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ユグドラシル~戦いの果てに  作者: あおい聖
世界
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世界01

 北西連邦・・・先の降下作戦により降下ポットはガーディアンエンジェルの協力もあり阻止することは出来たが、2隻の戦艦がスターナリア地方に降下して、帝国と隣接していたこともあり、帝国軍の大部隊の襲撃によりスターナリア地方の約70%を帝国軍に占領されていた。


 南西連邦・・・降下ポット4機が降下して、更にスターナリア地方を占領した部隊がその勢いのまま押し寄せ40%が帝国の占領下に置かれてしまった。


 中央連邦・・・降下ポット6機が降下するも、事前に察知していた中央連邦軍の部隊により迎撃され、地上の帝国軍との連携が取れなかったために占領されることなく終わる。


 南東連邦・・・降下ポット7機が降下、更に不満を持っていた2つの都市がこれに協力。現在はガンドークにて戦闘が繰り広げている。


 そして北東連邦・・・10機の降下ポットが降下したのに加え、帝国が密かに建造していた基地からも大量のGFが強襲したことにより国土の50%それも食料や工場がある都市であったために帝国軍は北東連邦首都ビースガルドに迫っていた。


 防衛に当たるのはラミレス・クーパー中佐、帝国との戦いでその名を轟かし≪荒獅子≫の異名を持つエース操者であった。彼が操るGFファングレオはビーストタイプのGFであり地上戦では無類の強さを誇っていた。


「パラディン、ジェネラル部隊は正面で敵GFを押えろ!ファングウルフ隊は右側面より攻撃!ファングタイガー隊は左後方より突撃しろ!」


『『『『ハッ!』』』』


 ラミレスの指示で各部隊が展開して敵GF部隊を包囲殲滅していると


『中佐!GFミノタウロス部隊ウルフ隊の後方に出現!』


「了解した!ウルフ隊!タイガー隊1小隊づつ我に続け!迎撃する!」


『『ハッ!』』


 このようにしてラミレスの指揮の下、帝国軍の半分以下の戦力で首都防衛に当たっていた。


 その日の襲撃が終わって基地でGFの整備に尾をレている中ラミレスは


「物資が心もとなくなってきているな・・・それにビルドの方にも帝国軍が現れたか・・・ビルドはディアーネの部隊が援軍に行くだろうから安心だろうが・・・中央連邦にでも援軍を要請しようか・・・」


 するとタイガー隊の隊長が立ち上がり


「中佐!自分は反対であります!」


「援軍がか?」


「ハイ!自分達だけで防衛可能であります。」


「確かに防衛するだけであればそれも可能であろう。しかし我らは奪われた都市を奪還せねばならんのだぞ。」


 その言葉に隊長は悔しそうな顔をして座った。


「・・・意見が無ければ・・・」


 とラミレスが言葉を発している最中に「バンッ!」と勢いよくドアが開かれた・・・

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