設定集
本作を執筆するにあたり作成した設定もせっかくなので投稿しました。
■キャラクター
[名前]
浜透
[年齢]
16歳
[性別]
女
[職業]
高校生
[生い立ち]
- 小説家の父と会社員の母の間に生まれる
- 母とは幼いころに病気で死別、父と二人暮らし
- 父は小説家だが、鳴かず飛ばずでパチンコなどギャンブルばかり行っている
- そんな家庭環境でもグレることはせず真面目に学校へ通っている
- が、そんな折に父親が蒸発し、多額の借金が発覚
- ヤクザに売り飛ばされそうになっているところを秘密結社に助けられ、ウォーハンマー(ミョルニル)の使い手になる
- 秘密結社が借金を肩代わりすることになり、その借金を返済するために働くことになった
[身体的特徴]
- 身長145cm
- 体重40kg
- ぱっちり二重、ツリ目
- 眉は小さめ
- 腰まである髪を二つ結びにしている
- 髪は黒、瞳は茶色
- 頭の鉢は小さく細身で手足は長い
- 運動神経がよく足も速い
- エセ関西弁
[性格]
- 貧乏な生活に飽き飽きしていて、将来金持ちでギャンブルのやらない男性との結婚を夢見ている
- ケチ
- あまり他人というものを信用しておらず、他人に対して攻撃的な面を持つ
- 一方で、一度親しくなった友人に対しては甘く、頼まれたら断れない
- ツッコミ気質
- 男運に恵まれない、と本人は思っている
- 幼いころに母親と死別しているため、包容力のある女性にあこがれている
- すぐ絶叫する
- 一度落ち込むとなかなか立ち直れず、うじうじしていることが多い
- せっかちな性格で早とちりも多い
[所有アーティファクト]
- ミョルニル(トールハンマー)
- 北欧神話に登場するトール神が所有したウォーハンマー
- その質量を自在に変化させることができ、どんなものでも破壊できる
- 投擲すれば必ず的に当たり、所有者のもとへ戻ってくる
- 雷を伴い、操ることができる
[この先起こるかもしれない出来事]
- 髪を切る
- 腰まである長髪は透の好みではなく仕方なく伸ばしていたので、借金を返済するか精神的に成長して前向きな性質を手に入れたあかつきには過去の自分と決別するために髪を切る
- そのときにはきっと適当な関西弁も辞める
- 蒸発した父と出会う
- 父のことを許せるかどうかはそのときの透がどんな精神状態にあるか次第
- きっぱりと絶縁するか、許しまたふたりで暮らし始めるか
[名前]
真田チコ
[年齢]
19歳
[性別]
女
[職業]
大学生
[生い立ち]
- 平凡な家庭に育ち、特に進路も決めないまま私大文系へ進学
- 友だちと旅行中にアーティファクトの事件に巻き込まれ、そのままアーティファクトの担い手になった
- アランに請われるまま秘密結社へ所属し、任務をこなす日々を送っている
[身体的特徴]
- 身長190cm
- 体重75kg
- 黒髪ストレート、背中まである長髪
- 瞳は茶色
- 手足が長く、胸もでかい
- たぬき顔
[性格]
- ゆるふわおっとり女子大生
- あまり自分というものを持っていなく流されがち
- 自分の将来について明確なビジョンを持っていなくてそれが悩み
- 将来は適当な会社で事務職になって素敵なひとを見つけて寿退社することが夢
- 身長(や胸)が大きすぎることを気にしている
- 自分が大きいので小さいものが好き
- 透がお気に入り
- しっかりと自分の意志を持ち自己主張する透に憧れている
- 誰に対しても敬語
[所有アーティファクト]
妖刀村正
- その刃に触れたものはなにものでも切り裂く千子村正が鍛えたといわれる日本刀
- 突きも鋭く、岩をも貫く
- 村正に蓄えられた経験が担い手にも備わり、達人のごとく立ち回ることができる
- 所有者は刀の囁きに誘われ、血を求めて人を切るまで止まれない呪いを持っているが、どういうわけかチコにはその呪いが作用せず担い手となった
- チコ自身の性格により、万物を切り裂く能力は制限されていて、一部の無機物しか切断できない
- 人間を斬りつけても服すら斬れないが、衝撃は当然伝わるので鈍器のような使い方になっている
[この先起こるかもしれない出来事]
- 弱い自分を克服する
- 両親に言われるがまま、周りに流されるままだった自分を乗り越え、強さを手に入れる
- きっとその強さは自分のためではなく、誰かを守りたいという優しさからくるもの
- そのときには『透さん』から『透ちゃん』へ呼び方が変わるかもしれない
- 弱さを克服したチコは村正の力を完全に引き出すことができるようになって、どんなものでも一刀両断する
[名前]
神野ライカ
[年齢]
24歳
[性別]
男
[職業]
ストリーマー
[生い立ち]
- 会社員の父と専業主婦の母の間に生まれる
- ひとりっこ
- 友達作りが苦手でよくひとりで遊んでいた
- 特にグレることもなく大学進学
- なかなか就職が決まらず、卒業ギリギリで内定をもらい入社
- 入社した会社はブラック企業で、体調を崩し、一年で休職からの退職
- 昔からゲームは好きだったのでストリーマーになる
- 固定ファンもついてきて、それなりに稼げるようにもなり充実した毎日を送り始める
- アーティファクト事件に巻き込まれ、死にかける
- その際に狼男のアーティファクトを憑依することで生きながらえ、アグノストに参加することになった
[身体的特徴]
- 身長170cm
- 体重60kg
- 髪はぼさぼさの黒、瞳は黒
- 中肉中背
- 友達の友達に似ているとよく言われる平凡な見た目
[性格]
- 無気力、脱力系
- 命のやり取りは怖いので極力簡単な任務だけこなしたいと考えている
- 根は真面目なので、任務自体はきっちりこなす
- 社会人経験はあるので、必要最低限のマナーは身につけている
- よくバディを組むチコのことが少し気になっている
[所有アーティファクト]
狼男
- 憑依一体型アーティファクト
- 狼男の概念がその肉体と一体になり、狼男へ変身する能力を手に入れることができる
- 変身しなくても人間離れした身体能力、回復能力、五感を有する
- 一方で銀製品に触れられなくなる
[この先起こるかもしれない出来事]
- 企業勤めだったころの上司とばったり出くわす
- トラウマがフラッシュバックする
- 自身でトラウマを乗り越えられるか、誰かに助けてもらうかはそれまでのライカの行動次第
- アーティファクトを奪われて死ぬ
- 憑依一体型アーティファクトのデメリット
- 肉体そのものがアーティファクトといえるような状態なので無理矢理その力を奪われると死ぬ
- もしかしたら奇跡的に生き残るかもしれない
[名前]
デイビッド・サロモ
[年齢]
32歳
[性別]
男
[職業]
弁護士
[生い立ち]
- 幼いころ両親が強盗に殺害される
- クローゼットに隠れていたデイビッドは唯一生き残った
- 両親を殺した強盗は心神喪失を理由に無罪となったが、その後再び強盗を繰り返し、被害者に射殺された
- 他人に任せていては悪を罰すことはできないと考え検事になる
- 検事となり正義感に燃える生活を送っていたが、実際には権力におもねる人間ばかりで、そこに正義はなかった
- それならば困った人間を助けようと弁護士になり、格安でなんでも相談にのる弁護士として生活を始める
- 生活は苦しかったが充実した日々だった
- ある日、弁護し無罪を勝ち取った依頼人が、実際にはマフィア子飼いの詐欺師で、友人家族が心中する事件を引き起こす
- 怒りに任せマフィアの隠れ家に乗り込むとそこにはアランの姿
- すでにマフィアは半壊状態だったが、アーティファクトに選ばれたデイビッドはアランを手伝うと申し出て、マフィアは壊滅
- そのままアグノストに所属することになった
[身体的特徴]
- 身長185cm
- 体重75kg
- 黒髪、碧眼
- 細身、モデル体型
- 声が低い
[性格]
- 紳士で丁寧な物腰
- 根が真面目なため、面倒事を抱え込みがち
- 自由奔放、独特な性格の多いアグノスト構成員のまとめ役
- 胃が痛くなることが多い
- 過去の出来事から、正義は重要であるが、己の正義を守るためにも力が必要だと考えている
[所有アーティファクト]
ソロモンの指輪
- ソロモン王が所持していたといわれる指輪
- 悪魔72柱を使役することができる
[この先起こるかもしれない出来事]
- かつての同僚と出会う
- 正義とはなにか改めて考える
- 透の三者面談に後見人として現れる
- 学校中の噂になって大変なことになる(透が)
[名前]
アラン・スミシー(偽名)
[年齢]
不明
[性別]
女
[職業]
アグノスト総帥
[生い立ち]
- アーティファクトの力によって不老不死になった
- アーティファクトによって故郷を失った過去を持ち、アーティファクトを管理する存在が必要だと考えアグノストを設立した
[身体的特徴]
- 身長180cm、もしくは130cm
- 体重65kg、もしくは35kg
- 赤髪の長髪、瞳は金
- 手足が長く、引き締まった体つき
- 顔立ちも凛々しく、男性と見紛うほど
- 美形
- 普段はその身を隠すため老婆の姿をしている
[性格]
- 基本的にはおおらか
- 担い手は往々にし自己が肥大し、己を過信してしまうためアグノストでは経費の自己負担など様々なルールを設け、人間らしさを失わないよう気をつけている
- 構成員たちにも優しく接しているが、ルールの遵守には厳しく、手酷い罰を与えることもある
- サバサバしている
[所有アーティファクト]
不明
[この先起こるかもしれない出来事]
- アグノストの崩壊
- 世界を脅かす大事件が発生し、黒幕の策略によってアグノストが崩壊、構成員は散り散りになる
- 再集結を果たした面々にアランの過去、アグノストを創設したきっかけを話す
- いままでひとりで背負っていたものを他の人間と分かち合うということを学ぶ
- 改めてアグノストを再結成、再出発する
- 老衰で死ぬ
- 己の役目を果たし、アーティファクトを手放すことで先送りにしてきた寿命を迎え老衰で死亡、するかもしれない
[名前]
斑目ハイド
[年齢]
24歳
[性別]
男
[職業]
会社役員
[生い立ち]
- 実業家一族の御曹司
- 幼い頃から経営学を叩き込まれ、将来は経営者になるよう育てられる
- 経営者である父が他人を道具のように扱う姿を見てきたため、自身も他者に対してそのように接するようになる
- 大学卒業後は父の経営する会社のグループ会社の役員に就任
- 実務にはほとんど関わっておらず、若手青年実業家として広告塔以上の意味はない
- 血縁者を含む身近なものからは無能者扱いされており、その現状に忸怩たる思いがある
- 金や権力に媚びへつらう人間たちとつるみ、女遊びに勤しんでいる
- ある日、送り主不明の小包が送られてきて、その中身がアーティファクトだったため、その人生は大きく狂い始める
[身体的特徴]
- 身長170cm
- 体重60kg
- 金の短髪、瞳は黒
- 優男風の平凡な顔立ち
[性格]
- 普段は優しく冷静な人間を装っているが激情家でプライドが高い
- カッとなりやすく手が早い
- 優秀な人間に対して劣等感があり、思い通りにならない人間を憎んでいる
[所有アーティファクト]
まだら服の男の笛
- いわゆるハーメルンの笛吹き男が吹いていた笛
- その音色を聞いたものの精神を操ることができる
- 使用者によって操れるものの規模が異なる
- 基本的には子供や小動物、意志の弱い人間
- 強力な担い手であれば、大人数の大人を煽動することも可能
- 形態は笛に留まらず、現代では拡声器やスピーカーの形を取ることもある
[この先起こるかもしれない出来事]
- もう登場しません
■世界観
[アーティファクト]
- 伝承や伝説、秘話に語り継がれる超常の遺物の総称
- いつ誰がなんのために創り遺したのかは不明
- それぞれが強力な力を持ち、破壊したとしてもまたどこかで再生し、現れる
- 伝説に残る武器や物品としての形態を取ることが多く、逸話に沿った性能を持っている
- ただし、それが存在する地域、時代、担い手によって解釈が異なり、厳密には異なる機能や性能を顕すこともある
- 基本的にはアーティファクト自身が認めた担い手しか扱えないが、不特定多数の人間が使用できるものも存在する
- 使用には代償を伴うものも多く、担い手によってはこの代償を無視して使用することも可能
- それがどういった基準で決定されるかは不明
- アーティファクトを高エネルギーの超生物と解釈するものもいて、アーティファクトには意思があるとも言われている
- アーティファクトの有する超常能力を悪用する組織が存在する
- 所有するアーティファクトの性能や数が組織の力と言っても過言ではない
[担い手]
- アーティファクトに選ばれた人間の総称
- 担い手自身はただの人間(あるいは生物)だが、アーティファクトの恩恵によりまさに神話の登場人物たちのような力を手に入れることが多い
- どういった基準で担い手が選ばれるかは不明でときには悪人が担い手となり甚大な被害をもたらすこともある
- 担い手になる条件が不明であるように、担い手でなくなる条件も不明で、ある日突然アーティファクトを使用できなくなることも稀に起こる
- 担い手はアーティファクトと密接な関わりがあるのか、自身の所有するアーティファクトの存在は仮に距離があったとしても感じ取れる
[秘密結社アグノスト]
- アーティファクトの回収および保管を目的とする非公認組織、秘密結社
- 世界中で発生するアーティファクトによる事件を秘密裏に解決している
- いずれの国、組織団体にも属さず独立した組織
- いつから存在し、誰が創設したのか知るものはいない
- 構成員は世界中に点在しているが、その全員を把握しているものは結社の中でも数人しかいない
- アーティファクトによる事件と関わることが多い性格上、ほとんどの構成員もまたアーティファクトの担い手である
- アーティファクトによる金策、あるいは、各国政府や組織からの支援金があるため、潤沢な資金力を持つ
- 構成員に対しては、任務をこなすことで莫大な報酬を支払っているが、任務にかかった費用は報酬から差し引かれるため、場合によっては大した報酬を受け取れないこともある
- 本部の場所は不明で、噂によればアーティファクトの力によって作られた異空間内にあり、その異空間内にアーティファクトを保管しているため盗難の恐れがないと言われている
- 数多くのアーティファクトを所有しているため、世界を滅ぼせるだけの戦力を有していると言われている
■タイトルについて
特に意味はありません。語感で決めました。