~誓いを胸に秘めて~
どうも!コトネです(。・ω・。)
今回が最終話です!
では、どうぞ!
「またね。」
「またねってそれだけ?僕一応師匠なのに〜。」
「いいんだよ、また会えたらいいねって気持ちを伝えたかったから。」
「ありがとう、嬉しいよ。」
((さーて、お別れの日のパンツはっ…と。)
と、しろがねがえるしーのスカートに手を伸ばそうとしたところ、えるしーは素早く払い落とした。)
「しろがねさん、この夏休み、すごく楽しかったです。本当にありがとうございました。」
エビやんは、涙をハンカチで拭いている。
えるしーは、何事もなかったかのようにしている。
昨日の、夏休み最終日の前の日、しろがねはえるしーとエビやんに自分の正体と、気持ちを告白した。混乱して、呆然としていたえるしーとエビやんだったが、徐々にしろがねの話を受け止め始めた。そして、2人はしろがねに誓ったのだった。
強く生きると。
えるしーは、エビやんを守ると。
エビやんは、えるしーを助けると。
その2人の目は、以前、しろがねが言った「生きるんだ!」の言葉を受けた、子えるしーの目と同じだった。
その目は、別れの今となっても変わらない。しろがねは安心した顔で、2人を見た。
「いい目をしているよ、2人とも。これで僕は満足だ。安心だ。」
「これから僕は、しっかりこがねを守りながらあっちで生きていく。」
そして、しろがねが見えないゲートに向かって足を踏み出そうとした時、後ろで誰かがしろがねの服を引っ張った。えるしーだった。
「師匠、最後に手合わせを。」
「いいよ。」
しろがねはニカッと笑った。
「師匠、ありがとうございました。」
「うん、とても良い突きだったよ。」
パァンッ!エビやんが、釘を刺すかのようにしろがねの頭をひっぱたいた。
「ふははは。エビやんも良い叩きができるようになったね。」
「このドM師匠めっ!」
アッパーで鳩尾を狙ったえるしーの手は、一瞬でしろがねの手で止められていた。
「これ以上はやめてくれ。」
笑いながら制止したしろがねの腹筋には、拳の痕が2つ残っていた。
「本当に、強くなった。」
しろがねが帰るための、ゲートみたいなものが開かれ、しろがねは振り返らず歩き出していた。
「そうそう。僕の特訓を受け続けた君たちに、感謝と尊敬の意を表する。そして、」
しろがねは、ふと立ち止まり目線をこちらへ投げた。
「夏休みの宿題は終わったかい?」
えるしーとエビやんはお互いを見て、青ざめた。そして、叫んだ。
そして、6年が経ち、女子高生となったえるしーとエビやん。えるしーもエビやんも、ひとたび通れば二度見されるほどに、美しく成長していた。そんな中、2人は喋りながら歩いていた。
「大胸筋に抱かれたい方はこのえるしーのところに!」
「あなたの大胸筋に抱かれたら即死だわ。」
「硬いってことか!私にも胸はあるよ!女の子だもん!」
「いえ、鉄壁よ。」
そんな見た目と反するやりとりをする女子高生、えるしーとエビやんは今もなお、しろがねとこがねへの誓いを胸に秘めて生きているのであった。
読んでいただきありがとうございました!
長い文章になってしまい、読むのに疲れさせてしまったかも知れません。ごめんなさい。
感想等ありましたら、よろしくお願いします!




