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男が過去に戻るサスペンスSF  作者: 多慶文矢
8/11

男とS

家に帰った俺はSを座らせて茶を沸かした。

もう3時だ。

いろいろありすぎて頭の整理が追い付かない。

あのお化け(人間)は誰だったんだ?何をしていた?あの杖はなんだ?Tはどこへいった?あいつは無事なのか?

クソッ俺はこれからどうすりゃいいんだ。

頭を抱えているとSが口を開いた。



「すみません。」



謝るな。今はとにかく情報が欲しい。

目に光が戻ってきている。やっと正気に戻り始めたか。



「私がちゃんとしないばっかりに…」


「もういい。それよりもTがあの杖に吸い込まれた。あれはいったいなんなんだ?」


「ごめんなさい…」



涙目になっている。こいつも頭の整理が追い付いていないんだろう。



「S、今日はもう休め。明日ゆっくり聞くから」



ベッドにSを寝かした後俺は床に寝転んだ。

いったいどうなってやがる。昨日まで平和な日常を謳歌していたってのに…

Tよ、あいつは無事なんだろうな…

そして俺もいつのまにか寝ていた。

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