表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

凡人枠シリーズ

悪役令嬢弁護士 前日譚 橋本理沙と乙女ゲーム ~著作権紛争事件~

掲載日:2026/03/21

一 依頼


 金曜日の午後六時。


 事務所に残っているのは私だけだった。ボス弁の黒田先生は顧問先のゴルフコンペ、弟弁(後輩の男性弁護士を業界ではこう呼ぶ)の加藤は裁判所から直帰。事務員の佐藤さんは定時で上がった。当然だ。金曜の夜に残っている弁護士のほうがおかしい。——でもまあ、弁護士八年目の日常だ。


 コンビニのおにぎりを齧りながら、来週の準備書面(裁判所に提出する主張を記載した書面)を書いていた。離婚案件。DVの証拠を時系列で並べる作業。地味だ。でも、この「地味な作業」が依頼者を救う。——弁護士の仕事の九割は、こういう地味な作業でできている。


 インターホンが鳴った。


(アポなし? 金曜の夜に?)


 身構えた。弁護士事務所へのアポなし訪問は、九割がトラブルの原因だ。酔っ払い、相手方本人の怒鳴り込み、「今すぐ契約書を作れ」という無茶な社長。——最悪のケースは、逆恨みだ。離婚案件の相手方が押しかけてきたことも、一度だけある。反社会的勢力に殺された弁護士の話はほとんど聞かないが、開示事件の相手に危害を加えられた弁護士の話は珍しくもない。女一人で事務所にいる夜には、出ないのが正解だ。


 モニターを見た。


 若い女性が立っていた。二十代半ば。目が真っ赤で、書類が入っていそうな紙袋を抱えている。スーツではない。相手方関係者には見えない。——そして、泣いている。


(泣いている人間は、基本的に危険ではない。危険な人間は泣かない。怒鳴る)


 インターホン越しに聞いた。


「どちら様ですか」


「あの……長谷川と言います。林田先生に、橋本先生を紹介していただいて——」


(林田。司法修習の同期だ)


 スマホを確認した。LINEが来ていた。林田から。——一時間前だ。書面に集中していて気づかなかった。


『橋本、悪い。知財の相談で来た子がいるんだけど、話聞いたら著作権の紛争っていうより、内容証明への対応みたいな感じで。俺の分野じゃないからお前に回したい。長谷川美咲さんって子。連絡先伝えたから、来週あたりアポ取ると思う』


(来週あたり、と言っているのに今日来ている。——よほど切羽詰まっていたか)


「林田先生の紹介ですか。——少しお待ちください」


(……正直、帰ってもらいたい。こういう人は性格に難ありなことがあり、受任後に信頼関係を築くことは難しい。それに金曜の夜、一人の事務所にアポなしの相談者を入れるのは、黒田先生が知ったら怒られるどころじゃ済まない。依頼者を装った不審者だった事例を、弁護士会の研修で何件も聞いている)


(ただ——林田の紹介だ。あいつが「回した」と言っているなら、少なくとも身元は確認している。林田には借りがある。こちらも貸しはあるが。同期の紹介を門前払いしたら、次から回してもらえなくなる。弁護士は紹介で仕事が回る職業だ)


 事務所のドアを開けた。ただし、相談室ではなく受付カウンターで話を聞くことにした。奥には入れない。出口に近い側に自分が座る。——これは弁護士会の安全マニュアルの基本だ。


「あの、橋本先生……ですか?」


「橋本です。今日は受付でお話を伺いますね。——立ったままよりはいいでしょう」


「すみません、すみません、でも、もう——」


 泣き出した。


 こういう時、弁護士がやることは決まっている。まず座らせる。水を出す。ティッシュを渡す。そして——待つ。


 三分ほどで落ち着いた。名前は長谷川美咲。職業は小説家。代表作は「悪役令嬢、断罪されても諦めません~聖女の座は渡しませんっ!~」。


(……なんだその長いタイトルは、しかも後に聞いたところによると、むしろ平均より短い方らしい)


「先生、著作権に詳しいって聞いて。友達の紹介で——」


(林田のことを「友達」と呼ぶのか。あいつ、この子には優しくしたんだな)


「著作権は専門ではありませんが、対応はできます。何がありましたか」


「パクリだって言われたんです。私の小説が」


 紙袋から書類を出した。相手方の代理人弁護士からの内容証明郵便。


 読んだ。


 要旨はこうだ。——長谷川美咲の小説「悪役令嬢、断罪されても諦めません」は、佐伯陽子の小説「悪役令嬢は二度目の人生で逆転する」の著作権を侵害している。類似点として、①悪役令嬢が転生者である、②断罪イベントがある、③婚約破棄がある、④主人公が前世の知識を使う、⑤王子との恋愛要素がある。よって、即刻連載を中止し、損害賠償として三百万円を——。


 読み終わった。おにぎりの残りを食べた。


「先生……?」


「落ち着いて聞いてください。この主張、法的には通らない可能性が相当高いと思います」


「え?」


「順番に説明します」



二 二十万字


 翌日、土曜日。


 昨晩、長谷川さんとは委任契約書を交わした。着手金は月曜に振り込むとのこと。本来なら入金確認後に着手するのが事務所のルールだが、林田の紹介だ。先に動いてもいいだろう。——紹介案件で恩を売っておくと、後で別の仕事が回ってくることもある。損して得取れ、弁護士の処世術だ。


 本来なら休みだが、長谷川さんの案件が気になって事務所に来た。著作権法の原則は確認した。保護されるのは「表現」であって「アイデア」ではない。——ならば、やるべきことは一つだ。両作品を読んで、表現レベルの類似があるかどうか、自分の目で確かめる。


 まず長谷川さんの作品。「悪役令嬢、断罪されても諦めません」。


 読み始めた。おにぎりを齧りながら。


 元OLが公爵令嬢に転生し、断罪イベントを回避するために社交スキルを磨く。文体は軽やかで、ヒロインの内心がコミカル。——気づいたら三章まで読んでいた。仕事で読んでいるのに、面白くて止まらない。弁護士としてどうなんだ。


(ライトノベル、というらしい。しかし文章が非常に読みやすい。一文が短く、会話でテンポを作り、必要な情報を必要なタイミングで出す。——弁護士の書面も、こうありたいものだ。裁判官だって人間だ。読みやすい準備書面のほうが、きっと頭に入る)


(異世界転生もの自体は知っている。要は、都合のいい世界で、努力なしで強い力を貰って、最強になるやつでしょう。——と思っていたが、このジャンルは少し違う。「悪役令嬢もの」は、テンプレの中で主人公が知恵を使って状況をひっくり返す話だ。構造としては面白い)


 特に「断罪イベント」のシーンに、手が止まった。王子が広間で令嬢を公開糾弾する。証拠なし。手続きなし。感情だけで。——弁護士的には最悪の状況だが、フィクションとしては最高にドラマチックだ。


(もし私がこの令嬢の立場だったら——反論するな。証拠を集めて、事実と感情を区別させて、手続きの不備を突く。……いや、何を考えているんだ私は。仕事しろ)


 次に相手方の作品。「悪役令嬢は二度目の人生で逆転する」。元教師が侯爵令嬢に転生し、学園の成績トップを目指す。文体はやや硬質で、世界観の描写が丁寧。


 両方読んだ。合計二十万字。おにぎり四つ消費。土曜日が消えた。


 Excelを開いた。対照表を作る。左に長谷川作品、右に佐伯作品。設定、キャラクター、プロット、文体、具体的な表現——一項目ずつ比較する。


(最近、裁判所もExcelが大好きだ。「争点を表にして整理してください」。それは裁判所の仕事ではないのか、と思わなくもないが、表を作ったほうが裁判官の理解がいいのも事実だ。弁護士は表を作る職業なのかもしれない)


 三時間かかった。百二十項目。


 結論。設定レベルの類似はあるが、表現レベルの類似はほぼゼロ。——予想通りだ。



三 対照表


 月曜日。長谷川さんと打ち合わせ。


「対照表を作りました」


「たいしょうひょう……?」


「両方の作品を一行ずつ比較した表です。百二十項目。設定、キャラクター、プロット、文体、具体的な文章表現——すべて洗い出しました」


 テーブルに資料を広げた。長谷川さんが目を丸くしている。


「先生、これ全部読んだんですか……?」


「読みましたよ。面白かったです。——特にあなたの作品の第三章、断罪イベントのシーンは好きでした」


(法曹は処理能力を求められる。司法試験の時点で、複雑な事情を素早く読み解き、問題点を分析できなければ合格はおぼつかない。二十万字の小説を二日で読んで対照表を作るくらい、司法試験の過去問演習に比べれば散歩みたいなものだ。——ただし、過去問より面白かった)


「えっ、あの、嬉しいです、けど——」


「仕事の話をしましょう。結論から言います。あなたの作品は、佐伯さんの作品の著作権を侵害していません」


 長谷川さんの目にまた涙が浮かんだ。今度は安堵の涙だ。


「でも、似てるって言われたら——」


「料理に例えましょうか。カレーライスを作ること自体は、誰の著作権でもないんです。でも、『玉ねぎを三時間飴色に炒めて、隠し味にチョコをひとかけ入れる』——ここまで具体的なレシピは、表現として保護される場合がある。あなたの作品と佐伯さんの作品は、同じカレーを作っているけど、レシピが全然違う」


「レシピ……」


「『悪役令嬢が転生する』『断罪イベントがある』『王子がいる』——相手方が類似点として挙げている五項目は、全部『カレーを作る』レベルの話です。アイデアであって、表現じゃない。対照表を見てください。あなたの文章と佐伯さんの文章を一行ずつ比較しましたが、表現レベルの一致は一箇所もない」


 長谷川さんが対照表を一枚一枚めくっている。百二十項目。全部に○(類似なし)か△(アイデアレベルの類似のみ)がついている。×(表現レベルの類似)は一つもない。


「先生……これ、土日で全部やったんですか」


「弁護士の仕事の九割は、こういう地味な作業です」


「地味って言わないでください……。私、この表を見て、なんだか——救われた気がします」


「大げさですよ。事実を整理しただけです」


(——でも、依頼者がそう言ってくれる瞬間が、この仕事を続けている理由なんだよな)



四 反論書面


 相手方の代理人に反論書面を送った。


 内容はシンプルだ。対照表を添付し、「アイデアとテーマの共通性は認めるが、表現レベルの類似が存在しないため、著作権侵害は成立しない」と結論づけた。判例も三件つけた。いずれも「ありふれた設定の共通性だけでは著作権侵害にならない」という裁判所の判断だ。


(本来、交渉段階でここまで細かく反論することはしない。相手方の主張に一つひとつ答えても、議論は平行線になるだけだ。ただ、今回は事情が違う。長谷川さんは「パクリ」という言葉で深く傷ついている。こちらの反論が具体的で、網羅的で、一点の曖昧さもなければ——それが彼女の「また書いていい」という確信になる。弁護士の仕事は、勝つことなんかじゃない。解決することだ。依頼者が前を向けるようにすることだ)


(この書面自体は一時間半で書けた。三日かけた対照表のほうが、はるかに大変だった。——弁護士の仕事は、結論を出すより、その結論を支える証拠を集めるほうが百倍しんどい。でも、そっちの作業は依頼者には見えない)


 一週間、相手方から返事がなかった。二週間経っても、なかった。


(まあ、そうだろう。こういうケースで相手方がすぐに「分かりました」と引き下がることは、まずない。大抵は返事をしないまま時間が過ぎて、フェードアウトする。弁護士同士なら「ああ、あれはもう終わったな」と分かるが——)


 長谷川さんからメールが来た。


「先生、まだ返事が来ないんですけど……大丈夫なんでしょうか」


 返信した。「大丈夫です。こういう案件は返事が来ないことのほうが多いです。返事がないということは、反論できないということです」


 翌日、またメールが来た。


「でも……また何か言われたらと思うと、怖くて……書いていいのか分からなくて……」


(弁護士にとっては沢山の案件の一つだ。でも、依頼者にとっては、たった一つの事件だ。その温度差を忘れてはいけない。弁護士にとっての「順調」は、依頼者にとっては「放置されている」に見える。細かい連絡を入れることが、信頼を維持する。地味だが、これも仕事の一部だ)


 返信した。「進捗は必ずこちらからお伝えします。何もないときも、何もないとお伝えします。不安なときは、いつでもご連絡ください」


 三週間が経った。相手方は沈黙したままだ。


 このまま放置してもいい。相手が動かなければ、実質的に解決だ。——ただ、長谷川さんの不安は解消されない。「いつまた来るか分からない」という恐怖が残る。


 長谷川さんに提案した。


「一つ、方法があります。債務不存在確認請求——こちらから裁判所に、『賠償義務は存在しない』と確認を求める訴えを起こすことができます」


「こちらから……訴えるんですか?」


「攻めの防御です。相手が動かないなら、こちらから決着をつける。もっとも、実際に訴えを起こす前に、まず相手方に予告します。『二週間以内に回答がなければ債務不存在確認請求を提起します』と。これで動くことが多い」


 相手方の代理人に通知を送った。


 二週間後、期限ぎりぎりに返事が来た。


 歯切れの悪い文面だった。「本件について、現時点においては、長谷川氏に対して賠償請求を行うことは予定しておりません」。——それだけだ。謝罪もなければ、請求を取り下げるという明言もない。


(弁護士から見れば、これは「諦めた」とはっきり読める。こういう回りくどい書き方は、よくある。認めたくはないが、争えないから、できるだけ何も言わずに幕を引く。——一般の人が読んだら「結局どっちなの」と思うだろうが、受け取る側としては十分だ)


 長谷川さんにメールした。そして電話もかけた。こういう報告は、文字と声の両方で伝えるべきだ。


「終わりましたよ。相手方は、事実上、請求を撤回しました」


「ほんとですか!?」


「本当です。連載を再開してください」


「先生っ……! ありがとうございます! ありがとう——」


「泣かないでください。電話越しに泣かれると、こっちが困ります」


「すみません、すみませんっ……」


「それと、同じテーマで書き続けてください。テンプレを使うことは悪いことじゃない。大事なのは、テンプレをどう料理するかです」


「はいっ……!」



五 新作


 それから二週間が経った。


 事務所のポストに封筒が届いた。長谷川さんからだ。中身は手紙と、印刷された原稿。


 手紙にはこう書いてあった。


『橋本先生。おかげさまで連載を再開できました。書けなくなっていた時間が嘘みたいに、今は毎日が楽しいです。先生に「テンプレをどう料理するか」と言われて、新しい短編を書きました。読んでいただけませんか。お菓子も同封しました。先生、いつもおにぎりしか食べてないでしょう』


(……バレてる)


 封筒の底に、焼き菓子の小箱が入っていた。マドレーヌ。


 食べた。うまい。コンビニのおにぎりの百倍うまい。


(こういうの、もっと早く食べたかった。弁護士の食生活は改善の余地しかない。——いつか、毎食美味しいものが食べられる世界に行きたい)


 原稿を読んだ。


 タイトル:「悪役令嬢に転生した弁護士、断罪シーンを反対尋問で切り返す」。


(……弁護士?)


 読み進めた。


 主人公は、前世が弁護士の悪役令嬢。チートなし。魔法も使えない。武器は法的思考だけ。断罪イベントで王子に証拠の不備を突きつけ、反対尋問で事実と感情を区別させ、最終的に和解に持ち込む。


(…………)


 面白い。


 不覚にも、かなり面白い。


 特に「法律の知識は使えないが、法的思考は使える」という設定がいい。ファンタジーの世界に現代の法律をそのまま持ち込むのは無理がある。でも、「事実と感情を区別する」「証拠がなければ主張は通らない」「手続きの不備は無効」——この思考の骨格は、法律が変わっても変わらない。


(……それにしても、この主人公、和解金の計算を暗算してるシーンがあるな。……私か? いや、弁護士ならみんなやる。たぶん)


 読み終わって、マドレーヌをもう一つ食べた。


 返事を書いた。


『面白かったです。法的思考と法律知識の区別がいい。一点だけ、「異議あり!」と叫ぶ弁護士は現実にはいません。でも面白いからいいです。書き続けてください。マドレーヌごちそうさまでした。——橋本理沙』


(テンプレの中に弁護士を入れるか。悪くない発想だ。もっとも、実際に悪役令嬢に転生する弁護士なんていないだろうけど)


 長谷川さんの原稿をファイルに綴じた。著作権紛争のファイルと一緒に、棚にしまった。


 窓の外は暗くなっていた。金曜の夜だ。


 また一週間が終わった。来週の月曜には、離婚案件の調停がある。水曜には中小企業の顧問会議。木曜には法テラスの相談。金曜には書面の締め切り。


 コンビニに寄って、おにぎりを二つ買った。鮭と梅。明日の昼飯だ。土曜も事務所に来る。次の案件の準備書面を書かなければならない。


 帰りのタクシーの中で、ぼんやり考えた。


(弁護士八年目。毎日おにぎりを食べて、書面を書いて、泣いている依頼者の話を聞いて——地味だな、私の人生)


(でも、長谷川さんはまた書けるようになった。DVの被害者は離婚できた。中小企業の社長は契約書を読むようになった。おばあちゃんは孫に会えた。——私がやったのは、事実を整理しただけだ。地味で、退屈で、誰にも注目されない仕事)


(まあ、いいか。弁護士なんて、そういう職業だ。縁の下の力持ちとか言えば格好いいけど、実態は縁の下でおにぎりを食べている人だ)


 ——ふと、あのマドレーヌの味を思い出した。バターの香りと、少しだけレモンが効いていた。ちゃんと作られたお菓子は、ちゃんとうまい。当たり前のことだ。でも、コンビニのおにぎりしか食べていないと、その当たり前を忘れる。


 タクシーの窓から、信号が見えた。


 青だった。


 ——まだ、赤じゃない。


 来週の月曜日もある。次の依頼者が待っている。


(もう少しだけ、この地味な仕事を続けよう。テンプレみたいな人生だけど——テンプレは罪じゃない。使い方が、すべてだ)


 おにぎりの袋を破いた。やっぱり鮭がいい。


(完)


お読みいただきありがとうございます!


「悪役令嬢弁護士」の前日譚——橋本理沙が、まだ現代日本の弁護士だった頃のお話です。


なぜ橋本が乙女ゲーに詳しかったのか。なぜ転生した瞬間に「これ乙女ゲーだ」と分かったのか。——答えは「依頼者に小説家がいたから」でした。弁護士の知識は、依頼者から教わることも多いのです。


ちなみに、橋本が読んだ長谷川さんの新作のタイトル。お気づきでしょうか。——そう、橋本はまだ知りません。自分が、自分で「面白い」と言ったその物語の主人公になることを。


それでは、本編もあわせてお楽しみください。


→ 悪役令嬢、断罪されたので反対尋問します ~前世が弁護士チートなしなので、法的思考で王子に和解を呑ませてもいいですか?~


本作の執筆にあたり、とある方にアイディアのご提供と助言を頂戴しました。この場を借りて御礼申し上げます。


☆評価・ブックマーク・感想——どれか一つでもいただけたら、橋本の事務所にマドレーヌを一箱届けます(自腹で)。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
パクリだと主張している箇所を読んだとき、京都アニメーション放火事件の犯人の言い分を思い出しました。Wikipediaに載っていたのですが…… いや、これが盗作になるなら世の中盗作じゃない作品なんかゼ…
ぶっちゃけ相手方は何故この内容で300万も取れると思ったのか(真顔) その程度でパクリ扱いならなろうの悪役令嬢タグの90%以上がパクリでは?(真顔) 読者が勝手に騒いでるとかじゃなくて作者自身が同じテ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ