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チートなしで敗戦国家を救うことになりました。  作者: 浅咲夏茶
四章 ギレリアル編 《The nation which has only women.》
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4-24 カコ・ミライ・メイク

 男子トイレの前でスーツセットを所持している不審者が居る、と通報されるのは嫌だった稔はベンチから直通で便所に入った。ここから先が長丁場であることをもう一度考え、トイレから出る前に用を足す必要があると考える。しかし、スーツセットを持ったままではどうにも出来ないので、後回しとした。


 設置されている便器が洋式便器であることを確認すると、稔はその個室に入ってフタの上にスーツセットを乗せた。時間も無いので、すぐさま着ていた服とズボンを脱いで下着のみの格好になる。ワイシャツからズボン、そしてジャケットと身に着けると、稔はスマホのカメラアプリでネクタイをしようとした。――その時。


「我がネクタイを結んでやる」

「一人で出来るから! てか、ここ男子トイレ――」

「問題ない。女性的魅力が皆無な我がここに居てもバレることはないからな」

「しれっと自虐すんな。紫姫は十分魅力的だぞ」

「……」


 黙りこんでしまう紫姫。一方の稔は、照れ顔を見せている状態なら身動き取れないだろうと考える。紫髪を尻目にネクタイを結んで襟を正す。ジャケットのポケットにネクタイピンが留められているのを知ると、稔はジャケットを羽織る前にネクタイピンをした。そして、紫姫が黙りこんでいる中で黒髪は着替え終える。


「位置、もう少し上だぞ?」

「あ、ありがと……」


 気が利くのはジャケット提供者のラクトだけではなくて、紫姫もまた同じだった。大統領官邸に赴く際、正しい身なりで行かなければ恥晒しになる。エルフィリア王国の外交官代わりとして会談に臨む以上、また政府によって迫害の対象となっている人々を救済できるかもしれない以上、背負っている責任を投げ捨てるような服装で会談に出席することは出来ない。


「ワックスはつけるつもりか?」

「つけなきゃダメだと思うがな、こういう場面じゃ」

「そうか。……ところで、髪のセットは我がやったほうがいいのだろうか?」

「いや、俺がやるよ。感想だけ貰えればそれでよしって感じかな」

「了解した。では、サタンに依頼を」


 紫姫の言葉を受け、稔は魂石越しにワックスの提供を依頼した。サタンは「わかりました」と明るく言って引き受ける。二十秒ほど経過して黒髪の手元に届いた。厳重に梱包されている訳ではないので、手に取ってすぐに使える。一方の稔はその二十秒間に髪の毛を濡らし、ハンカチで水を適度に飛ばしていた。


「(他人に見られながらするのは恥ずかしいな……)」


 内心でそんなことを思いながら、稔は髪を梳いてワックスを着けた。しかし、鏡がない状態で整髪するのは至難の業である。ゆえに稔は、紫姫から心を読んでもらって髪型に関してズバズバ言ってもらおうと思った。だが、それは二度手間でしかない。その結果、「いっそのこと紫姫に任せるか」との考えに至った。


「紫姫。俺の髪、整えてくれないか?」

「いいのか?」

「いいよ。清潔感がある髪型なら大丈夫だ」

「分かった。では、少し待っていてくれ。櫛を持ってくる」


 紫姫はそう言って魂石に戻り、言った通りの物を持って出てきた。女の子らしいピンク色の櫛だったので、稔はそのギャップに萌えてしまう。


「ピンク色とか、かわいいな」

「べっ、別に良いだろう! 髪型をセットするから、早く便座カバーに座れ」


 紫姫に指示されたとおりに、ちょこんと指定席に座る稔。少し移動して黒髪の目の前に立つと、紫髪はピンク色の櫛を駆使してワックスを馴染ませていった。後ろ髪、頭頂部、横髪と整え、今度は前髪の調整に足を踏み込む。前髪の基本形は右に流す感じで、額を見せないように前髪を作っていく。


「手際いいな」

「別に褒められる程のことではない」

「そういう謙虚な姿勢はお前っぽいと思うよ、紫姫」

「……」


 紫姫が手を止める。褒められて恥ずかしくなった紫髪は、顔を俯かせて照れ顔を見せないようにと必死になった。一方、稔は可愛い仕草によって攻撃衝動を刺激されたせいで、イジりたい気持ちが時間の経過とともに増していった。


「照れた顔、すげえ可愛いよな」

「や、やめろ……」

「日頃はくっころ系女子なのに、時たま恋する乙女になるところが可愛いすぎ」

「あまり可愛いとか言わないでくれ」

「ごめん。紫姫の照れ顔見てると、どうしてもイジりたくなっちゃってさ」

「な、撫でるなっ!」


 稔は謝罪してすぐ、座っていても手が届くくらいの位置にあった紫姫の頭頂部を優しく撫でた。ラクトと負けず劣らずのストレートヘアである。黒髪はなでなでの時間が経つごとに和やかな気分になった。だが二十秒ほどして、ついに紫姫が怒りを露わにした。ギロっとした視線を稔に送り、攻撃間近だと知らせる。


「ごめん、話が逸れすぎたな。じゃ、最後の仕上げを頼むぜ」

「了解した」


 そう言い、紫姫は稔の髪の毛の最終調整に入る。それと並行して、黒髪はラクトにスプレーの提供を求めた。ワックスと比べると使用する量は少ないので、十秒程度で送られてくる。最終調整を終えたのを確認し、稔はそれを紫姫に渡す。


「いくぞ?」

「どんと来い」


 渡されてすぐ、紫姫はヘアスタイル維持の為にスプレーを噴きかけた。手鏡等はどこにも無いが、稔は紫髪が自信満々にしているのを見て間違い無いと確信する。だが、やはり自分の目で見て確認することも重要である。


「これで完成だ」

「ありがとう! じゃ、これ送り返して集合場所に行くぞ」


 ワックスとヘアスタイル維持用のスプレーを強引に紫姫から取り上げると、稔は魂石の向こうにいる二人にそれらを返却した。サタンから「確認しました」と返事をもらうと、黒髪は便座カバーから立ち上がって紫髪にこう指示する。


「櫛置いてきてもらっていいか? その間に髪型を確認したいんだが」

「了解した。では、トイレから出るまで魂石の中で状況を窺うことにする」


 自信満々な顔から真面目な顔になった紫姫は、頷いて魂石へと一時帰宅した。一方稔は、魂石が発光したのを確認して個室トイレから退出する。ヘアメイク前に決めていたとおりに用を足し、手洗い場に移動して手を洗うのと並行して髪型を確認する。目線を上げて鏡を見たとき、稔は唖然とした。


「なん……だと?」


 自画自賛するのは気持ち悪くて避けたかったが、しかし、鏡に現れたのはどう見てもイケメン。自分とは思えないほどの清潔感と爽やかさを兼ね備えた美男がそこに居た。あまりの変貌っぷりに、稔は感謝の言葉が爆発しそうになる。


「(いや、感謝の気持ちはここで言わないほうがいいな)」


 男子トイレを出たら伝えるのだと心に刻み、黒髪はエアタオルで水を飛ばした上で約束の場所へと向かった。時間も無いのでテレポートして向かう。


「居ないか」


 だが、ベンチに赤髪達の姿は無かった。ラクトがメイクするのに多くの時間を割くとは思えなかったが、まだメイク開始から七分程度しか経っていないので何とも言えない。彼女らが帰ってくるまで暇なので、稔は紫姫を呼び出した。


「さっきはありがとな。俺なのに俺じゃないみたいだ」

「そ、そうか……」

「どうかしたのか? そんなに顔を赤く染めて」

「耳を貸してくれ。理由は普通の声で話したくない」


 理由を話すこと自体には抵抗がないようなので、稔は紫姫の言うとおり耳を相手の口元に近づけた。一方紫髪は、親指と親指以外の四つの指で三角形を作る。紫姫は良い匂いを発しながら、稔の耳元で小声を発する。


「貴台から褒められて凄く嬉しいことが一つ。もう一つは、魂石から貴台のトイレシーンを見てしまったからというか……」

「なんだ、そんなことか」

「そんな……こと?」


 紫姫は目を丸くした。同時に、もしかしたら本心ではないのかもしれないと思って落ち込む。翻り、稔は俯く紫髪の頭を優しく撫でた。そして、こう話す。


「紫姫は周囲の状況を見てた時に見ちゃっただけだろ? だったら仕方ないよ」

「だが、見てしまったのは事実だ。彼女でもないのに……すまない」

「ああもう! 顔こっちに向けろ」

「なにをす――」


 顔を自分の方に向けさせると、稔は紫姫の額にデコピンを一発命中させた。


「謝るな。反省もするな。俺は、紫姫にいつもどおりで居てほしい」


 顔が真っ赤なのはいつもどおりでは無いものの、ほぼ平生に追従なので特に問題視しない稔。しかし話題に挙げたくなり、黒髪は紫姫の両肩を手で押さえた。続いて相手の瞳を舐め回すように見つめ、冷静さで全ての感情を殺す。


「なにせ、いつもどおりのお前のほうが可愛いって俺は思うしな」

「そっ、そうか?」

「気分を害さない程度に後ろを歩いてくれるところが凄く高評価なんだよ。謙虚すぎるとイライラするけど、引っ張られすぎると申し訳なくなるしさ」

「実に貴台らしいな。『崇拝は嫌、尊敬は自由』というのは」


 稔は「そうか?」と冷静ぶっていた顔を少し綻ばした。だがこれは、彼にとっての起爆剤となったらしい。黒髪のクールな顔の様子が激変した。


「なに、俺だって人間さ。俺の出した判断が全て正しい確証はないんだよ。だからといって決断しない訳にもいかない。判断や行動が成功するのも失敗するのも自分の力量によるものだ。だから崇拝されるの嫌なんだよ、俺」

「そうか。でも、今の理由だと尊敬されるのも嫌だと聞こえてくるが……」

「まあ、馬鹿にされるよりは尊敬されたほうが精神的に安定するからな」


 堅苦しい言葉遣いが嫌になるのは親しくなってきた頃からであって、殆どの人が初対面で敬語を用いる。その理由は単純。無礼がないように、たったそれだけである。そもそも初対面で汚い言葉遣いをされて喜ぶ人はそう居ないし、それこそ馬鹿にされようものなら会話する価値なしだ。


 だから敬語が使われる。相手を侮辱する言葉ではないし、用量を守れば崇拝しているようにも聞こえない。日常生活に差し障りの無い程度の尊敬だからこそ、精神を安定して居られるのだ。暴走することも、自己否定に走ることもない。


「もちろん、紫姫が敬語を使い始めたら速攻やめさせるけどな」

「イライラするから、か?」

「正解だ。それに、この世界があの世界だったら秘書艦はお前にすると思う」

「秘書艦とはなんだ?」

「……いや、なんでもない」


 稔はそう言って咳払いする。言っても良かったが、リスキーすぎた。ラクトが笑って過ごすのも、紫姫がクールな反応で回答するのも目に見えているが、後者のほうが受け取り方によって大ダメージとなってしまう。


「まあ、とりあえず。信頼を置いてるってことだ」

「そうか、それは嬉しい」


 とりあえず、稔はお茶を濁す表現でその場を通すことにした。紫姫から返ってきた反応も傷を負うようなものではなかったので安心する。照れた表情でにっこりとしている紫髪の様子を見て、稔も同じ顔になっていった。


「だが、貴台よ。やはり本命は我ではないのだろう?」

「ごめんな」

「大丈夫だ。我は割りきった上で貴台との関係を満喫しているからな」

「こんなダメ男で本当に申し訳ない」

「提督のダメな所を補助サポートするのが秘書艦の役目、なのだろう? ならば我は全力で貴台を支えてやる。戦友――否、想い人に向けた最高の奉仕だから」

「……ありがとな」


 紫姫の決意は固かった。真面目な表情を見せる精霊に、一方の稔は涙を浮かべそうになる。けれど、やはり男として涙は見せられない。涙を流すのは必要不可欠なのものが欠けた時だけだと、こちらもまた決意を固くする。


「それはそうと。貴台の後方に彼女が居ることは既に承知か?」

「え? あ……」


 稔が見た先に居たのは紛れもなくラクトだった。グレーのスーツとラップスカートを身に着けていて社会人っぽい。しかし、服を変えても胸の強調は変わない。髪型も基本に沿ったものに仕上がっており、ナチュラルメイクで現れていた。


「紫姫って、やっぱり史実に忠実だよね」

「どういうことだ?」

「だって、注目の的じゃん? それに、かっこ良くて強くて素早くて」

「……ごめん、抽象的すぎて理解不能」


 かっこいいとか強いとか素早いとか聞いて、某艦隊ゲームで戦艦の史実に触れた一人だった稔は思わず詳しく聞き出したくなってしまった。そんな彼氏の心を読んで呆れたラクトは、ため息を吐いて紫姫の過去を話し始める。


「紫姫――いや、戦闘機・氷蝶バタフライは、エルフィリア帝国が総力を結集して建造した戦闘機なんだよ。同系統の軍機とは違い、終戦まで生き残った」

「同系統……。姉妹機ってことか」

「なんでもそのゲームで変換すんな! まあ、外れてる訳じゃないけど」

「で、その戦闘機は誰なんだ?」

「戦闘機・風零アイテイル


 澄み渡った輝く大気を神格化したアイテールを戦闘機の名前にしたのは、敵国全てを滅亡させることを意味する。自分たちにとって害のない綺麗な空気にしよう、という理想を名前に付けたのだ。一方のバタフライは、「蝶のように麗美で注目を集め、氷のように特定の地域に弾を降り注ぐ」という意味が入っている。


 戦艦と違って各機体に名称が付けられるわけではないけれど、王都が陥落してしまうような激戦の中を生き延びるような敗戦国サイドの戦闘機はそうない。稔は歴史的価値の高い機体に乗っていた者の意思を受け継ぐものを配下に置いていることの凄さを改めて知った。一方ラクトは、紫姫にこんなことを言う。


「かっこよくて、強くて、素早い。戦闘機時代から踏襲してるんだね、紫姫は」

「自分の立場を弁えた行動を取る――。主人が何度もそう言っているからな」

「黒白が上手く機能しているのは、戦闘方針が合致してるからなんだろうね」

「そうかもしれないな」

「なら、私も負けないように頑張らきゃ」

「臨むところだ」

 

 稔は内心で「ファイトだよ!」と言っておく。自分をめぐって取り合いが起こるのは絶対に嫌だし、今の関係に満足している彼からすると、正妻戦争など起きてほしくないものだった。けれど、そんなことラクトも紫姫も分かっていた。


「私は料理で」

「我は戦闘で」

「「ともに頑張ろう!」」


 頑張るのは自分の得意とする場面で、ということらしい。ライバル同士が自分たちの関係を確認する場面のようにも聞こえるが、実際は握手を交わしているため、両者とも戦う気ゼロだということが判明する。心の奥底に敵対心を抱いている訳でもない。そこまでして二人が戦いたくない理由は単純だ。


「頼むから、俺の取り合いとかやめてくれよ……」

「いや、我に戦う気など無い。貴台と我は仲間であるが、貴台とラクトもまた仲間であろう。仲間割れした時、貴台は我とラクトのどちらの肩を持つ?」

「それは……」

「それに、『かわいい』と初めて言ってくれた。仲間割れしたくない理由はそれだけで十分だ。我は、好きな人と交戦して喜ぶような戦闘狂女じゃない」


 場がしんみりとした空気になる。だが、待っていましたと言わんばかりに。


「私だって戦いたくないよ。こんな美少女を手放すような展開は断固反対!」

「お前も十分美少女だと思うが――」

「過去にトラウマ持ってる地雷女、二次嫁に愛の告白しまくってるような奴からしたら所詮は中古なのさ。そう! 処女こそが正義! 貧乳こそが正義! 恋愛未経験こそ正義! 巨乳なんて所詮は胸部に脂肪ぶら下げてるだけのビッチ!」

「いや、ラクトは俺と出会うまで恋愛経験なしの処――」

「あーあーあー、きーこーえーな……ん?」


 ラクトの顔が青ざめていく。紫姫の地雷を踏み抜いたことを後悔しても遅い。


「我は貧乳じゃない! 普通サイズなんだ!」

「普通、略してF……。そんな、私と同じ大きさだったなんて!」

「揉みしだこうか?」

「そっか、Fもあれば揉めるよね。じゃあ、私も紫姫のを揉みたいな」

「本当にするぞ?」

「あれ、私の心の声が声に出ちゃって――」

「いい加減にしろッ!」

「ひんっ!」


 彼女が揉まれているのを見て、稔は笑ってしまった。紫姫には可哀想だが、これくらい微笑ましい方が楽しい。そんなことを思って破顔していると、キレ芸が稔にも炸裂した。紫姫は黒髪の両頬を親指と人差し指で抓り、変な顔にする。


「年齢と同じサイズのくせに!」

「おい紫姫、それどこで……」

「ふんだ!」


 頬から指を離すと、紫姫は横に顔を向けた。一方、稔は指摘された事柄が事柄なので相当凹んでしまう。そんな主人の様子を見た紫髪は「自分こそ地雷を踏み抜いた大馬鹿者なのでは?」と考え、それまでの強気な態度を改める。


「申し訳なかった。今の発言は撤回する」

「そうしてくれ。それは禁句だ」

「ならば、私のことを胸部のサイズでイジるのもやめてほしい」

「分かった」

「交渉成立だな」


 笑みを浮かばせ、稔と紫姫が握手する。刹那、ラクトが言った。


「私にも適用される感じかな?」

「当然だろう」

「そっか。まあ、嫌がらせしたい相手じゃないし今後は慎むよ」

「そうしてもらえると非常に助かる」


 歴史的和解である。


「手繋いでることだし、テレポートすっか」

「そうだね」

「いや、我は魂石に戻らせて頂く」

「えー。まあいっか。おやすみ」


 紫姫が「うむ」と言って魂石に戻り、紫髪と手を繋いでいたラクトが稔と手を繋ぐ。赤髪と同行していたサタンはを気づかれないように魂石に戻っていたそうで、黒髪は時刻を確認てすぐに魔法使用宣言をした。行き先は大統領官邸だ。

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