます。かし ではないです。

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