魔物・・・人類の敵03
上空より砲撃が降りそそぐ
「何だ！どこから砲撃が！」
『隊長！上空に中央連邦の艦が！』
「何！なぜこんなとこに？・・・降下阻止に向かった部隊か！」
『こちら中央連邦第7部独立隊所属ブルーノア、援護します。早く撤退を！』
モニターに映し出されたユウの言葉に司令官は
「援護は感謝する！だが撤退は出来ん！」
『なぜですか。』
「ガードナ基地の戦力はここにあるのが全てだからだ！我々が退いては民間人の避難が間に合わん！」
『しかし・・・』
別の人物がモニターに映し出され
『こちらガーディアンエンジェル、これより戦闘に介入します。』
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その少年の声と共に高高度から飛来する熱源をブルーノアは感知した。
「うそ早い！それにこの反応はGF？大気圏を突破できる性能があるというの！」
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時間を少し遡る宇宙でベガからの連絡を受けたシェルドはGFケルヴィムに乗り
「さてと・・・スペック上は可能なんだ・・・Eフィールドを前面へ集中・・・いっけぇぇぇ！！」
計器が警告音を鳴らすが次第に正常に戻り、
「よし！」
パネルを操作して通信を繋げる
「こちらガーディアンエンジェル、これより戦闘に介入します。」
通信を切り
「あれがオーガか・・・システムオールグリーン・・・照準・・・1・・・3・・・6。これで！」
高速でオーガの群れに飛来し、全ての武器が展開される・・・その全ての武器から閃光が走る
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GFジェネラルの操縦席で
「なっなんて火力だ！」
するとGFケルヴィムはオーガの群れに突っ込みオーガを切り裂くと、また上空へ上がり全ての武器から閃光が走る
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ブルーノアブリッジ内
「・・・エンジェルタイプ・・・5世代目？いや6世代・・・」
クリスがブツブツと呟いていると
「高高度より大型の魔力反応・・・戦艦クラスです！」
スターブレイカーが大気圏を突破してきて
「上空の戦艦よりGF1・・・3機発進しました！」
先ほどからレイカがレーダーを見ながら情報を上げていた。
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GFワルキューレ内でマリーダが計器をチェックしていると
『訓練通りにやれば問題ない。危なければシェルド君や私が援護します。』
シーダがそう言うとソニアが
『あたし等だってちゃんと訓練してんだ！援護なんていらないよ！』
はぁとため息を漏らしマリーダは
「久しぶりの地上なんだから！ソニア油断しない！」
『ちぇ分かったよ姉さん！そんじゃま行きますか！GFワルキューレソニア機お先に！』
『では私もシーダ機行きます。』
「私も行かないと・・・GFワルキューレマリーダ機行きます。」
