世間知らずのお嬢様(200文字小説)
私は世間知らずのお嬢様
何時も周りに迷惑をかけて
何時もみんなを困らせているの
私は世間知らずのお嬢様だから
その事には全く気付かないの
相手を傷つけていても
相手を怒らせていても
全く気付かないの
時々 誰かが私の過ちを教えてくれて
そこで初めて気が付くの
私が如何に愚かで
私が如何に未熟で
私が如何に醜いか
でも どうすれば良いのか分からないの
私は世間知らずのお嬢様
今日も何処かで誰かを傷つけている
知らない内に
気付かない内に