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いろはの短編集〜月見草編〜

世間知らずのお嬢様(200文字小説)

作者: いろは

 私は世間知らずのお嬢様


 何時も周りに迷惑をかけて


 何時もみんなを困らせているの




 私は世間知らずのお嬢様だから


 その事には全く気付かないの


 相手を傷つけていても


 相手を怒らせていても


 全く気付かないの



 時々 誰かが私の過ちを教えてくれて


 そこで初めて気が付くの


 私が如何に愚かで



 私が如何に未熟で



 私が如何に醜いか




 でも どうすれば良いのか分からないの




 私は世間知らずのお嬢様


 今日も何処かで誰かを傷つけている



 知らない内に



 気付かない内に



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― 新着の感想 ―
[良い点] 無意識に人を傷つけてしまい、それを悔やむ、お嬢様の心がよく伝わってきました。
[良い点] 青春ですねえ、生き方に踏み込んで考えています。 悩ませてしまった者からのアドバイス、受け入れてもらえますかな? 人は自分だけでは生きられませんね。どうしても他とかかわらねば生きられない…
[一言] 人を知らずのうちに傷つけてしまうこと。 それはお嬢様だけでなく、誰もが悩むことだと思います。 でも、大人になるにつれ慣れてきてしまい、問題意識が希薄になる人がほとんどです。 いつまでも悩める…
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