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第194話 嫌がらせの代償

「もっ・・・申し訳ございません・・・。」


 そして泣き崩れるメリッサ。

 スーとしては原因よりも過程を知りたいのだが、それを知る者の心当りは一人しかいない。裏口から外に出ると周囲を見渡す。


「ポチさんかマナ様と一緒に来れば・・・。」


 舌打ちをしつつ、母娘を宥めようと家の中に戻ると、表から入って来たのはマナを背に乗せたポチと太郎だった。

 帰ろうかと思っていたのにも帰っていない太郎は、少し戸惑いつつも店にやって来て、まだ開店してない店内から中の様子を窺おうとする前に、スーに声を掛けられた。


「丁度良かったですー。」

「やっぱり何か有ったの?」


 朝に来るように伝えてあったのに来なかった事を心配して、スーが一番にやって来て、その後に太郎達がやって来たのだ。


「店のお金が全て盗まれたようですねー。」

「盗まれたって・・・家に鍵ぐらいあるだろ?」

「それですよー。」


 鍵が掛かっているのに入れる者と言えばあの男しかいない。


「それでー、トヒラの部下がこの近くにいる筈なんですけど、ちょっと私の力ではどこに居るのか皆目見当もつかなくて困ってるんですよー。」

「あの屋根の裏側に居る奴の事?」


 それを聞いたスーの行動は早かった。直ぐに外へ出ると、一目散にその者へ向かって飛翔してゆく。急に現れた女性に驚いて動けなかったのは、トヒラの部下としては落第点だろうが、流石にそんな事を予想できるはずもない。


「流石マナ様ですねー。」

「な、ななな?!」

「驚かなくても良いですよー、少し喋ってもらうだけなので・・・ねー。」


 スーが舌なめずりしている。

 知っていて黙って見逃したと思っているから、容赦しないつもり満々だ。


「な、何も喋る事は無いぞ?」

「トヒラの部下なのに知らない筈ないですよね!」


 剣を抜いて喉元を突く寸前で止める。


「おーい、そんなところで話してないで下にきてくれよー!」

「・・・という訳で来てもらえますよね?」


 監視役のトヒラの部下に返答はなかった。




 家の中まで強制連行すると、スーの質問が始まった。

 いや、尋問だろう。

 スーの口調がいつもと違う。


「昨日の夜にココに来た者を知ってますよね?」

「・・・。」

「喋らないと困る事に成るのはアナタの上官ですよ?」

「そんな、関係の無い奴に喋れるはずが無いだろう。」

「ふーん、やっと喋ったらソレですか。」

「・・・。」

「まあ、その態度で分かりますけどねー。」


 口調が戻った。


「えっ・・・じゃあ、お父様が・・・?!」

「心配して夜にこっそりと来て、そのお金に目が眩んだってところでしょうねー。」

「家にあるお金でしたら主人が自分のモノだと思って持って行く可能性は有るでしょうけど、全部持って行くなんて・・・。」

「きっと、それで手に入るモノが有るんでしょう、例えば盲目を治す薬が・・・とかですねー。」

「全部合わせても20金貨届きません。そのくらいで買えるモノでは無いですよね?」

「それでも20金貨なんて普通の人はなかなか持てる金額じゃないですよー。太郎さんと一緒に居ると金銭感覚が崩壊しますけどねー。」


 なんで俺の所為なんだ。


「あと僅かに足りなかったと言われているのなら持って行く可能性は無きにしも非ず・・・か。それにしても全部持って行くとなると、母娘の生活の事も考えてないんだな。」

「それだけ切羽詰まっているか、それだけあれば足りりると思ったからかですけどー。それにしてもひどすぎますー。」

「どうする、か。トヒラをここに呼ぶか、分かってるんなら先回りして捕まえるか。」

「お、お前達はトヒラ閣下を何だと思っているんだ?!」

「ああ、そういや将軍だったなぁ。」


 太郎の口調に驚きはない。


「太郎さんの事も知らない人みたいなんで、村には行ってないんでしょうねー。」

「え・・・太郎殿って貴殿の事で・・・?」

「そうよ、知らなかったら覚えておくことね。」


 なんでマナが言うんだ。


「では、全部喋ってくれますよねー?」


 部下の男は諦めて全て話した。





「なるほどね。とは言っても仕方がないとは言いたくないんだよなあ。」

「見逃すにしてもお金を持って行ったのなら事情ぐらい話してもらわないと、困るだけじゃ済まない人が二人もいるんだから。」


 その二人は表情が真っ暗だ。


「夫のした事が私の為だとしたら、もう止めてもらいたいです。お願いします。」


 生活が乱されるだけではなく、今後の生活の事すら考えてもらえていないとは思いたくもない。きっと事情が有るとしても、このままでは夫はただの犯罪者で、迷惑を掛けた相手も沢山いるだろう。


「とりあえず呼んだ方が早いかな。」

「それはお任せしますー。」

「じゃあ・・・シルバいるよね?」


 スルっと現れた半透明の女性に驚いた三人がいる。が、そんな事はどうでもいい。


「・・・はい。そのまま連れてきますか?」

「一応連れてこれるか確認してから頼むよ。」

「分かりました。」


 スッと消えると、裏口の扉が開いた。


「良いとは言いましたけど・・・声しか、あれ?太郎殿?」

「か、閣下?!」

「隠れて見ているように言ったのに何故ここに?」

「それが・・・あっさりと見つかりまして。」

「・・・まあ、太郎殿達から逃げられるとは思いませんが・・・いや、それより何を知りたいのですか?」

「お金を持って逃げた理由かな。」


 トヒラはそれで事情を察した。


「・・・必ず協力者がいると思いまして、今は泳がせる事にしたのですが、どうやらご迷惑をおかけしているようですね。」

「ご迷惑なんてもんじゃないわよ!」

「え、あ、済みません・・・。」


 子供相手に謝っている姿を見た部下がガッカリしているが、もっと事情を知ればここから逃げ出したくなるだろう。トヒラは部下全員と秘密を共有するような事はせず、関わった者達だけの秘密とするように強く言い聞かせた結果だ。

 だから、この事でトヒラを責めるのは筋が違う。

 文句を言うのはお金を持ち出した事を知っていて黙っていた事だ。


「申し訳ありませんが、その事については部下からの報告を受けていませんでしたので、たった今知ったところです。」


 報告は交代した後の定時連絡に行われるもので、まだその時刻ではない。


「店を開くのに必要なのは知っていますから、それはこちらで弁償いたしましょう。」


 トヒラが部下に視線を向けると、その部下は立ち上がって敬礼すると直ぐに姿を消した。まるで逃げるかのように。数分と経たずに、ほぼ同額の銅貨と銀貨の入った袋を持って先ほどとは別の男が現れた。トヒラは気にする事なく受け取り、それをそのまま母親に手渡す。


「こちらの不手際ですので、気にするような事は有りませんよ。」


 受け取っても不安そうな表情は変わらなかった。


「フーリンさんもそれは理解してくれるから心配ないよ。商品はそのままだし、店を開けるには問題ないしね。もう一つ問題は有るんだけど・・・。」

「あんた達ちゃんと朝に来るって約束したでしょ?」


 マナ言われて思い出したようだ。


「あ、あっ、あのっ・・・ごめんなさい・・・。」

「今日は仕方ないよ、だから気にしないで。」

「はい・・・ありがとうございます・・・。」


 トヒラが太郎達に頭を下げてから退室し、少し遅くはなったが開店準備を始めると、既に開店待ちをしている人が並んでいる。


「いつ開くんだー?!」

「もうすこしですー!」


 昨日買った林檎と梨の味が忘れられなくなった人達が待ちわびていて、その中には子供もいる。どうやらお使いを頼まれた様子で、メモを必死に凝視している。

 太郎達の知らない事だが、林檎と梨の美味しさを知る者は一部に留まらず、昨日の夜までにかなりに広まったようだ。実は昨日買った客が来客用に出したところ大評判で、どこで手に入れたのか問われて教えたという。

 お使いの子供はギルドの依頼だという事を買った時に教えて貰い、事情で先に帰宅してしまい、入手方法を聞けなかった人がギルドに依頼を出し、たまたま知っていた子供がその依頼に飛び付いたのだ。

 子供にとってはなかなかの高額報酬らしく、ほくほくの笑顔で帰って行った。


「昨日のあの男は貴族のパーティーに林檎と梨を出したみたいですねー。」

「へー。」

「美味しいのは間違いないですからねー、暫く朝は忙しくなるかもしれませんよー。」

「もっと増やした方が良いのかな?」

「売り上げは上がるかもしれませんがー・・・あの二人にそこまで捌けないと思いますよー。」


 朝の買い物客がいなくなった時、母娘はへとへとで汗をびっしょり流している。確かに大変そうだ。しばらく様子を見るのがベストだろう。


「他の物も売れると良いんだけどなあ。」

「それはこれからですよー。まだ品目が少ないですしー。」

「じゃあ、一度家に帰ってみんなと相談するか。」





 一方、お金を奪って出て行った男は、小さな宿に入ると、持っている袋が増えた。直ぐに宿を出ると尾行されている事も監視されている事も気が付かず、目的の店へと到着する。裏戸を叩いてからその戸を睨み付けて待機している。

 キンダース商会系列の店なのは調査済みで、店舗としての大きさはそれほどではないが、倉庫が大きく、いつも大型の馬車が入ってくるほどだ。城に入る馬車もココを経由する事が多い。


「ああ、アンタか。そんなにしつこくても商人なら無理なことぐらい・・・。」

「持って来たぞ。」


 袋を三つ。一つは元々自分が持っていたモノだ。

 遠く離れた屋根の上から、尾行と監視を続けている部下達が3人集まった。

 あの男が訪れた宿屋は小さく、大金を保管するほどの安全性は無かった筈だが、そこから大金を持ち出した事。

 尾行を続けても特に誰かと会った形跡はなく、城近くの酒場にもその後は訪れていない事。

 意外なほどに身が綺麗で、これだけ何日も入浴していない筈なのに汚れた感じは無い事。


「あの宿を家宅捜索するように閣下に進言するか?」

「何しろ他にも客はいるのに小さ過ぎるんだ。」

「町外れでもないのに地下施設を作るとなったら許可が必要な筈だ。」

「それは俺が調べてこよう。」

「酒場の方は相変わらずだ。」

「本当にあの男が一人でやったのか・・・?」


 部下達だけで結論は出ない。

 その間にも男が店の中へ入っていくので、物音を立てずに接近する。

 一人は城へ戻り、もう一人はトヒラの居る場所へ向かった。ただ、残念な事にトヒラは太郎によって召喚されていて、報告に余計な時間を必要とする事となった。


「これが盲目を治す薬か・・・。」

「前にも言ったが、必ず見えるようになるとは限らないぞ。目としての機能がすでに失われていたり、潰れたり消失したりしていたら戻らないからな?」

「潰れてもいないし無くなってもない、これで問題ない。」

「それにしてもよくこれだけ金を集めたなあ?」


 質問しながら袋の中身である、大小様々な金貨、銀貨、銅貨を確認している。


「騙される奴が悪いんだ。」

「そうか、それは仕方ないな。」


 約800金ほどの大金に、受け取った方は満足しているが、それ以前に、既にほぼ同額を支払っていて、釣り上げられた原因とも言える輸送コストの所為で、3倍以上の価格になっていた。


「ハンハルトであんな事件が起こらなければもう少し安くなったんだがな。」

「俺はお前が値を吊り上げる為の嘘だと思っていたが、本当だったという方が驚く。」

「本部もそれなりに被害が有ったらしいからな。ドラゴンが街を襲うなんて子供の時に読んだ物語みたいな話が実際に起こるなんて誰も想像できんから、それは俺も文句が言い難い。」

「その事件が無ければ交易も出来た筈なんだ・・・。」

「今はもう再開している筈だが、俺みたいな下っ端なんかに情報は来ないんでね。」

「どこが下っ端だ、倉庫には城に納品する荷物でパンパンの癖に。」


 羨ましいとは言わない。

 元々、城への納品物を増やしてもらう事で利益を上げるつもりだったのが、無理に増やし過ぎた所為で護衛が不足し、隣国との戦争で街道の治安が悪化し、大陸では安全率の高い魔王国でも略奪事件は発生し、その被害者となっている。そして、その被害者である男は、誰にも賠償責任を求める事が出来ない立場なので、失ったモノはそのまま失われたままなのだ。

 くわえて取引による偽の手形に騙され、空の荷物を大金で購入するミスも犯していて、数千金近い借金を抱える事となってしまい、土地家屋を売って、どうにか減らした。商売とは敵を作る事とは言うが、この男は敵を作り過ぎてしまったのだ。

 妻と娘は閑静な住宅街の、売れない雑貨屋でひっそりと暮らして、いつか再出発する為にも、まずは妻の病気を治したかった。


「終わったぞ、8銀ほど多い。」


 ジャラッとした音を立てて男は左手で受け取り、右手では特別な薬を受け取る。


「それにしてもあれだけ借金をした後に金を作るお前の錬金術を知りたいな。」

「噂の世界樹の葉が一枚でもあれば手に入る金額だが・・・生憎と既に売却済みなんでな。」

「教える気が無いのは分かった。」

「今度は別の取引で来る。良いカモが見つかったんでな。」

「・・・そういうことをココで言うとまた横取りされるぞ?」

「どうせ分かったところで特級商が無ければ取り扱えないさ。」

「その特級商はたった今無効になりましたよ。」


 音もなく現れた女性は、後ろに5人の部下を従えていて、どこから入って来たのか分からない。


「こ、これは、トヒラ閣下ではありませんか。」

「キンダース商会の者でしたね、ソチラにも事情を聞かせてもらいます。」


 手に持っていた筈の薬が、今はトヒラの掌の上にある。


「これを鑑定してください。」

「はっ。」


 部下が受け取るとその場から消える。


「何をするんだ!」

「この薬が有れば病気が治ると・・・でも?」

「なんだと?!」

「どれだけ恨まられれば気が済むんですか、アナタの家も家族も、全てアナタが原因ですよ。」


 何枚もの紙を懐から出すと、そこにはゴルギャンと名前が書かれている。


「これは裏ギルドに出回っていたアナタを目標とする依頼です。暗殺が無いだけマシですね。」

「そのくらい知っている。だからなんだ、俺は急いでいるんだ!」

「ではこちらの紙もご存知ですよね?」


 次に取り出したのは偽の土地の権利書だ。


「噂の錬金法はアレか。」


 呟いた男を睨むと、直ぐに口を閉じた。


「それが偽物だという証拠は無いだろう?」

「えぇ、全て本物です。ただし、アナタが選んだ土地が拙かったですね。」

「・・・?」

「詳しくは教える必要の無い事です。あの宿屋に隠してあった残りの権利書も回収しました。」

「・・・薬を、俺の妻に薬だけは届けてやってくれ!」


 トヒラは小さく息を吐いた。非常でも伝えねばならないからだ。


「多分・・・いや、十中八九、あの薬では効果は無いでしょう。」


 トヒラはあの宿屋を調べた事でたくさんの情報を得ていた。その一つに裏ギルドの管理する宿だった事で、ゴルギャンは別の男にも監視されていた事を知ったのだ。

 それが、目の前に居るもう一人の男だ。


「何の事か分かりませんな、実際に私は届けられた薬を渡しただけですので。」

「ゴルギャンルートをキンダース商会が欲しがっていたのでは?」


 いきなり核心を突いた言葉に、男は何も言い返せなくなった。

 トヒラはもっと表面的な事件だけで解決すると思っていた事が、裏ギルドが関わっていた事に驚きを隠せなかったが、今はそれを表面に出す事は無い。

 ゴルギャンルートとは先代のエルマー・ド・ゴルギャンが作り上げた商業ルートで、実際に存在するわけではなく、取引を効率化した商人同士による繋がりを現したモノである。

 正確に言えばトヒラの専門外の内容で、重犯罪者の調査や国家規模の諜報活動はしてきたが、犯罪が確定する前のモノを調べて犯罪を暴くというのは、トヒラの部署ではやっていない。情報局にとってゴルギャン程度なら小物扱いなのだ。

 しかし、予想以上に事件の中身は拡大し、魔王国内におけるキンダース商会が幅広く商売が出来なかった理由がゴルギャンに有り、長い間目の上のタンコブであったのだが、二代目が威勢だけの男だと知ると直ぐに裏工作を開始していたのだ。


「長期計画もココまでです。どちらも証拠は十分に確保しましたし、あなた達の言う元()()()悪徳商人達から、これからいろいろと聞けるでしょう。」


 善良とは、トヒラが付け加えた言葉で、彼らが悪徳商人として追放した者達からは、特別な悪徳商人が見つけられなかった事で、善良かどうかは置いといて、不正行為は全くしていない普通の商人だったからだ。


「二人とも何か言いたい事は有りますか?」


 キンダース商会の男はダンマリを続けたが、ゴルギャンは叫んだ。


「俺の妻に合わせてくれ、頼む・・・。」

「罪状だけで禁固500年は確定する内容ですよ・・・例外なんてありません。」


 このような時のトヒラは非情で冷徹だった。

 太郎が居たら少しは変わったかもしれないが、犯罪者に甘くする考えはない。特にダンダイルを困らせた相手には容赦もない。

 トヒラは情報が飽和状態にあって、手に入れた情報の中から必要な件だけをピックアップしてこの場に臨んでいるが、それでも500年はかたいと思っている。不正書類一枚あれば10年から50年は牢屋から出られないからだ。

 騙した金額が小さければその分年数は少なくて済むが大きければ増える。ゴルギャンがなぜ相手によって価格を変えていたのか理由までは分からないが、それはこれから本人に訊けばよい。


「感情が絡むと面倒な事に成りますので、すぐに連行してください。」


 部下達は男二人の腕を両方から掴み上げて、強制的に移動した。





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