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境界に生きた

作者: 酢と冷房

 境界線上に生きた

                

私には嘗てお調子者の富田とリーダー格の鈴木の2人の親友がいました。私がまだ小学生の頃からの友人であり、学校が終われば三人で遊び、夏休みも三人で虫を捕る。

そんな日々が大体小学四年生の頃まで続いていました。しかしその頃から親友の内の一人、鈴木が私立中学を受験することが決まり彼は塾に通い詰めになりあまり遊ぶことができなくなりました。しかしそんな彼の努力はみのらず、結局のところ、彼の受験は失敗に終わりました。まだ子供だった私は彼と三人でまた同じ中学に通うことができるとただそれだけを思うだけでした。其れが何を意味しているのかも知らずに。無邪気というのは一番怖いものです。

そして私たちの中学生活は始まりました。

「おい、お前ら何組だった?」

私は富田と鈴木に聞く。

「俺は二組。」

富田がそういうと隣の鈴木も「二組」とそれぞれ自分の組を短く告げる。鈴木の顔にはここにいる他の人々のそれとは違い影が射していました。

「まあ、何だ。受験のことは残念だったけどさ、またみんなで一緒にかよえるのだから気を落とすなよ。」

そんな鈴木を励まそうと富田が声をかけると鈴木は笑みを浮かべ「そうだな。」という。今から思うとこの笑いにも影が差していたに違いない。

「そういえばお前は?」

富田に言われて思い出す。私はまだ自分のクラス分けを見ていないのだ。

「いけね。」

そう軽く舌を出すとクラス分けを見ました。私も同じ組でありたいと願いましたが残念なことに二組の欄に私の名はありませんでした。そう、私だけ違うクラスになってしまったのです。軽く落ち込みながらも彼らの元へ行きそう話すと富田も鈴木も

「クラスは違っても一緒に遊ぼうぜ。」

と言った具合に彼等はそんな風に言ってくれました。これが中学の入学したての頃。

当時はそう言ったものの互いに部活などで忙しく徐々に二人と会う機会も少なくなり、それから数ヶ月ほどが経つ頃には私たちの接点は同じ塾に通っていることだけになりました。中学に入り、地元では割と有名な塾に皆通い始めたのです。塾に入った後、驚くことに今までおちゃらけていた富田は爆発的な早さで成績を上げて行き、半年経つ頃には塾の中でも上の方に上りつめました。

一方鈴木は部活に力を入れていたためか徐々に成績は下がる一方だったがそれでも頭はいい方に居りました。私もそれなりにはとれている方で彼らにも引けをとらない程度の実力はあるつもりでしたが正直な所彼らに比べて少々の実力不足は否めませんでした。勿論努力は怠るまいとしています。しかし心の奥からよくわからない何かがわき出してくるのです。それは私を非常に苛立たせました。この時の私が抱いている感情を鈴木も抱いていたと知ったのは後のことです。結局この後も二,三年と別クラスでしたが塾で彼らと会えるので特に寂しさも感じませんでした。しかし、私たちは会っても昔のような和やかな会話をすることはなく、勉強に関してのみで話している時間が長くなればなるほど会話は盛り下がっていくのがわかりました。なぜならばおそらく皆が先ほどのよくわからないが無性に苛立たせるものにとらわれていたからでしょう。そうして私たちは次第に子供らしさを欠いていったのです。

      

      *


三年生に上がって数ヶ月たったころ、事件は起こった。いつもとは少し違っていたあの朝、教室はざわついていた。いつももざわついるが、今日は教室の空気の重みが違っていた。

「静かにしろ、席につけ!」

担任が教室に入ってそう野太い声で言い放つと一瞬にして水が引き、乾いていくのがわかりました。

「今回この街で悲しい事件が起こりました。」

担任はそう前置きすると話し始めると私の耳には何も聞こえなくなりました。否、聞こえてはいたのでしょうが、本来聞こえれば脳に描かれるものが何一つ描画できないのです。それはまるで撥水性に富んだ物質に水彩絵の具で絵を描こうとするかのように、描いてもはじかれ絵にならないのです。そして漸く落ち着いてきた頃、やっとまともに担任の言葉が飲み込めるようになりました。話を聞いて私の脳が動かなくなった理由も判明しました。

それはあまりにも衝撃的でした。脳がそれをシャットアウトしてしまうほどに。

 この春、富田の父親が不況の末リストラされていたことは富田自身から聞いていました。この事件は富田の父が起こしました。元来真面目で優しく私たち地域の子供や息子である富田からも大変よく慕われてました、が彼は自らの妻、つまり富田の母を殴り殺したのです。酒瓶で、頭を一撃。それで終わりだったそうです。しかし、彼女の人生はそのあまりにもあっけない一撃により終わりを告げたのです。そして後にこの事件は富田の人生にも同じく終わりを告げることになるのです。嘗ての私はこれを身勝手な犯罪としか思っていませんでしたが、今思うと彼も追い詰められていたのでしょう。元来真面目だった彼は仕事も一生懸命にやっていたことでしょう。しかし彼は真面目すぎたのです。真面目すぎる人間はいつしか仕事のみが生きる糧となってしまうのです。いつの間にか恒久的な軽い人間不信に陥り、妻子は自分を財布程度にしか思っていないのでは、と。そんな精神状態に陥れば最早妻子の言葉もすべて敵です。そして彼はその糧を失い、妻のごく普通の言葉を聞いたのでしょう。しかし前述通り妻子は敵です。そして彼は奪ったのでしょう。これは憶測でしかありませんが、しかし、私はなぜかそうである気がしてなりません。なぜなら私もこの後知ってしまったからです。一人で抱えるつらさを。責めるべきところが自分しか見つからず、どうしても報われることのない苦しさを。そして、そのつらさから逃れるために現実を見て見ぬふりをし続けていたいという気持ちも。少しずつずれ始めていた歯車は完全に外れ狂ったようにばらばらに回り出した。

あの日、富田家の事件を聞いた日、私は信じられない気持ちと得体も知れない気持ちを心の中でかき混ぜ、回しながら何もせず、むしろ何もできずに過ごしました。その得体も知れない気持ちは私が最近富田や鈴木と話してる時に感じているものと同じ種類のもの、しかしベクトルは全く違うものだと言うことだけはわかっており、そしてまたその思いに戦慄するのでした。


       *


それから何日かして、私は次の授業のために教室を移動する途中のことです。その途中で私の視界の隅によく知る人物が入りました。その人物はうつろな目で窓から外を見ている富田でした。富田はお調子者のくせに少し引っ込み思案なところもあったのですが人と話すのは好きな人でした。そんな彼が今一人で思いふけっているというのはどういうことかはわかりませんでしたが、教室にて誰かと話すのはつらいものがあるのだろうとだけ感じました。私がどうすべきかと思い巡らせていると私に気づいた富田はこっちを見てそれからその話しづらさを察したかのように富田は私に微笑み、いつもの口調、塾ではなく小学生の頃の口調で話しかけてきました。

「何暗い顔をしてるんだ、川端(私のことである)。元気か?」

そう何気ない内容を元気そうに。否、元気そうにしてる反面、富田の顔には影が差しており、笑う口元にも不自然さを感じました。

「俺は元気だけど、お前あれから塾にも来てないし。お前こそ大丈夫なのかよ?」

極力地雷を踏まないように、なおかつ彼のその後を聞き出すようにと質問しました。今の彼と話すのはまるでベトナムの脇道を裸足で走り回るかのようで恐ろしくありました。

「あれから大変だよ。親父はムショ行きだし、俺は祖母のとこで暮らさなきゃならねえし。それに、お袋は。」お袋、そう言いかけたところで彼は一瞬影を見せるがすぐに持ち直し「そうだ、お前今度発売する新作ゲームの」と普段話さないゲームの話題を不自然に挿れました。そして彼の笑いながら話すその横顔は今にも崩れそうなほど脆く見え、私はそんな彼に対してなんと言ってよいのかわからずただ黙って立ち尽くしその話に耳を傾け続けました。

「なに黙りこくってんだよ。」

富田が笑いながら私の肩をたたく。

「なんにせよ、久しぶりに唯一の友達と話ができて楽しかったぜ!」一瞬言葉が頭の中で繰り返されました。彼の言葉に引っかかる単語があったからです。

「おい、富田、唯一ってそんなまるで親友が俺だけかのような。」私がそう問いかけようとすると同時にチャイムが鳴った。

「じゃあな、早くしないと遅れるぞ。」

そういって彼はすすけた背中を見せつけながら教室へと戻っていきました。そしてふと見えた彼の席は異常なほどに散らかっていました。

「おい、もう授業は始まってるぞ。」

先生の声で授業を思い出し私はそそくさと移動先の教室へ向かった。それから富田は金銭的な理由で塾をやめたらしく最早唯一の接点もなくなり中学校生活の中で富田と話すことはありませんでした。


       *


それから一年の月日がたち、私、鈴木、富田、三人とも同じ高校に入学しました。富田の成績は塾を辞めた後もずば抜けてすごかったと噂で聞いていましたが結局夏場超えたあたりから急に落ちてしまい結局私たちと同じ位の高校に通うことになりました。あれだけのことがあったのだ、無理もありません。さらにおどろいたことに富田、鈴木、私はなんと三人とも同じクラスになれたのです。ひさしぶりに親友同士が集まって楽しい学校生活が始まると思っていました。しかし、それは大間違いでした。どこから広まったのか、あの事件のうわさのせいで一部の人間をのぞき富田の周りには人が寄り付かなっていました。

そして一部の人間というのは仲の良い人という意味ではなく、ほとんどが

「殺人鬼の餓鬼が。」

やら

「どうせ殺されたこいつの母もろくなもんじゃねえだろう。こいつとんだサノバビッチだぜ。」

など罵詈雑言、下衆じみた笑いを吐き出す人間達だけだったのです。そしてそんな彼らの先頭に立っている人物、それは鈴木でした。富田の親友でもあったはずの鈴木は変わり果ててしまいました。

その光景を初めて見たとき、中学の頃の「唯一の友達」という富田の言葉と教室の彼の机の荒れようの合点がいきました。私はそれに対し当然富田をかばおうとも思いましたが相手の数が数です。富田についたところで私も巻き込まれて終わるだけ。その恐怖故何もできずに居ました。それに何より根暗になった富田と話していても楽しくない上成績だけは良かった彼がが無性に憎かったのです。

私は原則富田がいないときは富田の悪口を、鈴木やそのほかがいないときには富田を励ますきれいごとばかり吐いて、この頃は気づきませんでしたが恐らく当時の私の心の中には富田を心配する心はほんの一握り程もなく、孤立する富田を助けているという優越感に満たされていました。それでも私のその一握りの優しさは富田を助けたいと思っていました。


    *


そんな日々を続け、ある日の放課後、富田が逃げるように教室から出ると鈴木たちはただ下品に笑って私の目の前に立ちはだかり、

「おい、川端。」

威嚇のような猫なで声のようなこういった逆にすがすがしいまでの性格をしている人間特有の声で私に話しかけてきました。

「なんだ、どうしたんだ?」

私はすかさず強めに問い返しました。語調を強め、虚勢を張っていたのは心置きなく話せた筈の彼が怖かったのと大体向こうの話そうとしていることが想像ついていたからです。

「おまえさあ、富田と仲よさそうしてるな。」

鈴木はどこか下衆じみた声で私に言ったその瞬間、私は自衛の本能と、自らのあの感情に従い叫んでしまったあのです。

「俺は犯罪者の父とそいつの所為でおっちんだ母を持つ彼奴が愉快で、かわいそう過ぎてついついお友達ごっこをしてやってたんだよ。第一俺はあんな殺人鬼の餓鬼なんざと本気でつるもうとなんか考えてすらいないさ。」

私は引きつった、なおかつ下衆じみた顔をしながらそういった人種特有の声でそう言い放ちました。

数秒間、いや、時は全く経っていないのですが私たちは液体窒素で一瞬にして堅い氷の中に閉じ込められ無限ともいえる時を過ごしました。そしてその氷を砕いたのは足音でした。急いで、まるで何かを振り切ろうと走る足音。私は見ようと思えば見れた足音の主を見れませんでした。抑も足音の主は察しがついていましたし、何より怖かったのです。富田は唯一の仲間だと思っていた私の発言を聞いて今どんな顔をしているのか、それを確かめるのが怖く、私の足はいつの間に乾いたセメントの奥に埋まってしまっているかのように全く動きませんでした。


      *


その後富田が学校に顔を見せることはありませんでした。いつの間にか鈴木とその取り巻き達もおとなしくなり、私も罪の意識に苛まれました。

そして次に彼を見たとき、彼は木箱の中に横たわりたくさんの花の中にいました。彼はあの後、首を吊り、自ら命を絶ったらしいのです。死顔は決して安らかとはいえるものでなかったらしく彼の顔は隠されており見ることはできませんでした。

考え直せば、彼の居場所はどこにもありませんでした。彼の母はもういない。そして父は刑務所、そう私は彼の最後の居場所だったのです。しかし実際私は彼に居場所を与えたように見せ、実は彼の居場所などどこにもないと再三突きつけ彼の亀裂の入った心にとどめを刺しただけでした。

鈴木は葬式中ずっとうつむいていて、けれども真面目にしていました。主犯の彼がなぜこんなにも真面目に富田の死を嘆くのだろうか。このことが彼の将来の安定を閉ざし断ち切るのではという不安からだろうか。否、今の彼は違った。今までちらちらと覗かせてきた彼の悪魔はどこにもなく、そこで嘆くのは昔の鈴木ただ一人だけ、私の友達だった鈴木ただ一人だけだったのです。

私は何も言えず固まっていました。私は悪くない。そう責任逃れしながら。暫くそうしていると鈴木が私に気づき、「後で少し時間をくれ。」と一言言った。その後式が終わるまでの記憶はなく、ただ放心していただけでした。

式が終わりその帰路、先ほど鈴木と待ち合わせした場所で待っていると彼がやってきて語り始めました。

「今更、そして今後に及んで自分勝手ですまない。

だが、お前に話そうと思うんだ。こうなってしまった理由を、こんなことしてしまった理由を、そして俺の罪を。

所詮自己満足でしかない。もう取り返しようのない。そうはわかっていてもどうしても聞いてほしいんだ。」

彼はそう言うとうつむいて、嗚咽を堪えようとしたのか音の成る程強く奥歯を噛み締めると

「今更図々しいかもしれないけど、友人として聞いてくれ。」と付け足しました。

「はじめ、それはとても小さなものだった。」

鈴木はそう始めた。

「俺は中学に入った頃まだ受験のことを引きずっていた。

それでも、それでも俺は自分の受験生時代に培った知識があれば誰よりも上に躍り出ることができるとさえ思っていた。しかし、現実は甘くはなかった。俺の成績はまるで水が重力に従って下流へと流れていくかのように俺の成績は落ちていった。

そして何より、いつもへらへらと笑っていた富田が自分より上にいってしまったことが気にくわなかった。もちろん彼奴も努力してそこまできた筈だ。けれども俺には自分の努力しか見えていなかったのだ。

俺は努力しまた努力し、我が身を削り続けているのに彼奴は何も変わらない。そんな彼奴を見ていたら、心の奥の墨の入った袋のようなものが破裂した。その黒いものは一瞬にして俺の心を染め上げた。丁度そのときあの事件、富田の父親の事件が起こった。黒い液体に満たされた俺はもう自分を止めることはできない。

気がつけば俺は彼奴よりも友達付き合いが得意だったことを利用して富田を虐めないかとけしかけたんだ。俺には見えていたんだよ、彼奴らにも、俺の取り巻き達にも富田に対する嫉妬の炎が燃えていたことが。俺はそれを利用し富田をいじめ抜いた。結果、富田の成績は落ち込んでいった。

本来ならそこで終わりの筈だった。けれど、一度燃え始めたらもう止まらなかった。高校にはいってからも俺は新しい取り巻きを作り富田への嫌がらせを続けた。その結果、彼奴の人生に幕をおろしてしまった。嫉妬によって、そして俺が子供だった所為で。」彼はそう言うと首を軽く横に振って言い直した。

「否、もしかしたら俺は変に大人になってしまっていたのかもしれない。自分こそがと出世するために蹴落としあって争う大人達。まさにそんな風に。」

彼は自暴自棄な風に軽く笑うとまた真面目な表情になり言った。

「川端、俺の所為ですまなかった。俺があんなことをしてたから。お前にも。」

そんな彼の言葉が胸に刺さった。そして彼の話を聞いてやっとわかったのだ。私も富田の才能に嫉妬していたのです。あのよくわからない苛つき、憎しみは富田に対する嫉妬だったのです。

結局私が富田をかばっていたのだってそうやって優越感を感じたかったから。だのに、鈴木は私が善意から富田と一緒にいようとしたのだと思っている。胸を握りつぶされるようでした。私だって彼と大差ない。むしろ下手をすれば彼よりもひどいのに私の罪は周りから軽く見られている。彼らの罪が鉄や銅の塊だとすると、私の罪は金塊だ。小さく見えるのにやたらに重い、そんな罪。

「鈴木、実は」

今度は私の告白の番だと口を開こうとしたが唇は動きませんでした。

あのとき、富田が走り去っていった時と同じ風にただもたもたして口ごもるだけでした。そうしていると鈴木が先に口を開きました。

「聞いてくれてありがとう。俺、所詮自己満足でも彼奴への罪滅ぼしの為、妥協することなく努力することにする。それでいつか、教師になってもう二度とこんな事件が起こらないような教育をできるような人間に。

俺のように勉強の意味をはき違え嫉妬に生きる生徒が現れないように、な。

じゃあな、お前もがんばれよ。」

そう言って彼は私に背を向け去って行くのに私は「待った」とも声に出せずにあのときと同じでただ立ちすくむだけでした。

夜闇に紛れ薄れてゆく彼の背中を見つめるだけでした。最後の最後まで私は綺麗なままで居ようとしたのです。今後に及んで自分の穢れ等、見えて居る筈なのに必死に目を瞑り背けて自身の無罪を説きました。

そうやって私はいつもどっちつかずで、どちらの境界線を越える勇気もなく優柔不断でいたその結果がこれです。

結局、この世界は何かを棄てていかなければ幸せにはなれない、自分か、もしくは他の誰かを犠牲にしなければ。そう悟りました。これは私の罪の告白です。そしてこれは、この罪は私の生きた記録、汚く泥にまみれて生きた証です。

私が、境界線上に生きた。


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