きょり ーおもい、つかれー
『距離』 ーおもい、つかれー
想いはときに距離や時間をも超えると
今でもそう思っている
そうして言の葉に込める想いに憑かれている
今でもそう感じている
ただ疲れているときはやはり
言の葉が遠ざかるようにおもう
言いたいことが出てこなくて
感情を表現できず心を持てあます
そうしたとき特に
人との距離を感じる
現実でもネットの相手でも
その気持ちは変わらないようにおもう
身近に居て頻繁に顔をあわせる人と
現実やネットなど物理的に離れている人
心弱く感じるときには
その距離はやはり違うようにおもう
たとえば家族やパートナー
たとえば常に一緒にいる恋人
常日頃から頻繁に会う人たち
その身近に感じる中でも
特に気持ちが通じていると
そんなふうにおもうひとたち
身近なひとはたとえ黙っていても
言の葉ではない何かで繋がっている
遠くの人もそれは同じ
気心の知れた相手とならば
やはり言の葉ではないもので
おそらくは繋がっているのだろう
お互いが
想いを積み上げられたのならば
その繋がりは
お互いに長く息づいてゆくのだろう
そうした人との繋がり
言の葉をつむぎつつ
想いを重ねて積み上げられてゆく
そうして作り上げてゆく時間
隣に相手が居ると感じる瞬間は
なにものにも代え難い大切な
とてもたいせつなものだと
そうおもっている
ただそうした瞬間は
永遠には続かないこと多く
ふとしたささいなきっかけで
たいせつな人との繋がりが
遠ざかること切れることもある
もし距離が近ければ
何ということもないことが
距離が離れているときには
致命的な出来事へと陥ってゆく
ちいさなきっかけや
言の葉の誤解や行き違い
近ければ気付けた心が
遠い故に手遅れになる
傷つけたという悔いる心
傷つけられたという気持ち
必要のない気遣いや
気後れからの及び腰
すれ違いや遅延を繰り返すうちに
積み上げたはずの想いはくずれ
掌から落ちて
つかむ指の間をすり抜けてしまう
みずからにじしんなきゆえのこと
しんじるおもいたりなきゆえのこと
もう届かない
その一歩が踏み出せなかったこと
悔いと想いの欠片が掌に残るのみ
距離はそうした繋がりや想いを
あっという間に突き崩す
距離から生まれた時の隔たりは
いつの間にか心をも風化させゆく
離れてしまった想いのかけら
最後に手のひらの中に残るのはそれ
想いをあきらめて
疲れて墜ちる傷心と
想いを握りしめて
寂しさと共に歩む意志と
心の内の矛盾を抱えたままで
疲れた重い気持ちと想いとを持ちながら
身体を引きずるように歩み
歩を進めつつ時を生きる
今日もまどろみの中
いつかの懐かしい夢をみる
たいせつなあの人たちとの時間
たいせつにしている
あのときの
とてもたいせつな
言の葉の交わり
たのしかった
おもいのやりとりを
まどろみからめざめて
たいせつなおもいもこびりつくつかれも
めざめたこころからわすれゆくとしても
こころからつかれているおもいは
いまもむねにひめてあゆみゆく
ふとさきへとめをむけて
はるかさきとなったきょりをのぞむ
たがいのおもいがそこにあったとしても
もうはなれてきえてしまったとしても
おもいをむねにひめてあゆみゆく
ずっと
ーつぶやきとおわびー
ふと思いつきを書いてみました。
このところ天候不順から体調を崩しておりまして、
しばらくの間、腰痛と熱に悩まされておりました。
疲れている時は、書くものも綴る言の葉も、重く暗い言葉になったりしますね。
憑かれている想いは変わらないのですけど(笑)
やっと文章を書けるようになって来ており、
こうして投稿をしてみましたけれど、
まだ回復途中となっております(^_^;)
感想のお返事は、おそらくかなり遅くなると思います。
感想頂けるのはとても嬉しいです♪
ただ、お返事は遅くなることをご了承頂けると、とてもありがたいので、こちらへと書かせていただきました(^人^)
ご面倒おかけいたしますが、よろしくお願い申し上げますm(_ _)m
最後になりましたが、
時節柄、みなさまお身体には十分に気をつけておすごしくださいませ(^ω^)←自分みたいに、ダウンしないようにしてくださいね!o(^o^)o