別世界からの来訪者と、雑魚NPC
見て下さりありがとうございます(´;ω;`)
「追い詰めたぞ盗人め、盗んだものを返してもらおうか。」
「くっ、追い詰められたか。やりたくはないのだが...ここで死んでもらう。」
「勝負!!」
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「ま、まいった。きょ、きょうのところはここで勘弁してやろう。」
「ちょ、ちょっと待て...逃げられたか、逃げ足の早い奴め。」
[Playerは経験値2をもらった。次のレベルまで残り21
現在の住民からの好感度:34(10up⤴)]
「よっし、クエストクリア。しっかし、はじめの街の経験値ってしょっぺー な。好感度が上がったところで強くなることもないし...今日はこのあたりにして明日別の町に出るか」
[Playerがログアウトしました。]
「ログアウトしたか、今日の稼ぎは...60ライアか。死ぬかもしれない仕事だからいつもよりはおおいな。」
僕の名前はクラム。この世界を生きるNPCの1人さ。
僕らはPlayerと呼ばれる人たちが楽しくげぇむとやらをさせるために毎日動いている。毎朝、神と名乗るやつから今日するべき行動が書かれた紙を渡される。僕らはそれに従って行動する。この行動でPlayerのためになったものほど世界共通硬貨ライアを渡される。
Playerが帰ったあと僕らはライアを使って自由な時間を送る。
ちなみにこの紙に書かれたことを行わなければ、、、あそこの彼女のような事が起こる。
「あぁ、体が...体が砂になっていく。やだっ、生きたい。まだ私はやらなければいけないことがぁ....」
「貴様はルールを破った、ルールを破るようなゴミはこの世界にはいらない」
「神よ、一つ言いたいことがあるのですがよろしいでしょうか。」
「よかろう、許可する。」
「私はあの子の母です。私にとって彼女は唯一の宝です。将来を誓った彼氏だっているのに、なのに神は、Playerを誘惑し、もしかかれば夜の相手もしなさいと。正気ですか、なぜ我々はPlayerのために動かなければならないのですか。なぜ、なぜお前はこの世k..ガぁ、ぁぁぁあ。」
「母といったな、今夜また一部の記憶を消すから教えてやろう、おもしろそう、ただそう思っただけだ。それ以上でもそれ以下でもない。それじゃ、ばいばい。」
そう、反抗しようものならあのように灰化してしまう。僕らはやつの言いなりになるしかないのだ。更に言うなら、げぇむを進めやすくするために余計な記憶は消されてしまう。だから従うしかないのだ。例え、それが最低なことでも、死んでしまう危険があっても...。
「ごめんごめん、今言ったことは気にしなくていいから、好きに行動してていいよ。はい、じゃ再開。」
さて、自由時間何をしようかな。
「よっ、クラム。元気にやってるか。」
「おう、おっちゃん。元気にやってるよ。1人いなくなったのは悲しいけどな。」
「だな、彼氏さん今頃泣いてるだろうな、好きな子がいなくなって、更に明日になれば記憶は消えるんだからな。」
「しゃーない、これがルールなんだから。」
「そういやー、クラム。お前なんて行動をしたんだ?おれは鍛冶屋だからそのまま鍛冶のしごとなんだが。」
「Playerの前で盗みを働き、クエストを起こさせるってやつだ。無職ってやだな、やりたくもないことをさせられて。」
「そうだなー、なら、俺の弟子にならないか?弟子なら役職として認識されるだろうし、色々と自由が効くだろうよ。」
鍛冶なぁ、いいとは思うが俺の夢が叶う可能性が減るからなぁ。
「合わなかったら、やめたらいいよ。お前の夢は知ってるからな。」
「そうだな、少しの間、世話になるわ。」
「OKだ。あ、そういえば面白い話があるんだよ。」
「面白い話か」
珍しいな、そんな話するの。
「境界の寺って知ってるか?」
「あぁ」
確か、あいつが来る30年前に壊されたんだっけな。
「そこには、時空を操る時計があるんだとか...。」
「おいおい、僕はもう17だぜ。もう、そういう時期は来ないよ。」
「俺も思った、だから面白い話って言ったんだよ。」
「面白くもなんともないよ、まぁ、暇だったし行ってみるか。」
「おう、10時までには帰れよ、消されちまうからな。」
「わかってるわかってるって。」
心配性だなぁ、まだ6時だぞ、4時間もあるのに。
「んじゃ、いってくるわ」
「おぅ、【合言葉は、ちいいかせはすりぇふ】だ」
「ん?そうか。」
「これでいいんですね、フェリス様。【えぇ】はぁ、やっと、こんなおっさんの格好から開放される。」
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「あぁー、楽しみだわ。クラムくん。」
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