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クラス対抗戦




さて、無事俺たちのランクは決められて他の人はまだ残っている状態


もうランクバッジを受け取った人は体育館から出て、学園の校舎のところにクラス表があるらしく俺たちは見に行くことにした


ちなみに俺の直談判は却下された。理由は「あれ?ちゃんと見ていたはずなんですがねぇ」と言われるだけで大して取り合ってもらえなかった。悲しい


俺がEランクの評価を受けてから二人は俺を励ましてくれていた


「武戦はめっちゃ強いのにこんな評価納得いかないぜ!絶対何かの間違いだ!!」


「武戦、ランクが違くても私たちは友達です」


なんていい奴らなんだ。こんなに性格の良い友達が出来るなんて幸せ者だな俺は

「もしランクが低すぎて強制退学させられても私たちは友達です」

訂正 これシェイルに関しては煽ってる?それともただ何があっても友達ですよっていう良い人なだけ?


「全く心外です……煽ってるわけないじゃないですか」

「心読むのやめろ」



そしてクラス表の場所まで辿り着き、それを覗き込む


結果は…………何と奇跡的にみんな同じだった


「やったーー!みんな一緒だぜ!!!」と辰真は嬉しそうにしている

シェイルも顔にはあまり出していないが何となく嬉しそうな雰囲気だ。もちろん俺も嬉しい。友達がこの先誰もできなかったらどうしようと不安だったから



三人で早速教室に向かう。ちなみにクラスは全部で四つあり俺たちのクラスは4組だ


ガラッと扉を開けると、先に教室についていた人からの視線が集まる

学園の最高クラスであるSの一つ前であるAがいる事が相当珍しいのだろう


席は自由に座って良いらしい


シェイルは視線をめんどくさく感じたようで、クラスの一番後ろの席に座った。そして俺はシェイルの隣を、辰真は俺の前の席をとった


その後も何となく会話を続けていたら先生と思わしき人物が教室に入ってきた


「それぞれ、試験お疲れ様。私はこのクラスの担当をする天玻璃凍夜(あまはりとうや)だ。これからよろしく」


「この後は軽くこの学園について説明して今日はそれで終了だ。もうとっくに夜だからな」


その後、先生は授業についてや、それに伴う教室移動の場所。結構な頻度で行われる昇級試験。学園の敷地内にある大浴場やプールなどの説明をして解散した



俺は部屋に戻り、さっさと寝ることにした





そして次の日

クラスに行くとシェイルの席に人が集まっていた

人が多いので隣である俺の席も座れそうにない。仕方ないので席が座れるまで待つことにした


シェイルは質問攻めにあっていた

「どうやったらそんな強くなれるんですか?」

「連絡先交換しましょう!!」

「昇級試験もAランクがいると安心だぜ!!」

など聞こえてくるがシェイルの返事は「えぇ はい そうですね」などの当たり障りのない言葉だけだ


自分たちといつも話しているようにすればいいのに……とも思ったが、出会って1日目であそこまで仲良くなるのが異常だったのかもしれない


少し待っていたら辰真が来た。

自分がおはようと言ったら辰真も俺におはようと返し、普通に教室に入ろうとした


「ちょっと待って」と俺は引きとどめ辰真からはどうしたと言われるが

「中のシェイルの周りを見てみろよ。なんか入ったら気まずいよ」

「まぁAランクがやっぱり珍しいんだろ」と言って教室に入っていった


辰真は普通に挨拶をされ、それを愛想良く返し流れるように自分の席へと座っていった


俺はその光景を見ていたが

あれ?辰真と一緒に入れば良かったんじゃねと後から気づいた


これ以上待っていたら始業時間に間に合わなくなりそうなので武戦は諦めて入ることにしよう


ガラガラっと音を立てるタイプのドアなので一瞬こちらに視線が集まるがすぐにほとんどの人に視線を外されて安心


そして始業のチャイムがなったと同時に先生が入ってきて生徒も自分の席へと戻っていく

俺も自分の席についた







「では、みんなおはよう。昨日も言った通り担任の天玻璃凍夜(あまはりとうや)だ」


「これからは昨日配った時間割で授業をしてもらう。わかっているとは思うがここは能力者育成学校 普通の授業はあるにはあるが殆どは能力の実践や訓練などをする」


「そして同時に、クラス対抗戦について説明しよう」


その言葉を聞いた瞬間クラス全員が動揺した

みんなこんなにも早く試験をやるとは思わなかったのだろう


「詳しく説明しよう。クラス対抗戦とは名前の通り他のクラスと戦う試験である」

「だが、全員が戦うというわけではない。クラスから選抜五名を選び他のクラスの選抜と戦うという物だ」


なるほど、代表戦ということか。願いを叶えたい俺にとってはまさに渡りに船という奴だが、俺の今の実力は最底辺のEランク………果たして他の人が認めてくれるか


「だが、他にもルールがある。この五人の中で一人だけペアとなって実質二人で戦う事ができる。それは当然他クラスも同じ条件だ」


これはサポート系能力もちゃんと評価されるという事だ。この選抜五名は当然戦闘が強いものになるだろうが、他にもかなり有用な能力があるかもしれない。例えば自分が透明になれる能力者だとして、それが他者にも影響できる能力だったら?

ただ透明の能力だったら火力などの問題で負けることも多いだろうが、協力をする事で勝つ可能性が高くなる



「この試験は三日後に行う。それまでに自己紹介でもしてメンバーを決めるといい」





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