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詩 澄乃

さりゆく季節

作者: 藤乃 澄乃

高校3年生の時に書いた失恋の詩です。ちょっと恥ずかしいですけど……。

勿論フィクションですよ!

音楽をしていたので、歌を作るつもりで書いたので2番までありますが、結局曲はつけませんでした。


さりゆく季節の中

とどまることを知らず

流れ流れて 夢の中


冬の朝には

音もなく降り積もる

雪を見ながら


夏の夜には

夜空に輝くいくつもの

花火を見ながら


ふたりの明日を夢見ていたね


溶けてしまえば ただの水たまり

燃え尽きてしまえば ただの星くず

ふたりで愛を育ててきたけれど

音もなく 崩れてゆく




さりゆく季節を超え

たどり着いたところは

昔むかしの 夢の中


春の陽だまり

ふたりしてよく行った

あの公園


秋の夕暮れ

肩寄せ歩いた

枯れ葉舞う中


ふたりの気持ちに嘘などなかった


忘れてしまえば それですむけれど

思い出にすがれば よけい哀しい

ふたりで愛を育ててきたけれど

音もなく 崩れてゆく




お読み下さりありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ふたりの思いに嘘はなかった が心に響きました〜 そーなんですよね〜きっと! とても高校生の時の詩とは思えないです! 素敵です^_^
[良い点] こんにちは。 高校生のときに…… 私じゃとても思いつかないです。 情景とストレートな心情の連に分かれていて、綺麗にまとまっていますね。余韻もあるし…… [一言] これがフィクションです…
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