第2末「抗人《アラガイビト》」
ここが…最終砦の街「ベルネラ」……
私は驚いた。この終末世にこんな大きな街があることに。
そんな風に思うと、突然イレイナは私に「お好きに回ってください。ただ、1時間後にはこちらに来てください。」と言った。早速私は色々な所を歩き回る。花屋だったり、料理屋だったり、公園だったり、はたまた噴水など、あらゆる所を堪能した。
どれも良いところだった。みんな優しかった。
歩き回ること1時間、私は約束通り、イレイナの元へ向かう。イレイナに「意外と時間は守るのですね。」と言われたが、別に気にしてなどいない。
そして、「今から中央へ向かいますついてきてください。」と言われ彼女についていく。予想外なことに道のりは結構あり、大変だった。
道中、すれ違った子供たちは私の顔を見るなり「あの人仮面つけてるね」とか「変なの~」とか言ってきた。私は顔に触れた。やはり、仮面は付いていた。それを見たイレイナは「仮面を外してみてはどうでしょう?」と言われ、外そうとしたが、どこか素顔を見せたくないというプライド、、というかなんというか、まぁとにかく見せたくないという感じだったので、私はそのまま付けることにした。イレイナからも「変な人…」と言われたが気にしない。
そうしていると、中央についた。そこは丸で機械工場のような雰囲気だった。人型ロボットが、荷物を運んでいたり、人間が槌を打って金属を作ったりしていた。すると奥から大老のような人がこちらへトコトコとやって来た。「おぉ、イレイナや、帰ってきたか…無事でよかった…」「フレヌおじさん、ただいま帰ってきました。」などなど、という会話が聞こえてきた。そして、「そうかい、なにか収穫があると思ったが、残念じゃな。ところで、そちらの方は?」私のことだ。イレイナは「彼は名前が分からないそうで、私が保護しました。」と言う。フレヌ大老は「君は名前が分からないのかい?」と言われ私は「名前が思い出せないんです。何が原因で記憶を無くしたのかも一切。」それしか言葉が見つからない。「そうか、じゃあ名前をつけてるとするかな…」と言い、考えている様子だった。フレヌ大老は「そうじゃ、『リベルト』という名前はどうだろうか、お前さんには似合うと思うぞ。」
リベルト。それが私の今の名前。イレイナもどうやら、賛成しているようだった。そして、「お前さん、全身に傷があるじゃないか!近くに病院がある。そこへ休むといい。」そう言われ、イレイナと私は南の方にある病院へ赴く。病院自体は小さい方だが、個別の病室があり、そこで医者などが、私の体を検査した。検査を終え、私はベッドへ再び横たわる。隣にはイレイナがいた。「色々ありがとうそしてすまない」私がそういうと、「これぐらい普通のことです。」と返してきた。そんな会話をづつけた時、彼女は突然私の手を掴み、見るなりこう言った。
『この紋章……あなた…抗人なのですか!?』
今まで気が付かなかった。このような紋章が私の手にあるとは。それと
抗人…?突然意味不明な言葉を言われ、私は驚いた。
「抗人は、終末世《この世界》に抗うために存在している人種です。私も同じ抗人です!ほら、」そう言うと彼女は手を差し出すなり私に見せる。同じような紋章が手に浮かんでいた。
そして彼女は「あなた…もしかしなくても、この終末世《この世界》に抗うために選ばれたのですか?」と、言った。
第2末ではほのぼの(?)系でした。そして、主人公の名前がフレヌ大老によって「リベルト」と名付けられ、そして主人公は抗人という種族の人間と、突然イレイナに言われましたね~
じゃ、第3末でお会いしましょう~♫ほなまた!




