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ユグドラシル~戦いの果てに  作者: あおい聖
ルイン防衛戦
63/66

ルイン防衛戦01

 翌日、ルイン西部に位置する平原で両軍はにらみ合っていた。


 帝国軍は戦艦ヘアリー3隻を前面に出し、後方から戦艦オルトロス2隻が詰める形に陣形を組んでいた。


 対するルイン軍は大型要塞シーサーをルイン西部に位置し、北に戦艦アビス1隻、戦艦ヘケト2隻が配備され、中央、南にも同じように戦力が配備されていた。


 北のアビス艦内でエニルは


「よし、配置に着いたな。GF各自発進準備で待機!進軍開始!」


「ハッ!進軍開始!本艦を中心に進軍開始!」


・・・・・・・・・・・・・・・


 戦艦オルトロス内では、


「そう動いて来たか・・・我艦とヘンリー1隻、進軍した艦隊に当たる!全武装ロック解除!射程に入り次第砲撃開始!順次GFも出せ!」


「了解!全ロック解除!砲火を中央の艦へと集中!っ撃て~!」


 ドン、ドンと次々と砲が火を噴く


「GF部隊順次発進してください!」


 カタパルトよりGFアークデーモンが次々と射出される。


・・・・・・・・・・・・・・・


 戦艦アビス、ブリッジ内


「!回避!!」


 砲撃を回避して


「被害状況しらせい!」


「ハッ!被害有りません!全弾回避に成功!」


 もう1人の通信兵が


「いえ、ヘケト2番艦被弾!航行に支障をきたしています。」


「くっ!こちらも砲撃開始!GF全機発進だ!」


 戦艦ヘケトからGFフェアリー8機が出撃して、戦艦アビスからはGFナイト3機、ファランクス2機が出撃した。


 すると敵艦隊は戦艦ヘアリーを盾にするように前面に出し、その艦からはGFオーガ3機、GFデーモン2機が出撃した。


 互いに接近してGFどうしが戦闘に入ると、数の上では上回っていたルイン軍であったが、後方から来たGFアークデーモンが戦闘に加わると、一変する・・・性能差で押され始めるルイン軍・・・


 中央の戦場では、帝国軍とルイン中央軍がぶつかり、帝国軍有利で進んでいたが、ルイン南軍が帝国軍側面より攻撃を掛けるとルイン軍が優勢となる。


・・・・・・・・・・・・・・・


 戦艦シーサー、ブリッジ内


「閣下、このままいけば我軍の勝利となりましょう。」


 ケニス少将は冷静に


「ナリアからの帝国軍はどうなっている。」


「先日の夜出港を確認したと連絡が来たのみで、それから連絡はありません。」


「偵察に迎撃機3小隊を出せ!」


「心配しすぎでは?」


 すると索敵兵が


「海上より魔力反応!大型艦1、護衛と思われる艦2!ナリアからの帝国軍だと思われます。」

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