12月17日 明治ブルガリアヨーグルトの日
高橋 バイトの先輩。記念日に詳しい。飲むヨーグルトが好き。
田中 バイトの後輩。「〜っす」が口癖。ブルーベリー入りが好き。
ここはとある郊外のコンビニ。
「この前高橋さんに勧められてヨーグルトを食べたじゃないっすか?」
「ああ、君が風邪をひいた日の前日か」※12月2日参照
「あれからヨーグルトにハマっちゃってですね」
「ほう」
「最近は3食デザートにヨーグルト食べてるんすよ」
「いやさすがに食べすぎだろ…でもたしかにヨーグルトはうまいよな」
「そうっすよね!思わず店長のおすすめコーナーでカスピ海ヨーグルトの種菌を買っちゃいました!」
「ああ、あの牛乳を足していってヨーグルトができるやつか」
「そうっす!これで無限にヨーグルトが食べられるってわけっすよ!」
「いや、無限ではないだろ…お腹壊すぞ…」
「大丈夫っすよ!ほら、ヨーグルトにはあの…協賛金が入ってますから!」
「乳酸菌だろ。どこから出てきたお金だよ」
「そういえば1つ不思議に思ってることがあるんすけどね」
「なんだ?」
「うちの姉は牛乳が苦手で、飲んだらお腹壊す人だったんすけど、ヨーグルトは好きだったんすよね。あれって原材料は一緒なのに、なんでヨーグルトは大丈夫なんすかね?」
「ああ、牛乳でお腹壊すのは乳糖不耐症ってやつの可能性が高いんだけど、ヨーグルトになるときに乳酸菌が乳糖を分解してくれるんだよ。だからヨーグルトなら食べられるって人が多かったはず」
「なるほどー 乳酸菌はほんとにいい仕事をしますね!これはもっともっとヨーグルトを食べなきゃいけないっすね!」
「だから食べ過ぎたら普通にお腹壊すからな…」
「でも高橋さんが詳しいってことはやっぱりヨーグルトの日があったりするんすか?」
「ああ。ヨーグルトに関する記念日は多いぞ。たとえば5月15日はヨーグルトの日だし、8月24日はバニラヨーグルトの日、11月18日はカスピ海ヨーグルトの日だ」
「へー、いっぱいあるんすねー」
「他にもギリシャヨーグルトの日、アロエヨーグルトの日、脂肪0%ヨーグルトの日、2連ヨーグルトの日、明治プロビオヨーグルトR-1の日…」
「ちょ、ちょっと多すぎっす…まったく、どんだけヨーグルト好きなんすか」
「いや、毎食ヨーグルト食べてる君には言われたくないが…まあ色んなメーカーが自社製品の記念日を作ってるんだ。ちなみに今日は明治ブルガリアヨーグルトの日だったりする」
「12月17日…ふふふ、わかりましたよ!『胃にいいな』の語呂合わせっすね!」
「いや、この商品の発売日が12月17日だったんだ」
「…ぼくの語呂合わせの方が覚えやすいでしょ!ちょっと明治大学に殴り込みに行ってきます」
「なんで大学なんだよ…とばっちりだからやめろ」
「ちぇー …ブルガリアって名前についてるのはヨーグルトの本場だからっすか?」
「ああ。それとちゃんとブルガリアにも許可もらってるらしいぞ。現地で使われてるブルガリア菌って乳酸菌を使ったりして本場のヨーグルトを再現してるそうだ」
「そう聞くと実物を食べて比べてみたいっすね。よし、明日ブルガリア行きましょう!」
「急すぎるだろ…さすがに明日は無理だよ…」
「モロッコでもいいっすよ。本場のモロッコフルーツヨーグル食べたいっす」
「モロッコにモロッコフルーツヨーグルは無ぇ」