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チートなしで敗戦国家を救うことになりました。  作者: 浅咲夏茶
四章 ギレリアル編 《The nation which has only women.》
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4-92 新たな知らせ

 元々人数が少ない弥乃梨班は、分身を作ったり精霊をこき使ったりして作業効率を高めて作業したし、元々上手く連携が取れていた一般隊員班は、強みを活かして仮電柱をどんどん立てていった。エレーニャは二班の活動を統括し、人材確保が急務な作業に過剰分の人員を送る。


 必要な電柱を立てるために地下三メートル程度まで穴を掘って電柱を立てていく。破損したケーブルを繋ぎ合わせ、今日一日で作業を完璧に終わらせることを目標に据えて黙々と作業を熟していく。弥乃梨とラクトについては、反省を態度で示すために昼飯の時間を三十分近く削ったりした。


 もちろん、弥乃梨班の全員が肉体労働をテキパキと熟せるわけではない。ラクトは生活費稼ぎのために水商売に関わったきりで、そういった労働は不得意であったし、偽りの黒髪はこれまでの負担が溜まりに溜まって疲労となって現れ、これまで休憩無しで日中ぶっ通し活動出来ていたものが、休まざるを得なくなっていた。


 けれど神は、二人を、第一小隊を、チーム・ベータを、見放さなかった。消費期限切れで衛生的にまずくなった缶詰をおやつ代わりに食べてエネルギーをチャージするほど、現場で出された昼食は質素かつ少量で、肉体労働を主とするには苦しい生活を強いられたが、作業が終わった喜びは痛みやつらさを吹き飛ばしてくれる。ライフラインの復旧作業が終了した後、隊員の顔は綻んでいた。


 保有する知能と技術を技術者が提供し、軍隊が行動力と理解力で対応することによって、わずか十時間足らずで、電気、ガス、水道と津波によって破壊されたライフラインが復旧した。師団長は被災者への食糧支援で頭を悩ませたらしいのだが、幸いなことに道路が寸断されていなかったため、他の都市から多くのボランティアを受け入れることでライフラインの復旧による人手不足を解決した。


 しかし、ライフラインが復旧したからといって、家に帰ることが出来ない人も居る。市役所や中学校がある山手の方に家を構えていた住民は、ライフラインが完全に復旧したとの知らせを聞くと、どんどん避難所を出て自宅へ帰っていったが、海岸部に住んでいた者達に帰ろうという気などさらさらなかった。


 一方その頃、チームベータは水道関係が復旧したことに伴い、臨時設備を通常設備に切り替える作業を行っていた。下水道が破損していたが故に使っていた汚水タンクは、防臭剤をパラパラと撒いた上で第十五師団の駐屯地があるフルンティに運ばれ、未使用で水質の安全が確認された給水車は避難所に移動した。



 そんなこんなで時間は流れ、昨日と同じように日が沈む。遺体の引渡し等を終えたこともあって、今日は第二小隊も含め、チームベータ全員で避難所に向かうことが出来た。ヘトヘトの弥乃梨やラクトとは対照的に、第一小隊の一般隊員や第二小隊のメンバー達は余裕な顔を見せている。日々の訓練の成果だろう。


 彼女らの疲労感のなさに感心し尊敬した後で、弥乃梨とラクトは昨日と同じように炊事を手伝う。でも、第一小隊の一般隊員らが昨日と同じ配置――即ち盛り付け係、第二小隊の皆が他の小隊と協力して戦車の前で調理しているのとは反対に、二人は給水車の近くでドリンクサービス用の飲料を作っていた。


 まず、弥乃梨が陸軍の設備を利用し、低糖、微糖、無糖それぞれ挽きたてホットコーヒーを作る。次に、ラクトが師団長の許可を得た上で陸軍兵士用の食材の一部を利用し、カップ一杯分の水を加えて、濃縮還元、糖分、添加物等を一切含まないスムージーを作った。子供用に、果汁百パーセントのジュースも作る。


 もちろん、師団長に許可された量よりも多く使用することは許されない。しかし、被災者の喜ぶ顔が見たくて、二人ともジュースをたくさん作りたくなる気持ちでいっぱいだった。けれど、現実は非情である。悔しさを感じつつ、弥乃梨とラクトは、ジュースをドリンクバイキングで使われるコーヒーマシンやウォーターサーバーに移していく。もちろん、これらも師団長から使用許諾を得ている。


 準備完了後、二人は第一小隊が盛り付けを行っているところに急行した。机の一つを借りて、そこにコーヒーマシンとウォーターサーバーを置く。物珍しそうに見て使わずに建物内へ着ていく人も居たが、概ね好評だった。味に不満を持つ人が一人も居なかったといえば嘘になるのだろうが、文句は聞こえない。


 でも途中、要望は聞こえた。ラクトと同年齢と思しき女性が、炭酸飲料を要求してきたのである。機械はセルフ式であるため、二人とも彼女の要望を呑んだ。ラクトは急いで給水車のほうへ向かい、弥乃梨は師団長にクエン酸、炭酸水素ナトリウム、レモンの使用許可を得にいく。許可が降りた後、すぐに作り始めた。


「はい、包丁とスクイーザー。レモン絞っておいてね」

「わかった。調合は頼んだぞ」

「もちろん」


 レモンを半分に切ってスクイーザーで果汁を絞る弥乃梨と、グラム数と比率を考えて炭酸水素ナトリウムとクエン酸を混ぜるラクト。二五〇ミリリットル程度を試作品として作って混ぜてみて試飲すると、これが実に美味だったため、二人は頷いて同じ比率で製作することを決定した。


 コップでは足りないことは火を見るよりも明らかなので、弥乃梨は再度師団長の元へ学校の調理場とかで使われている巨大な鍋の使用許可を得に行った。彼女は何度も聞きに来る偽りの黒髪に嘆息を吐いた後、それの使用を許可する。鍋を持って帰った後は、ラクトが試飲用の時にメモした比率とにらめっこしながら、許可を得た分で作れる最大量を作った。


 どでかい鍋からおたま等を用いて炭酸飲料を掬うのは明らかにおかしい光景だというのは言うまでもない。これを改善するべく、ラクトは元々ついていた蓋を複製し、改造して蛇口をつけた蓋を取り付けた。鍋蓋の上に水滴が垂ったり落ちたりしないよう、蛇口は蓋の外側の方にある。


「向こうに持ってこう」

「ああ、そうだな」


 一人で運んで内容物を流失したとか、物流が滞る災害時に絶対にあってはならないことの上位にくる事象である。急がば回れ。早くしかし冷静に行動をしなければ、結局自分が損をする。否、自分以外に迷惑をかけてしまう可能性だってありえる。弥乃梨とラクトは共同で鍋を運び、コーヒーサーバーの隣に置いた。赤髪から紙片をもらうと、偽りの黒髪は『CARBONATED DRINK』と書いて鍋に貼る。


「これは凄いわ! 蛇口をひねったらソーダが出てきたの!」


 弥乃梨とラクトがドリンクバーっぽいところを離れると早速、一人の女性が鍋蓋に蛇口という新しすぎる物に興味を惹かれ、蛇口を捻ってコップに炭酸飲料を注ぎ出した。彼女のびっくりした声や様子は屋外に居る被災者にどんどんと伝わっていき、ドリンクバーはそれまで以上に大盛況となる。


 弥乃梨もラクトも、そんな些細なことで喜んでくれる被災者の顔を見ただけで顔が綻んだ。今自分達が携わっている仕事がこれほどまでにやりがいのあるものなのだとを実感し、またジュースやらコーヒーやらを作ってやろうという気になった。二人は前向きな気持ちを持ったまま、第二小隊のほうへ近づいていく。


「料理作るの手伝おうか?」

「宜しければ、ライスボウル作りを手伝って下さい」

「いいぜ。手袋はどこにある?」

「炊飯器の置いてある机の端っこにゴム手袋が置いてあるので、使って下さい」


 弥乃梨は第二小隊のメンバーの一人から指示を受けると、言われたとおり炊飯器が羅列されていた机の方へ向かった。数歩後ろでラクトが歩いていると思って振り返ってみるが、赤髪は味噌汁班に引き抜かれていたらしく後ろには居ない。偽りの黒髪は一つ頷いてゴム手袋を二つ取り、装着し、先ほどの場所へ戻った。


「ライスボールの作り方知ってますか?」

「もちろん。丸型、三角型、どっちを作ればいい?」

「話が早くて助かります。三角型でお願いします。陸軍の方で現在用意できている味は、梅、塩鮭、ミートボールの三種類です。梅とミートボールは一つ一個、塩鮭は一つ八グラム程度を目安にお願いします」

「握り方の指定とかあるか?」

「ラップで作ってください。そうすれば、被災者の方に直渡しできるので」

「宜候」

「……ここは陸軍です」


 了解の意で「宜候」と言うと、第二小隊の隊員はムスッとした表情でツッコミを入れた。同時、翻訳されて相手方に伝わっていればそんなツッコミされるわけがないので、原文そのままに受け取られていることが判明する。彼女曰く、エルフィリア王国陸軍との軍事演習中に、やり取りを覚えて理解したのだという。


 親睦を深めるために軽いやり取りをした後、弥乃梨は第二小隊のおにぎり班と一緒におにぎりを作っていった。しゃもじで白米をよそい、ラップの上に平らになるように敷き、梅干しの入った容器から梅干しとシソを取り出して白米の上に置く。もう一度白米を上から乗せて握れば、梅干しおにぎりの完成だ。


「こんなもんでいいか?」

「凄くいいと思います。弥乃梨さん……でしたっけ? 料理お上手なんですね」

「それほどでも」


 弥乃梨は「嫌だなあ」という感じで照れる仕草を見せたが、これは所謂オーバーリアクションに過ぎない。褒められて嬉しくなる自分を否定する気などないし普通に嬉しいのだが、捻くれた時代があるため、どうしても対応が熱すぎたり冷たすぎたりしてしまう。そういう一例が、オーバーリアクションなのだ。


「海苔は要らないのか?」

「焼き海苔が食べられないわけではありませんが、ギレリアル人は海苔を好みません。ですから、陸軍の備蓄リストに海苔は記載されていないんですよ」


 ご飯を握って三角の形にしたものと言うと、弥乃梨は海苔ありの方をすぐに連想した。俵の形も然りである。海苔が歯につくのが嫌という人も居るが、偽りの黒髪的にはご飯粒が手に付くほうが嫌だった。彼がもし自作するのであれば、そこに海苔がある場合はほぼ確実に海苔を巻いて作るだろう。


「でも、白米はリストに入ってるんだろ? ギレリアルの主食はパンなのに」

「弥乃梨さんの言うとおりギレリアル人の主食はパンですが、こういった緊急事態においては、腹持ちが良い方を選ばないわけにはいきません。パンはすぐエネルギーに変わりますが、腹持ちが悪いので、我々は米飯を提供しているんです」


 個人的な意見はさておき、弥乃梨は第二小隊の一人に白米を提供する理由を問うた。返答を得ると、偽りの黒髪は納得して思わず首を上下に振った。日露戦争時、陸海軍で脚気患者数に大差がついたなんて話があるほど、コメは戦闘で不利な食べ物であるが、災害時になるとこれが逆転する。物流が滞り、物資の備蓄に陰りが見える中、腹持ちがいい食材を提供することに越したことはないからだ。


「でもやっぱ、主菜や副菜が無いのはまずいんじゃないか?」

「主菜については、ライスボールを通して摂取してもらっています。副菜については、各々の判断でスムージーを飲んでもらうことで解決するはずです」


 被災者に提供しているライスボールの具材として梅、塩鮭、ミートボールの三種類が挙げられているが、残念ながら提供されている分だけで一食分に必要な主菜ないし副菜の量を満たしているとは到底言えない。しかし、今はこうやって凌ぐしかない。物流の停滞が解けなければ、物資が運ばれてくることはないのだ。


「いずれにせよ、今晩又は明日の朝が峠だと思います。部隊総長曰く、フルンティ周辺では、土砂崩れや地滑り、落橋が発生しておらず、ボランティアらとも強力して高速道路を急ピッチで復旧させているそうですし、弥乃梨さん達の活躍によって電気が復旧したことで、夜間の活動も可能になりましたし」


 夜間活動が可能になった好影響は実に大きい。また、一度ひとたび大地震が発生すると断続的に余震が発生して予断を許さない状況が続くが、今回の地震は大津波が甚大な被害を及ぼした一方、余震がほとんど発生していなかった。だからこそ地震から数日しか経っていないのにも関わらず、ライフラインの復旧が出来たのである。しかし、恐怖がすぐ足元に迫っている可能性は否定できない。


「早くて明日の朝には栄養バランスの良い食事が提供できるって訳か」

「そうですね。もっとも、朝食担当はチーム・ベータでないため、物流の停滞や物資調達が改善されたか否かは、連絡を受けなければ把握不可能ですが」

「早急に改善されることを祈るしかないな」

「そうですね」


 ライスボールを握りながら、弥乃梨は一緒の班になった第二小隊のメンバーとともに一日も早い被災地の復興を願った。もちろん、その思いは握られたライスボールの中にもしっかりと込められている。自分の立場を理解し出来ることを精一杯成し遂げる。その言葉の下、彼はライスボールをどんどん握っていった。



 第二小隊の活動は十九時十分頃、第一小隊の活動は十九時二十五分頃にそれぞれ終わった。第二小隊の応援が終わった後、弥乃梨とラクトが第一小隊の一般隊員達の応援に回ったため、昨日よりも若干早く作業が終わった。皆の作業が一段落して束の間の休憩タイムを作ると、第一小隊は戦車の裏に向かう。


「今日は缶詰食っぽいね」

「嫌か?」

「全然。軍隊食って缶詰も美味しいらしいから、むしろ期待してる」

「そっか。まあでも、美味いのは事実だ。俺の家じゃ祖父の人脈もあって、しょっちゅう陸自の缶詰食貰って食べてるからな。でも、量の多さには注意しろよ」

「そんなに入ってるんだ」

「まあ、ギレリアル陸軍と陸自で相違点が無いわけじゃないと思うけどな」


 軍隊にも御国柄は出てくるものである。バイキング形式の軍隊があれば、栄養面がガチガチに管理された軍隊も存在する。もしかしたら、女性のみの軍隊ということで、缶詰の中に入っている量は少なく設定されているかもしれない。そんなことを考えていると、偽りの黒髪は背中をトントンと叩かれた。


「どうした?」

「缶詰食で盛り上がっているところ大変申し訳ないんですが、朝食で提供した全ての料理はレトルトです。そのうち焼鮭と味噌汁がレトルト食品で、おひたしとご飯が缶詰食でした。あと、お昼もレトルトと缶詰食を加工した物でした」

「そっか。でも、美味しかったから気にしないぞ」

「ありがとうございます! 言ってよかったです……」


 第一小隊のメンバーの一人が嬉しそうに笑みを浮かばせながら言った。彼女は朝食作りの総責任者だったらしく、レトルトや缶詰を加工した物を一から作った料理と同等に扱うことに躊躇いを持っていたらしい。告白して心の奥底にあった申し訳ない気持ちがなくなり、彼女はいつも以上に元気になる。



 戦車の裏にあった列に並んで約一分。今晩の主食、主菜、副菜の入った缶詰をそれぞれゲットすると、第一小隊はちょっと後進して給水車の裏の辺りを陣取って座った。理由は単純。そこに第二小隊とチーム・ベータの部隊総長が居たからだ。目と鼻の先に給水車があるのも、精神安定に繋がってよい。


 第一小隊、第二小隊の皆と仲良く話して食べ進めるチーム・ベータ。朝と同じように賑やかだったが、他小隊や被災者の迷惑にならないように声量には十分注意した。話が一段落すると、次の会話のテーマを求めて空を見上げて月や星座を見たりする。でも世間話とかは話されなくて、チーム・ベータの食事中における会話は、終始軍隊に関する会話という軸からブレなかった。



 楽しみながら夕食を摂ったので、チーム・ベータの皆が完食したのは午後八時すぎのこと。でも、食べ終えた後に目指す場所も同じで、中身が空になった缶詰を指定のゴミ袋に捨てに十名が一斉に行動した。もちろん、本拠地たる元新聞社社屋まで戻るのも一緒。でも、そこから先は別行動になった。


 きっかけは、部隊総長による呼び出しだ。第一小隊と第二小隊のメンバーがこぞって洗面所へ向かう中、弥乃梨とラクトはレーフに連れられ、部隊総長室へと向かっていた。目的を聞かされることなく入室すると、二人とも正面に立っていた人物を見て「見覚えのある後ろ姿だな」と思った。


「十六時間ぶりだね、弥乃梨くん」

「どうした? 俺に何か用でもあるか、ニコル」

「僕の名義で魔法バトルが開かれることになった。場所はサテルデイタの連邦競技場。開始時刻は今から約一時間後、サテルデイタ時刻で夕方六時だ。フルンティ時刻だと夜九時開始ということになるね」

「そうか。……てか、唐突すぎるだろ!」

「でも、君はそれだけのことを望んだんだ。勝てば君の思う通りの世界に近づくし、負ければ君は国外追放と永久入国禁止の刑を受ける。で――、やるか?」


 ニコルの話が唐突過ぎて驚いたが、それも最初のうちだけ。弥乃梨は陸軍大将に対して深夜三時頃、無茶な要望を言っていたことを思い出す。強制収容所の解放についての話だ。ラクトは寝ていたからそんなこと知る由もなかったのだが、偽りの黒髪の心を読んで意見に納得し、賛成に回ることを決める。


「もちろん」

「では、サテルデイタへ急いで向かおう。場所は連邦競技場だ」


 どのように連邦政府のお膝元へ移動するのかニコルの口から発されることはなかったが、弥乃梨は時間的に押していることを考えてテレポートで向かうことにした。バリアを展開し、陸軍大将から聞いた通りの場所へ移動するべく魔法使用の宣言をする。その際、部隊総長は笑顔でグッジョブサインを出していた。

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