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『誓った夏』  作者: コトネ
4/4

~誓いを胸に秘めて~

どうも!コトネです(。・ω・。)

今回が最終話です!

では、どうぞ!

「またね。」

「またねってそれだけ?僕一応師匠なのに〜。」

「いいんだよ、また会えたらいいねって気持ちを伝えたかったから。」

「ありがとう、嬉しいよ。」

((さーて、お別れの日のパンツはっ…と。)

と、しろがねがえるしーのスカートに手を伸ばそうとしたところ、えるしーは素早く払い落とした。)

「しろがねさん、この夏休み、すごく楽しかったです。本当にありがとうございました。」

エビやんは、涙をハンカチで拭いている。

えるしーは、何事もなかったかのようにしている。



昨日の、夏休み最終日の前の日、しろがねはえるしーとエビやんに自分の正体と、気持ちを告白した。混乱して、呆然としていたえるしーとエビやんだったが、徐々にしろがねの話を受け止め始めた。そして、2人はしろがねに誓ったのだった。


強く生きると。


えるしーは、エビやんを守ると。

エビやんは、えるしーを助けると。


その2人の目は、以前、しろがねが言った「生きるんだ!」の言葉を受けた、子えるしーの目と同じだった。



その目は、別れの今となっても変わらない。しろがねは安心した顔で、2人を見た。

「いい目をしているよ、2人とも。これで僕は満足だ。安心だ。」

「これから僕は、しっかりこがねを守りながらあっちで生きていく。」

そして、しろがねが見えないゲートに向かって足を踏み出そうとした時、後ろで誰かがしろがねの服を引っ張った。えるしーだった。

「師匠、最後に手合わせを。」

「いいよ。」

しろがねはニカッと笑った。


「師匠、ありがとうございました。」

「うん、とても良い突きだったよ。」

パァンッ!エビやんが、釘を刺すかのようにしろがねの頭をひっぱたいた。

「ふははは。エビやんも良い叩きができるようになったね。」

「このドM師匠めっ!」

アッパーで鳩尾を狙ったえるしーの手は、一瞬でしろがねの手で止められていた。

「これ以上はやめてくれ。」

笑いながら制止したしろがねの腹筋には、拳の痕が2つ残っていた。

「本当に、強くなった。」


しろがねが帰るための、ゲートみたいなものが開かれ、しろがねは振り返らず歩き出していた。

「そうそう。僕の特訓を受け続けた君たちに、感謝と尊敬の意を表する。そして、」


しろがねは、ふと立ち止まり目線をこちらへ投げた。

「夏休みの宿題は終わったかい?」


えるしーとエビやんはお互いを見て、青ざめた。そして、叫んだ。



そして、6年が経ち、女子高生となったえるしーとエビやん。えるしーもエビやんも、ひとたび通れば二度見されるほどに、美しく成長していた。そんな中、2人は喋りながら歩いていた。

「大胸筋に抱かれたい方はこのえるしーのところに!」

「あなたの大胸筋に抱かれたら即死だわ。」

「硬いってことか!私にも胸はあるよ!女の子だもん!」

「いえ、鉄壁よ。」

そんな見た目と反するやりとりをする女子高生、えるしーとエビやんは今もなお、しろがねとこがねへの誓いを胸に秘めて生きているのであった。

読んでいただきありがとうございました!

長い文章になってしまい、読むのに疲れさせてしまったかも知れません。ごめんなさい。


感想等ありましたら、よろしくお願いします!

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