3月2日 ミニストップの日
高橋 バイトの先輩。記念日に詳しい。Xフライドポテトが好き。
田中 バイトの後輩。「〜っす」が口癖。ハロハロが好き。
ここはとある郊外のコンビニ。
「世の中にはいろんなコンビニがあるじゃないっすか?」
「ああ。あるね」
「高橋さんはどのコンビニが1番好きですか?」
「…その質問はコンビニバイトをしてる身としては、かなりセンシティブだと思うんだが…」
「あ、もちろんこの店が最高なのは当然としてですよ!」(ニッコリ)
「ヤバいぐらい胡散臭い笑顔だな…まあいいや。好きなコンビニかぁ。うーん、悩むなぁ…田中くんはどこが好きなんだ?」
「ぼくは断然セブンイレブンっすね!…はっ!て、店長居たりしないっすよね…?」
「大丈夫だと思うが…あの人のセブンイレブン嫌いはハンパないからな。一時期店長のおすすめコーナーでアンチセブンイレブンクラブの会員証とか配ってたし」※7月11日参照
「なんすかそれ…?何か特典があるんすか?」
「この店での買い物が全部10%引きになってたはず。流石にもう廃止されたけど」
「すごい特典じゃないっすか…何が店長をそこまでさせるんすかね…?」
「さあ…?まあでもセブンイレブンは人気だよな。田中くんはどんなどこが好きなんだ?」
「なんだかんだ商品のクオリティが高いとこっすかね。お弁当とか惣菜系とか、冷凍食品とか」
「あー、たしかに評判いいよな」
「あとは店名が『古文漢文』に似てるとこも好きっす」
「…不思議な理由だな…」
「そうっすかね?高橋さんはどこのコンビニが好きっすか?」
「うーん…あ、ミニストップは好きかな。店内厨房で作る商品が美味しいし」
「あー、いいっすよね!ソフトクリームとかも好きっす!」
「イートインもあって軽食をとるのに便利だよな。ちなみに今日はミニストップの日だったりする」
「ミニストップの日…あ、3月2日で語呂合わせっすか?」
「そうそう。ミニストップのおいしさと便利さをもっと多くの人に知ってもらう目的で作られた記念日だ」
「へー。ところでなんでミニストップって名前なんすかね?」
「『ちょっと立ち寄れるところ』って意味の『MinuteStop』から名付けられたらしい」
「はー、なるほど。ぼくもミニストップ、好きっすよ!名前が『エスカロップ』に似てますし!」
「その似てるから好きってのはなんなんだ…?」
「そういえば店長は他のコンビニもやっぱり嫌いなんすかね?」
「いや、そんなことないぞ。ローソンはお気に入りでときどき行ってるのを見るよ」
「ローソンっすか…ぼくはあんまりローソン好きじゃないんすよね…」
「あっ、そうなんだ。それはまたどうして?」
「だってローソンって『農村』に似てるじゃないっすか…」
「君の好き嫌いの基準がわからん…」