地上
ブルーノアはフレイム機とエレノア機を回収後大気圏へと突入した・・・
大気圏を突破して景気が回復したとこで
「大気圏突破しました。飛行魔法システム展開。」
スピカが淡々と艦の維持をしていると
「ここはどこらへんだろう?」
ルークのその言葉に
「ちょっとお待ちになってください。」
サリアがパネルを操作して
「・・・え~と、あっ分かりました。ここは北西連邦のガードナ地区ですわ。」
「スメラギ重工本社があるドラグーナまでは・・・14日というところか・・・」
ユウのその言葉にスピカが
「戦闘になった場合かなり危険ですね。」
その言葉にルークが
「ん?どういうことだ?」
「戦闘が出来るGFの問題だね。フレイム機とエレノア機は大気圏の熱でオーバーホールが必要だし、レイカ機は地上用に整備しなきゃならない。」
クリスのその言葉にサリアが
「ユウの機体は?」
「ユウ機はビットシステム使用による負荷でスラスターに異常が検出されてる。地上戦ならそれなりに戦えるだろうが、良い的だよ。」
皆の表情が沈みかけた時
『・・・ジ~・・・ジ~・・・』
モニターにルオン少佐が映し出され、
『おっやっと繋がったか。』
「少佐!」
皆が敬礼をすると
『よい、楽にしてくれ。無事でなによりだ。』
「少佐もご無事で。」
『フレイム隊の艦はこちらと合流済みだ。』
「本当ですか少佐!・・・よかった~」
エレノアは本当に嬉しそうに胸をなでおろした。
それからルオン少佐に状況を確認すると
ユウ達が戦った艦隊の他に同じ規模の艦隊があり、そちらをルオン少佐の艦隊が相手にしたということ。
その際に降下ポットを南東大陸に7機、中央に6機、南西大陸に4機降下を許してしまったと伝えられた。
事前に地上軍に連絡を入れていて、それぞれの連邦軍が対応しているとのことで、中央連邦軍は迎撃に成功したことが伝えられた。
「叔父さ・・・ルオン少佐」
『何だねルーク艦長。』
「我々は現在ガードナ地区に居り、補給が必要なのですが、北西連邦に補給要請は出来ませんか?」
『うむ、補給要請は構わないが、そちらに積んでいるGFは特機やカスタム機ばかりであろう?そう言ったGFの補給が出来るとは限らんぞ?』
するとスピカが
「天魔領のガーディアンエンジェルに補給の依頼は出来ますか?」
『ん?民間傭兵組織のガーディアンエンジェルか?』
「はい。この艦やGFバルキリー、GFパワーはかの組織に起動テストを依頼していたはずです。そこでなら修理や補給も出来るのではないかと思うのですが。」
『・・・だが天魔領は中立領だぞ。』




