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弓矢と綿毛

 気取った男女二人組が、マイクを持って登場。



僕らは一体 何がしたいんだ

本音を語らず 建前ばかりさ

手段に目的何が何だか

涙を流して 浸る爽快感


レトリックに溢れた 世の中だっていいじゃない

エッセンスが何かって 決めなくたっていいじゃない


本音が何かも 忘れてしまい

建前さえも 崩してしまう

色眼鏡かけてることを知らない

その眼鏡の色 ころころ変わる


コモンセンスの定義は 曖昧だっていいじゃない

ジャスティスが何かって 決めなくたっていいじゃない


ああ

お前のラッカンシュギにはついていけない


おお

生憎あいにく、このスタンスを変えるつもりはないわ


僕らは一体 何がしたいんだ    プライドにおぼれた 人たちだって

大事なことなど わからぬくせに  エッセンスが何かって 決めなくたって

自身みなぎらせ 求めて語る    レトリックに溢れた 世の中だって

果てに待つのは 不毛な充実感   何をハッピーと思おうが 本人次第よ





 ハイタッチをする二人。さびしげに、場を後にする。





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