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デート?(後編)

これは、谷本優希のたわいのない休日の物語。


「ふぁ~

 よく寝た~」


優希は眠い目をこすって、洗面台に向かう。


(今日はなにをしよう?)


顔を洗いながら今日することを考える。

優希は家にいてもしょうがないので、とりあえず外に出ることにした。

あてもなく歩いていた、優希がたどり着いたのは康介、涼花のいるショッピングモールだった。

しかし、周りはカップルだらけだ。


(私も康介と…)


優希はそんなことを思いながら、ショッピングモールを歩いている。

すると、視界の片隅にみたことのある顔があった。


「…康介」


自然とそう呟いていた。

だが少したって優希は信じられない光景を目にすることになる。

そう、康介が涼花と一緒にいたのだ、


(なんで、康介と涼花ちゃんが一緒に?)


しかも手をつないでいるではないか。

優希は少し様子を見ることにした。






ところ変わって俺こと高杉康介視点である。


「む~」


俺は、唸る。

その理由がさっきから視線を感じると思い振り向くと優希ちゃんがいたのだ。

そんな俺を見て


「どうしたの?」


涼花が心配そうに俺の顔を覗き込む…正直近い

普段ならうれしいところだが、今はわけが違う。

優希ちゃんが見ているのだ。


「な、何でもない!」


俺は、涼花の肩を掴み引き離した。


「ならいいけど、それよりほら! 次行くよ!」


またしても、涼花は俺の手を握る。

なんでこんな時に限って涼花が積極的なんだよ!!

まぁ~悪い気はしないが…


それからの出来事はなにも覚えていない。

なにせ、優希ちゃんがずっと見ているものだから、それが気になってしょうがないのだ。

こんなことでは、1日俺の体力が持つはずがない。

俺は、涼花がトイレに行っている間に、思い切って優希ちゃんに話しかけることにした。


「そろそろ出て来ても、いいんじゃない?

 優希ちゃん?」


俺がそう呼びかけると、少し時間が経ってから、優希ちゃんが出てきた。

俯きながら言う


「…いつから気づいてた?」


「う~ん、最初から?」


優希ちゃんの顔がどんどん赤くなっていく。

正直かわいい!

いやいや、俺は何を考えているんだ!これでは、ただの変態ではないか?


「それより、2人っていつからつ…付き合ってたの?」


「へ?」


俺は、一瞬なにを言っているのか全くわからなかった。


「ち、違う違う買い物に付き合っているだけ!!」


「そ、そうなんだ~」


それを聞いた優希ちゃんは、なにか安心した様子だった。

なぜだ?


「わ、私邪魔になるから、これで失礼するね。

 また明日!」


そう言って去っていった優希ちゃんの足取りは心なしか軽かった。

少したってから涼花もトイレから、戻ってきた。


「どしたの?」


なにか違和感に気づいた涼花が聞いた


「い、いや何でもないよ」


なんとかごまかした。

そのあとは、なんともない時間だった、涼花と買い物をして普通に家に帰ってきた。

いろいろあったが、結果として楽しかった…と思う。


「良し! 寝よう!」


俺は、電気をけして布団についた。










「今日はつかれたな~」

布団で寝ながら優希ちゃんは呟いた。


「康介が付き合ってなくてよかった。」


声に出すとまた安心する。

が、今日のあれはどう見てもデートだ。

優希は涼花に差をつけられたと思った。


「今度、康介と2人でどっか行きたいな・・・」


今度は、優希が康介をデートに誘おうと決意した。




すみません、遅れました。

また、ぼちぼち投稿したいな。

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