聖夜
クリスマスの街の雑踏の中
立ち止まって人々を眺める
普段よりお洒落している人
お酒が入っておぼつかない足元の人
はしゃいでいる男女
こんなにたくさんの人がいる
本当にいろんな人がいる
皆どこへ帰るのだろう
誰と過ごしているのだろう
どんな人生を送っているのだろう
何を夢見ているのだろう
すれ違うだけの人たち
聖なる夜なのだから
願ってもいいよね
どうか幸せに
誰もが幸せであれ
そんなことを思う
自分が幸せに気づいて
世界と自分が繋がってるって
勝手な仲間意識で
今この時を地球で一緒に過ごしてる連帯感
外国の人
高齢の人
背の低い人
長い髪の人
同じ人はひとりもいない
私のことなんて誰も気に留めない
以前の自分なら
クリスマスの夜に知らない大勢の人たちの中に立っていたら、孤独を感じていただろう
今の私の心は温かい
別に恋人といるわけじゃない
気温も低いし風は冷たい
特に楽しみな予定もない
冬でも夜でも寒くても
誰といても何処にいても
もう淋しくない
知っているから
皆、同じ
見た目も考え方も人生も全然違うけど
心は、魂は、源は同じだから
宇宙に存在する仲間
元はひとつ
ワンネス
私が私であるように
あの人はあの人らしく
この人はこの人であるように
今を生きて存在している
月が雲に隠れて星も見えない
見えないだけで、宇宙には無数の星が輝いている
何万年もずっとずっと瞬いている
冬至という節目に聖なるお祝いを始めた数百年の歴史
そんな風習に浮き立つ現代
その日の過ごし方に幸せを見出すの?
いつだって幸せ
聖なる夜も幸せ
(イケメンとスイーツはクリスマスに限らず幸せ)
決めつけられた価値観にサヨナラ
幸せに条件なんてない
世界は愛でできている
愛はこの胸の中にある
皆が幸せに気づいて宇宙の愛を知りますように
目覚めて思い出して光に包まれますように
存在する尊さに感謝する日が訪れますように
聖夜に乗っかって星に願いを
どうか誰もが幸せな世界を生きられますように
Happy Holidays!




