あ〜あ、だから言ったのに。俺(勇者)と聖女を追放した幼馴染の次期国王とバカ王女、呪いの恐ろしさに気付き慌てふためく ~今頃泣きついてきてももう遅い。俺は無名になり村人たちとゆっくり暮らす~
俺(勇者)は魔物と戦うために存在している。兵士を雇えばいいんじゃないかって?いやいや、普通の人間では強力な魔物に傷一つけられないから勇者がいるんだよ。聖女は国を呪い、災厄から守るために存在している。そんなものかかったら回復術師に任せればいいじゃないかって?いやいや、大きな呪いは聖女じゃないと解除できないんだよ。そしてそんな特別でユニークな役割のいわば専門職である俺たちを追放しちゃっていいのかな?ん?
これは見えざる当たり前のように見える幸せに感謝しない人間の末路にざまぁする物語。
これは見えざる当たり前のように見える幸せに感謝しない人間の末路にざまぁする物語。
プロローグ1
2020/07/15 18:16