表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この連載作品は未完結のまま約1年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

神鳥の墓守

作者:たの・のぶかず
しんちょうのはかもり


 数千年前から続く神魔戦争によって人は多くの犠牲を出した。

 神王・魔王のため命を捧げることに疑問を持ち始めた人は独自の力に研究を重ね人が統治する国を創り始める。そのひとつエドナ王国。そこで素性を隠し王政魔導師団長となったトリストは自身に忌まわしき過去を与えた神を憎んでいた。神の使いと呼ばれる神鳥を使い秘密裏に行っていた実験の最中、対立していた王妃ノアを陥れ王国の全権を握ると歴史を絡繰ろうとする。全ては自身が神となるために。

 幼い頃に両親を亡くしたロルトは育ての母であるネサリー、子のエーベルと共にノーリーン村で神鳥の世話をして暮らしていた。それぞれが抱く複雑な思いを隠しながら。
 エドナ王国では十六歳になると自身が持つ適性の検査を受ける義務があった。村も例外ではない。ネサリーはその準備として二人を神鳥の墓へと連れて行く。そこから人が使える能力、思念は神聖力を私怨は魔力を生成できる概念を教え始めた。

 王国へ出立した二人は途中、エドナ王国第三王女ルリと出会う。そこから王国に関わり始めると意図的に改ざんされた歴史に見え隠れする両親に違和感を持ち始めるロルト。
 亡くした者のため王に忠誠を誓う王政騎士団長ロランレイ。その子カルヴァーは王女ルリを護る決意を心に刻む。禁忌の先を探す王政魔導師団副長フレイは命の恩人トリストに操られロルトたちと対立するが、不思議な少女ハルネスと出会うことで過去を清算しようとする。王妃ノアとネサリーは何を見たのか。徐々に明らかになる過去とトリストが持つ私怨。

 神を護りたいわけではないがトリストを倒さなければ側にいる者たちを護れない。それは自身が繋げた私怨と気づき葛藤するロルト。その迷いをエーベルの思念が包む。

 神は存在するのか、神のために生きることは間違っているのか。

 それでも神の象徴である神鳥を護り、人の思いを繋げていくことを選んだロルトは仲間と共にトリストへと立ち向かう。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ