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ライトの決心

ある適度どんな風に書くか決めてたから楽だった

っ痛、ここは?俺は村にいたはずなんだけど……村?! そうだお母さん達は?!


「おきた?」

ドキッとななってから声の方を向くと少じょ……じゃなくて俺の親友のヤイバが心配そうな顔をしていた。


「なんで俺らは森にいるんだ! 村はどうなったんだ!?」

「村は……」

俺はこの時村に向かって走り出していた。そうだ、あれは夢だ。村に戻れば皆がいて俺のお母さんとお父さんと妹がいるんだ! と思って走った。息が止まりそうになったが関係ないと全速力で走り抜けた。だけど神様は俺を絶望の淵に誘い込んじまったみたいだ。


「はぁ……はぁ……なん……だよ、これ」

俺が見たものは焼け焦げた家

そして転がっている、死体死体死体死体

 そして俺が見てしまったのはきれいな『顔』だけになってしまった大切な妹のだった。

「オェ!?  ウェ……ハァ……ウ!?」

 それを見た俺は無意識に胃の中のものを全部掃き出していた。

 それも仕方ないだろう。生れてはじめて見た人の死体。中には死体と言ってもいいのかというものもあった。


「……ライト」


――――バキッ!


 俺は心配そうにのぞき込んできた親友の顔を八つ当たりのために殴り飛ばしてしまった。

 勢いよく立ち上がったヤイバは俺の胸ぐらをつかんだ。 


「痛えな、なにすんだよ!?」

「あぁ?! 昨日お前が止めなかったら家族を助けれたかもしれねえのになんだよ!? お前が止めたせいで俺の家族が殺されちまったんだぞ!?」


自分でもこれはおかしいと分かっていた。だが誰かに当たらないと絶望に飲まれるかもしれない。俺が俺じゃなくなってしまうかもしれないという感情が俺を動かしていた。しかし、俺の親友は

「すま……ない。あの時、おまえと一緒に助けに行っていれば……お前の家族を助けれたかもしれない」

と言いながら土下座をしていた。やめろ! やめてくれ、俺の八つ当たりなんだ謝らないでくれ。悪いのは俺なんだ。だから

 


俺は泣きながら





「やめてくれ謝らないでくれ、悪いのは俺なんだ」


と泣き崩れて言った。




数分して。何かを決めたヤイバが


「なぁ、ライト」

「なんだよ」

「村の皆の墓を作ろうか」

とこいつは少し笑いながら言った。


 泣きたいのはお前もなのに、なんでいつも笑顔でいられるんだ。なぁ? ヤイバ


そして俺はある一つの決心をして返事を返した



「あぁ、作ろう」

つづく


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