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キュートなモブ令息に転生したボク。可愛さと前世の知識で悪役令息なお義兄さまを守りますっ!  作者: をち。
幼年期

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ピクニック!の前にお勉強です。

ところで、ボクのお勉強ですが……正式にお兄さまとご一緒させて頂くことが認められました!


といっても語学以外なのですけれど。


お兄さまの先生は「厳しくても構いませんので、優秀な方を」というお兄さまのご希望で学者でいらっしゃるご高齢のカール先生。真っ白な長髪に銀縁の丸眼鏡をしている。まるで魔法使いみたい!

優しそうなお爺さんのような外見とは裏腹に、少しでも気を抜けば容赦なくゲンコツが飛んでくるのですって!

ボク、無理を言った自覚があるので、初めてお会いするときには本当は怖くて泣きそうだった。

でも、どうしても認めて頂きたかったから、必死で胸を張って「しっかりした子」をアピール!

ご挨拶もちゃんと貴族らしく丁寧なお辞儀と言葉遣いを心掛けた。

その甲斐があってか「ふむ。なかなか年齢に似合わぬ聡明そうな子だ。試してみるのも一興」だと言ってくださったの!


そうして一番躓くのが「数学」だというので、ボクはまず最初に数学の素養をみられることになったのでした。


ちなみにボク、自慢ではありませんが数学は完璧!

初等部レベルが「足し算、引き算、分数の足し算、引き算」、中等部レベルが「掛け算、割り算、高等部のレベルが「分数の掛け算、割り算」という驚きの簡単さなのです!

当然ながら微分積分なんて微の字すら出てこない!逆に初めて解くふりをするのが難しかったくらいです。

日本の教育レベル、万歳!

記憶を取り戻す前に伯爵家でも少し習っていたこともあって、最初何も考えずにすらすらと足し算引き算を解いてしまったボク。

先生とお兄さまに「クリスには才能がある!天才だ!」と驚かれてしまいました。

なのでボクはカール先生に「幼いが十分共に学べる知能がある」と思われて、フォローしていただきながらお兄さまと一緒に授業を進めて頂くことになった、というわけ。


午前中はお兄さまと共に数学を進め、歴史などの記憶物を中心にこれまでの分をサラっとおさらい。

午後に教えて頂いたことをノートにまとめて、ひたすらに覚えるという感じです。

歴史に関しても前世チートを発揮してズル……じゃない、覚えが良いのを褒められました!

ちょこっとそこに補完するだけだから、問題なし!


と、一見順調なようですが、やはり問題も……。

外国語は……やっぱりというか、残念無念な感じ。

ここには全くチートが活かされなかったこともあるのですけれど、実際のところ、前世でも英語は苦手だったの。

なので外国語はご一緒できませんでした。これはもう仕方がありません。

ボクだけお義父さまが頼んでくださっていたボク専用の先生、シモン先生に教えて頂いております。

(シモン先生は若くて優しそうなお兄さん先生。なんとなくサイモン叔父さまに似たおおらかな雰囲気なので。ボクはあっという間にシモン先生のことが好きになってしまった)

お兄さまは午後に3時間ほど剣術と体術の訓練をされるのだけれど、そのうちの2時間をご一緒させて頂いて、残りの1時間とその後余分に1時間、ボクはシモン先生に語学を学ぶことになった。

必死でやれば、なんとかお兄さまに追いつけるはず!頑張りますよ!




こう書くと、毎日勉強漬けのようですが、きちんとお休みの日もある。

土曜日と日曜日はお休みだし、週の真ん中に当たる水曜日の午後は自由にしていいことになっているの。

それが今日というわけなのです!


午後にピクニックというご褒美が待っているボクは、張り切りまくった。

目がぎんぎんぎらぎら、鼻息がフンスフンスしてしまっていたようで、カール先生ですら「く、クリス、頑張りすぎはいかんぞ?少しペースを下げよう」という始末。

いえいえ、この機会にどんどん進めてしまってください!お兄さまにいつまでも復習をさせておくわけにも参りませんし!





こうしてボクは無事にピクニックというご褒美に、予定よりも30分も早くありつけたのでした!

わああい!!

お天気もいいし、お花摘みとかもできるかも!

お兄さまに花冠を作ってさしあげよう!


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